be動詞の使い方とは?初心者にもわかりやすく徹底解説!

「be動詞の使い方がいまいち分からない・・・」 「どうやって使い分けたらいいの?」 このような疑問をそのままにしてはいけません。 be動詞の使い方は英語の基本になるので、きちんと理解していないとその先に勉強する内容も分からなくなってしまいます。 今回は
●be動詞の使い分け ●【発展内容】現在完了形「been」 ●be動詞のある否定文の作り方
について解説します。 この記事を読めば、たくさんあるbe動詞の使い分け方や、現在系や過去形などの時制による使い分けも理解できるようになるでしょう。 ぜひ最後までお読みください。
スカウト申し込みバナー

be動詞の使い分け

be動詞は全部で6種類あり主語によって使い分けられています。 動詞には原形と活用形という分類があり、be動詞はbeが原形でそれ以外の6種類が活用形です。 ここでは、6つの活用形の使い分け方について詳しく解説します。 be動詞の全体像

主語の分類

主語には一人称・二人称・三人称の3つの種類があります。 一人称は日本語で言うと「私」や「僕」、「私たち」にあたります。 日本語の場合、他にも「当方」などさまざまな表現がありますが、日本語は「I」のひとつのみです。 「I」と組み合わせて使うbe動詞は「am」になります。 また、「We」と組み合わせて使うbe動詞は「are」です。 例文:I am a student. (私は学生です。) 例文:I am a student. (私たちはバスケットボール選手です。) 「私たち」の「We」を用いる際は名詞が複数形になる点に注意しましょう。 (×)We are a basketball player. ↑複数形の「We」が主語であるのに名詞が単数形になっていてはだめです。 二人称は「あなた」や「私たち」などを指します。 「あなた」は「You」、「私たち」は「We」です。 二人称の主語と組み合わせて使うbe動詞は「are」です。 例文: You are a teacher. (あなたは先生です。) We are basketball players. (私たちはバスケットボール選手です。) 「私たち」の「We」を用いる際は名詞が複数形になる点に注意しましょう。 (×)We are a basketball player. ↑複数形の「We」が主語であるのに名詞が単数形になっていてはだめです。 三人称には「彼」や「彼女」、「これ」や、「彼ら」「これら」「それら」などがあります。 「彼」は「He」、「彼女」は「She」、「これ」は「this」です。その他にも単数形の名詞も三人称に含まれます。これらの三人称の主語と組み合わせて使うbe動詞は「is」です。 例文: He is very cool. (彼はとてもかっこいい。) She is a beautiful woman. (彼女は美しい女性です。) This is my house.      (これは私の家です。) 「彼ら」「これら」「それら」などの複数形の三人称に使うbe動詞は「are」です。 「彼ら」は「They」、「これら」は「These」、「それら」は「Those」になります。 同じ三人称でも単数形と複数形で「is」と「are」を使い分ける点に注意しましょう。 例文: They are junior high school students. (彼らは中学生です。)

過去形の使い分け方

英語には現在形と過去形の使い分けがあります。 be動詞の過去形は「was」と「were」の2つです。 これまで説明してきた「am」「are」「is」は全て現在形の活用形です。 ここでは、be動詞の過去形、「was」と「were」の使い方を詳しく解説します。 押さえるべきポイントは2点です。 1.「am」と「is」は「was」になる。 現在形の「am」と「is」を過去形にすると「was」に変換されます。 2.「are」は「were」になる。 現在形の「are」を過去形にすると「were」に変換されます。 実際に変換した例文で見比べてみましょう。 例文 以上の例文を見比べると、be動詞だけが書き換わっており他の部分は全くかわっていません。 動詞の活用形をかえるだけで過去のことを表せるのは英文法の大きなポイントです。 1.「am」と「is」は「was」になる。 2.「are」は「were」になる。 この2つのポイントは確実におさえておきましょう。

ここでおさらい!

