勉強に集中できない理由を考える
勉強に集中できないのは、何か理由があるはずです。まずは勉強に集中できない理由を考えてみましょう。勉強に集中できる環境が整っていない
勉強机の周りにマンガやスマホ、ゲームなどの誘惑が多いと勉強に集中できません。また兄弟が多く、いつも家が騒がしいなどでも集中できないことがあります。 誘惑があるものはできる限り視界から排除し、騒音対策をしましょう。お腹がいっぱい
お腹がいっぱいの状態では、お腹にいっぱいある食べ物を消化するため内臓が活発に。活発に動く内臓のために大量の血液が内臓に流れるため、脳内の血流が悪くなり眠気が起こり勉強に集中できません。 食べ過ぎると体が重くなり、動くのが面倒になることも。後で勉強しよう、少し休んでから勉強しようと後回しにしていると、何もしないまま1日が終わってしまいます。 勉強する前にお腹いっぱいまで食べるのは避けて、腹八分にとどめるようにしましょう。勉強時間を決めていない
何時から勉強する、何時まで勉強すると決めていない場合、メリハリがつかずいつまでたっても勉強をはじめないことがあります。勉強をはじめる時間を決めていないと集中力のスイッチも入りません。 何時から勉強する、何時まで勉強すると決めてその時間になったら必ず机に向かって勉強するようにしましょう。生活習慣が乱れている
生活習慣が乱れている場合は、勉強に集中できないことがあります。 例えば睡眠時間が短い、ごはんを食べない、運動不足なども集中できない原因に。特に睡眠不足では、思うように集中できません。 早寝早起きを心がけ、3食きちんと食べて生活習慣を整えましょう。適度に運動することも忘れないようにしましょう。精神不安定
精神的に不安定な場合は、なんとなく気が散ったり何をしていいかわからなかったり何かと集中できません。 例えば受験生の場合、勉強しないといけないと焦るほど、勉強に集中できなくなることがあります。 目標を明確に設定し、勉強計画を立てることでやるべきことも明確になります。また心配事は、周りの大人や友達に相談しましょう。 勉強に集中できない理由を考えたら、次は勉強に集中するためにできる効果的な方法を紹介します。勉強に集中できないときに効果的な14の方法
ここからは具体的に勉強に集中するにはどうすればいいのか、効果的な方法を14つ紹介します。 どうしても勉強に集中できないという場合は、これから紹介する方法を試してみてください。勉強を習慣にする
勉強が習慣になっていないと、勉強しても勉強に集中できません。 勉強の習慣がない場合は、最初は毎日少しずつでいいので勉強する時間を作りましょう。 例えば、「20時になったら必ず机に向かい漢字を5個覚える。」など、必ず毎日できるようなことをすることを目標に続けていきます。 机に向かわないと気持ち悪いというくらいまで持っていければ、成功です。少しずつ勉強時間を伸ばしていきましょう。集中するためのルーティンを作る
例えば、ラグビーの五郎丸選手はキックする際に集中するためのルーティンを行っていたことは有名です。 それと同じように集中して勉強に取り組むために、勉強をはじめる前に集中力のスイッチが入るルーティンを決めるのもおすすめです。 ルーティンは、最初に「集中するぞ」とやる気の出るような声を出す、または、やる気の出るイメージを思い浮かべる、毎回決まった動作をするなどです。 ルーティンを行うことで集中力のスイッチが入り、集中できるようになります。集中力の高まるルーティンを決めておけば、テストなど集中力が必要な場面でも効果的です。その日の勉強プランを立てる
その日の勉強でやるべきことを決めます。人間が集中できる時間には限りがあるため、 時間を小間切れにして、小分けに目標設定しましょう。 しかし毎日勉強のプランを立てるのは時間も手間もかかります。最初に年間の勉強プランを立てて、それに合わせて月、週、日と計画を細分化していきましょう。 今日は数学をする、英語をするなどの漠然とした目標を立てると、集中力が切れてダラダラしてしまうことも。 集中して勉強するためには、数学を〇ページする、30分勉強するなど細かく目標設定することがポイントです。 日単位の計画しか立てていないと、その日の計画を守れないと焦ってしまいやる気を失うことがあります。 しかし、週単位、月単位で計画を立てているとその範囲内で修正も可能です。 また最初に年単位で計画を立てていると、勉強のゴールが見えやすいため集中力も続きやすくなります。机の周りに余計なものを置かない
机の周りには余計なものを置かないようにしましょう。マンガやゲームは集中力の妨げになります。 勉強をするために机に向かっても、周りにマンガやゲームがあると、ちょっとだけマンガを読んでから、ゲームをしてからとなかなか勉強のスタートが切れません。 誘惑にあるようなものはなるべく視界に入らないように箱に入れる、布をかけるなどして徹底的に隠すことがポイントです。 机の周りが散らかっていても同様に集中できません。勉強しないといけないのに、急に掃除したくなることもよくありますよね。 机の周りには余計なものは置かないで、勉強だけに集中できるような環境を作りましょう。スマホの電源を切る
