塾講師バイトのシフトの種類
塾講師のシフトには、自分の都合の良いときにバイトに入れる「自由シフト制」とシフトが固定されている「固定シフト制」があります。 両者の違いを次にまとめてみました。自由シフト制
自由な時間と曜日の中から、自分の都合に合わせてバイトに入る事が出来るタイプのシフト制です。 希望通りのシフトに入れるとは限りませんが、比較的自由にバイトの日を選べるため、学業と両立したい場合や自分の都合のいいときにバイトをしたい場合におすすめです。 塾講師のバイトといえば曜日が決まっている固定シフト制がほとんどな事が現状ですが、最近ではシフトを自由に選べる塾も少しずつ増えてきています。固定シフト制
毎週何曜日の何時からと時間や曜日が固定されているのが固定シフト制。 固定シフト制の場合、一度シフトが決まると大体半年から1年程度は同じシフトが続くことが特徴的です。 次の年も同じ生徒を担当する場合は1年以上同じシフトになることもあります。 多くの塾では固定シフト制を採用しており、担当するクラスに合わせてシフトを決める事がほとんど。 特定の生徒やクラスを担当するため生徒の特性がわかりやすい、信頼関係が築きやすいなどのメリットがあります。 また、毎週シフトが固定されているため、予定が立てやすいことも利点ですが、反面突発的な休みを取りずらいデメリットもあります。他のバイトと違う、塾講師のシフトの特徴
塾講師のシフトは、他のバイトとは異なる特徴があります。 塾講師ならではの特徴を理解しておくと、シフトを決める際にもスムーズなので確認しておきましょう。時間単位ではなく1コマ単位のシフトが多い
塾講師のバイトは、1時間単位ではなく1コマあたりでシフトを組まれることが多くなります。 例えば、「週3回5コマ」などです。 1コマの長さは塾によって異なり、1コマ50分、80分、120分などさまざま。 そのため、2時間だけバイトに入りたいと思っても、ぴったり2時間は入れることは難しいでしょう。 1コマあたりの時間を確認し、シフトを調整する必要があります。週1回1コマからでも問題なし
塾講師は「週1回1コマ」からでもシフトを入れられます。 週1回からシフトを入れられるので、少ない時間でも効率よくバイトに入ることも可能です。 週1回1コマのシフトは固定シフトであれば、スケジュール調整もしやすくなります。 掛け持ちOKの塾であれば、掛け持ちでバイトも問題ありません。 塾講師のシフトが固定されていれば、他のバイトとのスケジュール調整も簡単です。 ただし、他の塾との掛け持ちは禁止している塾が多いので、掛け持ちする際は別業種のバイトを検討するようにしましょう。実際の塾講師のバイトのシフトはこうなる!具体例を紹介
それでは具体的に塾講師のバイトのシフトを見てみましょう。 多くの学習塾では、学校や部活が終わった後の時間の15時~22時ごろに授業が行われます。 生徒が通塾する時間に合わせて塾講師のバイトのシフトも決まります。15時頃から始まる授業は小学生の授業が多く、遅い時間になるほど中学生や高校生の授業になります。 この時間の中でも大学生の塾講師がシフトに入りやすいのは、18時~22時ごろです。1日の勤務時間は3~4時間程度のことが多いでしょう。 それでは具体的に塾講師としてバイトをする場合のシフトを見てみましょう。 例)Aさんの場合 (月)休み (火)19時~22時(80分:2コマ) (水)休み (木)休み (金)19時~22時(80分:2コマ) (土)14時~18時30分(80分:3コマ) (日)休み 例)Bさんの場合 (月) 18時~20時(90分:1コマ) (火)休み (水)休み (木)休み (金)休み (土)休み (日)休み これは実際にあったある1週間の塾講師のバイトのシフト表です。 Aさんは週3日7コマのシフト、Bさんは週1回1コマのシフトに入っています。 固定シフト制の場合は、このシフトが少なくとも半年以上続くと考えたほうが良いでしょう。塾講師のバイトのシフトの疑問を解決!こんなときどうする?
塾講師のバイトのシフトは、他のバイトとは異なる点も多いため疑問に思うこともよくあると思います。 ここでは、よくある疑問をまとめてみましたので参考にしてください。週1回のシフトでも本当に大丈夫?
週1回のシフトでも問題ありません。 実際に週1回1コマからOKな求人を出している塾がたくさんあります。 塾のカリキュラムは、1週間単位で決まっていることが多いため週1回授業をすれば問題なく生徒を担当することができます。 とはいえ、求人を出した頃と塾の事情が変わってしまっているパターンもゼロではないため、週1回のシフトを希望する場合は応募時に確認しておくと◎です。土日休み、土日勤務は選べる?
まず土日勤務に関してですが、勤務希望日が塾の定休日でなければ選べます。 ただし土日休みに関しては、学校がお休みの土日を稼ぎ時としている塾が多いため「土日もシフトに入ってほしい」と頼まれるかもしれません。 一度固定シフトを組むとその後中々変更が難しいのが塾講師バイト、土日の勤務について気になる場合はしっかりと塾と確認を取るようにしましょう。長期間休める?