ここで、5つのbe動詞「am are is was were」についてまとめます。 このようにまとめるとbe動詞の活用の仕方が一目で理解できます。 これで、be動詞の6つの活用形のうち5つの使い方が分かるようになりました。 では、最後の活用形「been」について解説します。
スカウト申し込みバナー

発展!過去分詞形「been」

過去分詞形はbe動詞だけでなく一般動詞にもあり、それぞれの活用の仕方を覚えていく必要があります。 ここでは、be動詞の過去分詞形「been」について詳しく紹介していきます。

過去分詞「been」の分類

be動詞の過去分詞形は「been」1つしかありません。 そのため、全てのbe動詞は過去分詞になるとbeenになります。

過去分詞形「been」の使い方

「been」を使うタイミングは「現在完了形」と呼ばれる時制を表現するときです。 英語には現在形と過去形に加えて現在完了形と呼ばれる時制があります。 意味は「経験したこと」「昔から今までずっと続いていること」を表現するときに用いられます。 現在完了形は「have been」で表現されます。 もちろん、be動詞の過去分詞だけでなく一般動詞の過去分詞を用いても現在完了形の時制を表現できます。 早速例文を見ていきましょう。 例文: I have been healthy for a long time. (私は長い間ずっと健康です。) これは、昔から今にかけてずっと健康という状態が継続しているという意味を表す英文です。 例文: I was healthy. は過去形を用いた英文です。 これは過去の一時点において健康だったという意味であるのに対し、現在完了形を用いると継続的な時間の流れを表現できるのです。 つまり、have beenを用いると継続を表現することができるのです。 もう1つ例文を紹介します。 例文: I have been to Tokyo Disneyland. (私は東京ディズニーランドに行ったことがあります。) これは、東京ディズニーランドに行ったことがあるという経験を強調した表現になります。 「have been to (場所)」で「(場所)に行ったことがある」という表現になります。 よく使われる表現なのでぜひ覚えておきましょう。 現在完了形で覚えておくべき用法として ・継続的用法 ・経験的用法 を紹介しました。 現在完了形は奥深く他にも用法がありますが、ここで紹介した2つの使い方が基本の形になるので、確実に押さえておきましょう。
スカウト申し込みバナー

be動詞のある否定文の作り方

最後にbe動詞の否定文の作り方を紹介します。 現在形・過去形・過去分詞形のそれぞれの作り方について詳しく解説します。 疑問文の作り方に関しましては「be動詞と一般動詞の違いを例文と共に徹底解説!」で紹介しているので、気になる方はご覧ください!

現在形と過去形の否定文の作り方

現在形と過去形の否定文はとても簡単で、be動詞の後にnotを付けるだけで否定文が完成します。 例文 とても簡単ですね。 否定形は短縮もできるので、短縮形も覚えておきましょう。 be動詞の否定形の短縮形 am notに短縮形がないのは「amn’t」としてしまうとmとnが重なってしまい発音しにくくなるからです。 現在形と過去形はnotを後に付けるだけですが、現在完了形は少し異なります。

現在完了形の否定文の作り方

現在完了形は「have been」で表現され、否定の形になると「have not been」になります。 haveの後にnotが付くので現在形、過去形の否定と少し形が異なります。 例文: I have not been healthy for a long time. (私は長い間健康ではありませんでした。) また、「have not been」は「haven’t been」と短縮することも可能です。
スカウト申し込みバナー

まとめ

be動詞の使い方をマスターするためには、一人称・二人称・三人称の組み合わせをマスターすることが一番大切です。 主語との組み合わせを理解できたら、過去形の内容も身につけていきましょう。 発展的な内容として、現在完了形についても紹介しましたが現在系と過去形の内容を理解することが先決です。 この2つがマスターできたら現在完了形の内容にも踏み込んで行くことをおすすめします。 be動詞の使い方は英語の基本になるので、確実にマスターしていきましょう。 スカウト申し込みバナー

おすすめの英語文法参考書

  1. Next Stage 英文法・語法問題

レア求人・スカウトメールの通知を受け取れます!
会員登録はこちら
この記事を書いた人
中野 こうき
元塾講師
プロフィール

個別指導塾での5年間の講師経験を持つ元塾講師です。 生徒の成績の向上させるための指導はもちろん、 勉強の面白さを伝えることにも力を入れてきました。 生徒が楽しく積極的に勉強に取り組めるような、 そんな授業を目指していきましょう!

関連記事

【塾講師必見】学習塾講師検定とは?各級の種類、受験料、試験内容などを解説!

学習塾講師検定という検定試験をご存知でしょうか? 塾講師の中には、学生バイトなどの非正規雇用者…

2022年3月31日

be動詞過去形の使い方を例文とともに徹底解説|練習問題にも挑戦しよう!

