be動詞と一般動詞の違いを例文と共に徹底解説!

be動詞 一般動詞 違い 「be動詞と一般動詞って何が違うの?」 「動詞の使い分け方がよく分からない・・・」 このような疑問を抱いてはいませんか? 英語は日本語には無いルールがたくさんあるため、つまずきやすいポイントがたくさんあります。 とはいえ、例文と一緒に1つずつ理解していけば難しいルールではありません。 今回は
● be動詞と一般動詞の違い ● 疑問文の作り方
などについて詳しく解説します。 この記事を理解した後に「be動詞の使い方を初心者にも分かりやすく徹底解説!」の記事も読むことで、中学生で習う基礎文法をおさらいできます。 ぜひ最後までお読みください。
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be動詞とは?

be動詞で絶対に覚えておくべきなのは、 「is」「am」「are」「was」「were」「been」の6種類です。 意味は基本的にどれも同じですが、主語の種類や現在のことなのか過去のことなのかによって、6つのうちどれを使うのかが変わります。 このような文法のルールは日本語には無いため、わかりにくいのも無理はありません。 ここでは、全てのbe動詞に共通する意味について詳しく解説します。 根っこになる意味が分かれば、be動詞が使われた英文を読んで理解できるようになるでしょう。

名詞とセットで「=」の意味で使う

be動詞の意味は「=」です。 「は」や「が」と日本語に訳されることが多いのはそのためです。 I am a student. この英文について考えてみましょう。 「I」は「私」、「student」は「学生」という意味を表す名詞です。 be動詞は「am」でイコールの意味になるので「I=student」を表します。 「私」と「学生」がイコールで結ばれていることから、日本語に訳すと「私は学生です。」となるのです。 This is a pen. この英文はどうでしょうか? 「This」は「これ」、「pen」は「ペン」を表す名詞です。 先ほど同じように考えると、be動詞の「is」はイコールを意味するので「This=pen」となります。 つまり、日本語に訳すと「これはペンです。」となります。 ちなみに、「student」や「pen」の前に置かれている「a」は冠詞と呼ばれ単数形名詞の頭に置かなくてはなりません。 このルールも日本語にはないため、慣れるまでたくさん練習しましょう。

形容詞とセットで状態を表す

形容詞とはものの状態を表す品詞です。 例えば、「happy」は「幸せ」、「cold」は「寒い」というように人の気持ちや物の状態を表す言葉になります。 This meal is delicious. この英文について考えていきましょう。 「This meal」は「この食事」、「delicious」は「美味しい」という意味を表す言葉です。 ここで思い出して欲しいのはbe動詞にはイコールの意味があるということ。 つまり、「This meal = delicious」という式が成り立ちます。 この文では「この料理は美味しい。」という意味になるのです。 「This is a pen.」の場合は「This」も「pen」も名詞であるため「名詞=名詞」の図式でした。 一方、「This meal is delicious.」の場合は「this meal」は名詞「delicious」は形容詞になり「名詞=形容詞」の図式が成り立ちます。 be動詞の基本的な使い方は「名詞=名詞」「名詞=形容詞」のどちらかしかありません。 このことをさえ覚えておけば、be動詞のある英文をかんたんに理解できます。

be動詞+前置詞+名詞で場所を指し示す

前置詞とは「in」「at」「of」「with」などの名詞の前に置く品詞で、時間や場所を表すときに使われます。 例えば、in the afternoon で「午後に」at that timeで「その時に」という意味になります。 be動詞+前置詞+名詞の形は場所や時間を表すときに使われます。 I am at the station. という英文を考えてみましょう。 主語となる名詞は「I」で状態を表す前置詞+名詞は「at the station.」になります。 つまり「I = at the station」という式が成り立ちます。 これは私が駅にいることを表し、「私は駅にいます。」と日本語訳できるのです。 ここで、もし場所を表す前置詞の「at」を外したらどうなるでしょうか? I am the station. となり、「I = the station」つまり、「私」と「駅」が直接イコールでつながってしまうのです。 「私は駅です。」というちぐはぐな文になってしまい、意味がおかしなことになってしまいます。 「at」という前置詞1つで意味が大きく変わってしまうことを覚えておきましょう。
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一般動詞とは?