塾講師は、長期間休むことも可能です。とくに個別指導塾の場合は生徒と相談により授業を振り返るなどして休みが取れます。 かといって頻繁に授業の曜日や時間を変更すると、生徒の信頼を失いかねないので注意しましょう。 お盆や年末年始、ゴールデンウイークなどは塾も長期休暇に入ります。長期休暇の間、授業がないため塾講師も休みになります。長期休暇期間は講習がある?
夏休み、冬休み、春休みなどは季節講習があるため、いつもよりも授業時間が多くなることがあります。 また朝から夕方まで一日中授業があることも珍しくありません。 生徒数もいつもより増えることが多いので、塾はとくに忙しい時期。シフトにたくさん入るようにお願いされることもあります。シフトを変わってもらえる?
塾講師のシフトは固定制のことが多いので基本的に変更できません。しかし、他の講師にシフトを変わってもらうことは可能です。 また代わりの講師が見つからない場合でも個別指導塾の場合は、生徒と相談の上で曜日や時間を変更した振替授業も可能です。シフトは変更できる?
塾講師のバイトのシフトは簡単に変更できません。 固定制のシフトを変更する場合、年度の授業が変更するタイミングになることが多いです。 しかしどうしても都合が悪くなってしまった場合は、相談すればシフトが変更できることもあります。 都合が悪くなった場合は、早めに塾に相談しましょう。シフトに入れてもらえない!シフトを増やす方法は?
塾講師のシフトは、ほとんどが固定制のためもっと稼ぎたいと思っても思うように増やせません。 もっとシフトを増やしたい人のためにここでは、塾講師のシフトの増やし方を紹介します。すぐにシフトを増やすことは難しい!最初は慣れることを目標に
塾はバイトを始めるときに希望したシフトに基づき、他の講師の状況を加味しながらシフトを決めているため、すぐにシフトを増やすことは難しいかもしれません。 特にバイトを始めてすぐは様子見を兼ねているところもあるため、最初は決められたシフトをしっかりとこなし、仕事に慣れることを目標にしましょう。講習期間はシフトを増やせる場合が多い
春期講習や夏期講習、冬期講習などの季節講習は、通常授業とは異なり朝から授業が始まることが多くなります。 講習期間だけ生徒が増えることもあり、塾講師のバイトは忙しくなる時期です。 大学も休みになるためバイトのシフトにも入りやすくなります。シフトを増やしたいと思ったら、講習期間にしっかりシフトを入れてもらえるように希望しましょう。実績を積むとシフトは増える可能性が高い
塾講師として実績を積むと、シフトを増やせる可能性が高くなります。指導方法を工夫したり、生徒の質問に親身になって答えたりなど、生徒からの信頼を得られるように努力しましょう。 塾講師は実績を積むと昇給する可能性もあります。時給が上がれば、これまでと同じようにバイトに入っても稼げるようになることもメリットです。たくさんの教科を教えられるようになること
多くの教科を教えられる塾講師は重宝されます。たくさんの教科を教えられれば、多くの授業が担当できるようになりそれだけシフトが増やせることも多くなります。 とくに算数、数学や理科などの理系科目は重宝されることが多い教科。 また教科数は少なくても教えられる学年が多ければシフトが増やせます。 例えば小学生と高校生では、授業がある時間が異なります。 高校生の授業の方が遅い時間になることが多いため、教えられる学年が多い方がシフトを増やせる可能性があります。 シフトを増やしたい場合は、少しでも多くの教科を教えられるようになりましょう。他の講師の代わりにバイトに入れるようにしておく
バイトのシフトを増やしたい場合は、他の講師の代わりにバイトに入れるようにしておくのもいいでしょう。講師が休む場合は代わりの講師が必要です。その代わりの講師としてバイトに入ればシフトを増やせます。 ただし、いつ代わりの仕事があるのかわからないのでスケジュールの調整がしにくくなる点は注意が必要。また塾によっては代わりの講師は正職員が勤めている場合もあります。応募時に確認しましょう。塾講師のバイトのシフトは固定制が多い!スケジュールを確認しながらシフトを組もう
塾講師のバイトのシフトは自由シフト制、固定シフト制がありますが、多くの塾では曜日と時間が決まっている固定シフト制です。 一度シフトが決まると、少なくとも半年程度は固定シフトになるのでスケジュールをよく確認して希望シフトを提出しましょう。 固定シフト制は、曜日と時間が固定されているため急用でも休めないこともありますが、スケジュール調整がしやすく、バイトの給料が安定していることもメリットです。 週1回1コマからOKの塾も多いので、塾講師のバイトを少しずつはじめてみたい場合でも大丈夫です。 生徒の成長を感じられ、生徒と触れ合うことで自分自身の成長にもつながる塾講師のバイト。塾講師ならではのシフトの組み方を理解し、自分に合ったシフトで挑戦してみましょう。採用サイトでは、シフトに関する記載もあるため、応募時には確認してみましょう。レア求人・スカウトメールの通知を受け取れます!
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