「be動詞の過去形の使い方がわからない…」 「応用問題が解けるようになりたい。」 「英語のテスト…

2021年12月27日

塾講師・理系担当の先生向け「小4算数③わり算(筆算)」の指導方法

こちらの連載記事では、小中学生の算数・数学指導における各単元の要点や注意点等について、例題を交え…

2022年6月26日

英語の面白い教え方3選!塾講師・家庭教師がすぐに実践できるコツもご紹介

塾講師や家庭教師の仕事をされている方の中には、「英語の教え方で悩んでいる」「英語をもっと面白く教…

2021年12月24日

英語リスニングの「聞き流し」を効果的な勉強法にする方法4選

「英語を聞き流す」というリスニング学習法が昔からありますが、この学習法の効果は実際どれくらいのも…

2022年3月10日

【塾講師必見】エニアグラム・ 性格タイプ別 指導法⑥~堅実家タイプ~

この連載シリーズでは、性格類型論の1つであるエニアグラムを用い、生徒の性格タイプに応じて、生徒のや…

2022年3月23日
講師登録 求人検索 ログイン
ユーザーログイン

講師の方はこちらから

塾の方はこちらから

×
ユーザーログイン
×

塾のマイページから、チャットでご連絡が可能です。下記より、送信元になる御塾の塾名・教室名を選択してください。

×
ログイン
キャリアUPエージェント非公開求人
現役大学生も登録OK!

貴方のご希望に沿った仕事先の塾を
紹介するサービスです。
まずは、ご希望をお聞かせください。

講師名 (漢字で入力)

姓・名とも必ずご記入ください。
ふりがな (ひらがな)

平仮名でご記入ください。
性別
生年月日
メールアドレス(ログインID)
半角英数字でご記入ください。
フリーメールアドレスはできるだけおやめください。
ログインパスワード
スカウト登録 「スカウト登録」すると、当社が提携している全国の学習塾・家庭教師センターから
スカウト・ヘッドハンティングを受けることができます

郵便番号
住所 (都道府県)
住所 (市区町村)
番地以降
自宅の電話番号/携帯番号 (ご自宅か携帯の番号をご記入ください。) 半角数字でご記入ください。
ブログ、SNS等のURL ブログ、SNS等をお持ちであればご記入ください。
現在のお勤め状況
出身大学名 大学

学部・学科





出身高校 高等学校
中学受験経験の有無
ある場合の出身中学校名 中学校
今後の指導可能年数 年指導、勤務可能
今後、塾講師・家庭教師などの仕事を何年くらいできるかご記入ください。
自宅最寄り駅

[+] 項目の追加
学校・会社最寄り駅

[+] 項目の追加
指導可能沿線

[+] 項目の追加
指導可能地域(都道府県)

[+] 項目の追加
指導可能地域(市区町村)

[+] 項目の追加
利用可能な交通手段 利用できるものにチェックを入れて下さい。
希望する働き方
受験指導の可否
中学受験指導
高校受験指導
大学受験指導
医歯学受験指導
アピールポイント

指導実績
採用やスカウトを受けやすくするために、ご自身の強みが伝わるように、
より具体的に、より多く記入することをおすすめします。

条件によっては、 教育業での企画スタッフとして働くことに興味がある方は、チェックを入れてください。




希望連絡日時
メールの通知設定

塾講師キャリアからのおすすめ塾の案内や、お知らせの通知設定ができます。
※【当項目でOFFにしても通知されるメール内容】求人応募や、就職に関わる重要なご連絡、塾さまからの連絡、塾講師キャリアからの重要なお知らせなどの通知は必ずメールでお知らせしています。重要なお知らせはOFFにすることは出来ません。

スカウトを受けるにあたり、ブロックしたい企業 働いていた会社など、求職活動をしていることを知られたくない会社がある場合は、ここで「ブロック」することができます。企業名もしくは塾名を正式名称で記載してください。例:【×】早アカ 【〇】早稲田アカデミー

[+] 項目の追加
キャリアUPエージェント非公開求人
申し込み完了

スタッフよりご連絡いたしますので、今しばらくお待ちください。

ダイレクトスカウトご登録
申し込み完了

貴方のプロフィールに興味を持った塾から連絡が入りましたらメールでご連絡が届きます。
届きましたら当サイトにログインをして、ご連絡をお願いいたします。