一般動詞とは、かんたんにいうとbe動詞以外の動詞全てです。 つまり、ほとんどの動詞は一般動詞になるので、ものすごい数の一般動詞が存在します。 ここでは、動作を表す一般動詞と状態を表す一般動詞の2つに分けて解説します。

動作を表す一般動詞

動作を表す一般動詞には「study」「play」「go」などがあります。 実際に人が行動を起こすときに用いられる動詞になります。 I study English very hard. という英文を考えてみましょう。 「study」は「勉強する」という意味の動詞でその直後に「English」があります。 つまり、この文は「私は英語を勉強します。」というのがこの文の最も重要な部分です。 次に考えなくてはいけないのは、「very hard」の部分です。 これは「一生懸命に」を意味し、あってもなくても文の意味に大きな影響を与えません。 文の中で最も重要な部分と意味に影響を与えない部分を見分けられるようになりましょう。
・意味を決定する部分=I study English ・強調する部分=very hard

状態を表す一般動詞

状態を表す一般動詞は「like」や「know」などがあります。 I like English very much. という文を考えてみましょう。 「like」は「好き」を表す一般動詞です。 つまり、私が英語を好きであるという状態を表しています。 日本語訳すると「私は英語がとても好きです。」になります。 「very much」の部分は強調しているだけで文の意味に影響を与えません。
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疑問文の作り方は?

疑問文の作り方はbe動詞と一般動詞で異なります。 基本的に肯定文を組み立てて、語順を正しく並び替えるだけで疑問文は完成します。 be動詞と一般動詞、それぞれの疑問文の作り方を見ていきましょう。

be動詞の疑問文の作り方

①be動詞と主語の位置を入れかえる ②文末に?をつける
この2ステップで完成です。実際に疑問文を組み立ててみましょう。 This meal is delicious. という英文を考えます。 主語は「this meal」be動詞は「is」です。つまり、this mealとisをいれかえて Is this meal delicious. となります。先頭が大文字なるので「Is」となっている点に注意しましょう。 忘れがちなのは最後の「?」です。 疑問文は文末に必ず「?」をつけましょう。 Is this meal delicious? これで疑問文の完成です。

一般動詞の疑問文の作り方

①Doを先頭に持ってくる ②主語、一般動詞の順番に配置する
この2ステップで一般動詞の疑問文はできあがります。 実際に組み立ててみましょう。 I like English very much. という英文を考えてみましょう。 主語は「I」一般動詞は「like」です。 疑問文の場合、私自身に質問をするのはおかしくなるので、I(私)をyou(あなた)に入れ替えます。 まずは先頭にDoをおいて、主語you 動詞likeの順番で配置すると下のような例文になります。 Do you like English very much? この文も最後に?をつけるのを忘れないようにしましょう。 また、主語の種類によってDoがDoesになることがあります。 He(彼)やShe(彼女)、This(これ)などの三人称単数で現在形のときにdoesが用いられます。 この変化は日本語の文法にはないためつまずきやすいポイントですが、たくさん英語に触れながら覚えていきましょう。
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まとめ

be動詞と一般動詞の違いは簡単です。 「is」「am」「are」「was」「were」「been」の6種類がbe動詞、それ以外は一般動詞です。 本当に難しいのは、これらの動詞の使い分けになります。 主語の種類や現在なのか過去なのかによっても動詞の形は変わってくるのです。 be動詞の形に使い分け方については、「be動詞の使い方を初心者にも分かりやすく徹底解説!」で詳しく解説しています。 動詞の使い方についてもっと詳しく知りたい方は、ぜひそちらもご覧ください。 スカウト申し込みバナー

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この記事を書いた人
中野 こうき
元塾講師
プロフィール

個別指導塾での5年間の講師経験を持つ元塾講師です。 生徒の成績の向上させるための指導はもちろん、 勉強の面白さを伝えることにも力を入れてきました。 生徒が楽しく積極的に勉強に取り組めるような、 そんな授業を目指していきましょう!

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