塾講師のバイトは掛け持ちできる?
塾講師のバイトは、基本掛け持ち自体は禁止では無いことがほとんどですが、「他の塾」との掛け持ちは禁止されていることが多いです。雇用契約をチェックする
まずは、バイト先の塾の雇用契約を確認しましょう。 雇用契約でバイトの掛け持ちが禁止されている場合、必ず雇用契約にその旨が書かれています。 同じく掛け持ちする予定のバイト先の規則も忘れないようにチェックしましょう。 どちらも掛け持ち可能な場合は、掛け持ちしても問題ありません。 雇用契約の確認が難しい場合は、社員の講師さんや教室長といった人たちに確認すると確実です。 直接確認しずらい場合は求人サイトに記載していることも多いので、そちらを確認してから探りを入れてもいいかもしれません。 「たかがバイトだから」や「バレないようにすればいいだろう」 といった軽い気持ちで掛け持ちを行う事だけは避けるようにしてください。 もし雇用契約でバイトの掛け持ちが禁止されていた場合、解雇、本当にひどい場合訴訟沙汰になる可能性もゼロではありません。他の塾との掛け持ちは禁止の場合が多い
塾講師のバイトの場合、掛け持ちが可能でも他塾や予備校、家庭教師との掛け持ちは禁止という場合が多い事は予め留意しておきましょう。 これは、生徒の個人情報や塾の教材などの情報、指導方法や進路指導のノウハウなどの流出を防ぐためです。 塾にはそれぞれの塾が蓄積したノウハウや実績があります。 塾独自の指導方法などを確立していることも多く、他の塾に流出しては困る内容があるため同じ塾業界内での掛け持ちを禁止していることが多いのです。 また、生徒は同じ地区内でいくつかの塾を併用したり体験入塾したりします。 他の塾で講師をしていることが生徒や保護者に知られると、不信感を与えるという理由もあります。他業種のバイトとの掛け持ちはOKな所が多い
同業種は不可でも、他業種であれば塾講師は基本掛け持ち可能。 コンビニや飲食業、イベントなどの単発バイトなどと掛け持ちしている大学生さんが多いようです。 ただしこの場合も、勤務先の塾の近辺では控えるように言われることがあります。 聞いてみると、生徒や保護者に塾講師が他でバイトをしているところを見られると、バイトによっては塾のイメージが下がる可能性があるため、との事でした。 塾講師は生徒や保護者に信頼されることが何より大切です。 少し考えすぎでは…?と感じるかもしれませんが、他のバイトと掛け持ちする場合は出来るだけ生徒や保護者に見られないように配慮ておくことがベターです。バイトを掛け持ちする注意点
まずは、本当にバイトの掛け持ちができるのかをよく考えましょう。 バイトの掛け持ちは思った以上に体力を消耗し、仕事上で覚えることも増え今まで以上に学業との両立が大変になります。 本当に掛け持ちできるかをよく考え、実際に掛け持ちする場合は次の点に注意しましょう。契約内容を確認する
上記でも説明した通りバイト先の雇用契約でバイトの掛け持ちを禁止している場合は掛け持ちできません。 内緒でバイトの掛け持ちをして、掛け持ちが発覚すると解雇される可能性もあります。 しつこいようですが、掛け持ちしたいと思った場合、まずは雇用契約を確認しましょう。 塾講師のバイトはとくに、他の塾との掛け持ちが可能かを確認する必要があります。 塾講師をしていて掛け持ちするために新しいバイトを探す場合は、求人サイトでバイト掛け持ち可などと記載があるバイトを選ぶと二度手間にならず便利です。スケジュールを管理する
掛け持ちでバイトをする場合に重要になるのがスケジュールの管理です。 塾講師のバイトは基本的に、夕方から夜の時間帯で曜日は毎週固定です。 しかし夏期講習や冬期講習などの長期休暇の期間は通常とは異なるシフトになります。 また、土、日で塾のイベントを開催している場合、そのスタッフとしての勤務がある場合もあります。 他のバイトと塾講師のバイトのシフトを間違えないように、シフトが重ならないようにしっかりとスケジュールを管理しましょう。 とくに個別指導の塾の場合は生徒の都合で授業が振替になることもあります。 振替授業にも対応できるように、少し余裕のあるスケジュールを組むようにしましょう。年間所得に注意する