勉強の途中でついSNSが気になり、スマホを触ってしまうこともよくありますよね。勉強を始めるときはスマホの電源は切りましょう。 どうしてもスマホの電源が切れない場合は、簡単に手の届かない位置に置く、または誰かに預けるなど簡単にスマホを見られないように工夫しましょう。 しかし、最近ではスマホで勉強動画を見たり、オンライン授業を受けたり、タイマーをセットしたりと勉強をするときにスマホを使うことも多いものです。 その場合はスマホを機内モードにするのもおすすめ。スマホがオフラインになるので余計な着信や通知が来ないので勉強に集中できます。 ただし動画視聴はできなくなるので、動画視聴が必要ない時間に機内モードを設定しましょう。おやつを食べる
お腹がすいて勉強に集中できなくなることがあります。 その場合は、おやつを食べて気分転換しましょう。しかし食べ過ぎは禁物。食べ過ぎて満腹になると、眠くなってしまい集中力が途切れます。 休憩時間に食べるおやつはチョコレートがおすすめ。チョコレートには気持ちを安定させ、集中力を高める効果も期待できます。甘いものは脳のエネルギーとなるため、疲れも回復しますよ。音楽を流す
雑音をシャットアウトするためにイヤホンで音楽を聴くと集中力が上がります。自分が集中しやすい音楽や好きな音楽を選びましょう。 ただし、大好きなアーティストの音楽を流してしまうと、曲を聴いているうちにアーティストを思い浮かべてしまい勉強に集中できなくなることがあります。 また歌詞がある音楽は、英語や国語で読んでいる内容と歌詞がぶつかってしまい、じっくり考えられないことがあります。耳栓をする
周りの雑音が気になる場合は、耳栓もおすすめ。兄弟が多く自宅が騒がしくて集中できない場合、周りに協力を求めることもできますが自分で対策することも必要です。 イヤホンをつけて音楽を流すのもいいのですが、音が少しでもあると集中できない人もいます。周囲の雑音をシャットアウトするためには、耳栓をするのもいいでしょう。 耳栓の種類は豊富にあるので、自分の耳に合ったお気に入りの耳栓を見つけるのもいいですね。勉強する場所を変える
勉強中にどうしても集中力が切れた場合は、勉強の場所を変えることもおすすめです。 リビングから自室へ移動するだけでも効果があります。しかし疲れたからといってリラックスしすぎは禁物。ベッドの上で勉強する、パジャマのままで勉強をするなどリラックスしすぎると休憩時間が増え、そのまま勉強のやる気がなくなってしまうことがあります。 家の外へ出る場合は図書館がおすすめ。勉強している人も多く静かなので集中しやすいでしょう。 塾に行っている場合は、塾の自習室も効果的。静かなだけでなく、周りも集中して勉強しているので、集中力もやる気もアップします。勉強する教科を変える
勉強に飽きてしまったら勉強の教科を変えることもポイント。とくに苦手教科を続けていると、疲れて勉強をやめたくなります。 勉強する教科を変えると、脳もリフレッシュされます。苦手教科で疲れたら得意な教科の勉強をして、モチベーションを上げると再び勉強に集中できるようになります。適度に休憩して体を動かす
集中して勉強を続けるためには適度に休憩をはさみましょう。人間が集中できる時間は、長くても40~50分程度です。 集中力が切れる前に休憩し、集中力を回復させる方が効率よく勉強できます。 休憩時間には、軽く体を動かし固まった体をほぐしましょう。 目が疲れたら目の周りを指でマッサージするのもおすすめです。 運動不足になると体の血行も悪くなり、集中力が落ちてしまいます。 公園の散歩や自宅周辺をウォーキングするのもいい気分転換に。体を動かし、景色を眺めることで気分もリフレッシュしますよ。 休憩する場合はタイマーをセットしましょう。休憩するとそのままダラダラと休憩を続けてしまい、その日の勉強が終わることがあります。 タイマーをセットして休憩時間を守りメリハリをつけましょう。睡眠をしっかりとり眠くなったら仮眠をとる
眠くなると誰でも集中力は続きません。 寝不足は脳の活動に悪影響を与えます。寝不足の状態で勉強を続けても、頭がぼーっとしてしまい勉強が全く頭に入らない状態に。眠くなったら、15~30分程度の仮眠を取ると頭がスッキリします。 仮眠が長すぎると完全に寝入ってしまい、その日の勉強が終わってしまうことになりかねません。仮眠を取るのは15~30分程度と決めて、アラームをかけるか親に頼んで起こしてもらいましょう。 頭がスッキリすると、また勉強に集中できるようになります。睡眠不足の場合は生活習慣を見直し、よく寝られるようなリズムを作りましょう。不安なことや心配事を書き出す
不安や悩み事が頭から離れないで集中できない場合は、紙に書き出してみましょう。 不安や悩み事で頭がいっぱいになると記憶領域が狭くなり、勉強などの集中力が低下すると言われています。 脳が不安でパンク状態になることを防ぐために、不安なことを紙に書き出してアウトプットし頭をスッキリさせることで集中力が増します。 また不安なことだけでなく、勉強が終わったらしたい事などを紙に書き出すのもおすすめ。勉強が終わったら、やりたい事ができると思うとモチベーションも上がります。勉強に集中できないことは誰にでもある!効果的な方法を知り乗り切ろう
勉強に集中できないことは誰にでもあります。 自分だけが集中できないと悩むことはやめましょう。勉強に集中できないと感じたら、この記事にある方法を試して集中力を上げましょう。 集中力を上げる方法は人それぞれです。自分に合った方法を見つけて、集中して勉強に取り組みましょう。関連記事
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