バイトを掛け持ちすると、それに伴い収入も増えます。 年間所得が「年収103万円」を超えた場合は所得税の支払いの義務が生じるため、確定申告が必要になります。 これは、一つのバイト先での所得ではなく、バイト先すべての所得を合算した額なので、自分で年間所得を計算しておく必要があります。 学生バイトには勤労学生控除という所得税の優遇措置があるため、一定の条件を満たせば年間所得130万円以下は所得税がかかりません。 しかし、年間所得103万円を超えると扶養から外れるため親の税金が高くなることも。 確定申告を忘れると所得税のほかに無申告加算税が課されます。 年間所得の管理は忘れないようにしましょう。面接では掛け持ちになることを伝えよう
新しいバイト先に応募した際には、採用されると掛け持ちになることを事前に申告しておきましょう。 掛け持ちの場合シフトの調整が必要になる事態が発生する可能性もあるため、採用前に伝えておいた方がスムーズです。 あらかじめ履歴書に、現在勤務中のバイト先を記入し「就業中」と記入しましょう。 履歴書に記入しておくとほとんどの場合面接の際に面接官から聞かれますが、もし聞かれない場合でも自分から掛け持ちでも問題ないか確認しましょう。塾講師と掛け持ちするおすすめバイト
塾講師と他のバイトを掛け持ちする場合は、どのような職種がいいのでしょうか。 ここでは、塾講師を掛け持ちする場合におすすめのバイトを紹介します。飲食店
塾講師を飲食店のバイトを掛け持ちする場合、例えば平日は塾講師、土日は飲食店というようにシフトを分けることができます。 また飲食店はシフトが比較的自由なことも多いので、例えば講習期間中は夜のシフトに変更してもらう、塾のイベントがある場合は休みをもらうなど柔軟な働き方ができるバイト先の一つ。 ただし飲食店のバイトは、繁忙期や連休などは休みが取りにくいこともあります。 また平日は塾講師のバイト、休日は飲食店のバイトを掛け持ちしていると休む時間や友達を遊ぶ時間がほとんどなくなってしまう可能性があることも留意しておきましょう。単発バイト
イベントなどの単発バイトもおすすめです。 学校の休みなどで急に時間ができても塾講師のバイトはシフトをなかなか増やせません。 急に空いた時間を有効に活用することができるのが単発バイトです。 あらかじめ単発バイトの紹介サイトに登録しておいて、時間が空いたらバイトに入るという方法ならスケジュール管理も難しくありません。 空き時間や体力的に余裕があるとき、急にお金が必要になったときなどに入れるため、自分の都合に合わせてバイトができるのも魅力です。塾講師のバイトは掛け持ちOK!ただし他塾でのバイトはNGの場合が多い
塾講師は、生徒に授業を教えるスキルが必要な仕事のため、やりがいもあり収入も高いバイトです。 しかしシフトが固定されることが多く、シフトをもっと増やしたいと思ってもなかなか増やせないため、バイトの掛け持ちを考える学生もいます。 塾講師のバイトは掛け持ちOKのことが多いのですが、他塾との掛け持ちはNGの場合がほとんどです。バイトを掛け持ちする場合は雇用契約をよく確認しましょう。 バイトの掛け持ちをすることで体力的、時間的につらいことも多くなります。 肝心の塾講師のバイトが続かなくなっては意味がないため、掛け持ちを考える際には本当に掛け持ちできるのかをよく考えましょう。 塾によっては、塾講師としてのスキルを上げることで収入アップも見込める可能性もあります。 塾講師は、生徒に勉強を教えるという他にはない貴重な経験ができるバイトです。 掛け持ちを考える際には、塾講師のバイトを妨げないように検討しましょう。レア求人・スカウトメールの通知を受け取れます!
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