勉強に向いている食べ物を5つの栄養素に分けて紹介!集中力・記憶力を上げる食べ物も徹底解説
「勉強しようとしても頭がぼーっとする。」
「集中力を上げたいけど、どうしたらよいか分からない。」
「集中力を高める食べ物を知りたい!」
このような悩みや疑問をお持ちではありませんか?
勉強を効率良く進めるためには、集中力が欠かせません。
コンディションを整えて勉強をすることで成績の向上にもつながります。
今回は以下のテーマを軸に、集中力と食べ物の関係について紹介します
● 集中力が切れる原因
● 勉強に集中できる食べ物とは?5つの栄養素
● 勉強の集中力・記憶力を同時に上げる食べ物
ぜひ、最後までお読みください。
集中力が切れる原因
集中力が切れる原因はさまざまありますが、その中の1つに栄養不足が挙げられます。
集中しようと思っても、踏ん張りがきかず作業効率が上がらない経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。
そのような状態は、脳が必要としている栄養素が欠乏しているサインと言えます。
ガソリンが空っぽの状態で車が走らないのと同じように、脳に栄養を送ってあげないと高いパフォーマンスは発揮できません。
頭がボーっとする前に、脳が必要としている栄養素を補給することが集中力を保つための秘訣です。
勉強に集中できる食べ物とは?5つの栄養素
集中力を高めるために必要な栄養素を5つピックアップしました。
・ブドウ糖
・ビタミンB群
・カフェイン
・チロシン
・DHA
直接、脳のエネルギー源となる栄養素の他に、補助的な効果を持つものもあり、役割はさまざまです。
ここでは、それぞれの栄養素のはたらきやどのような食べ物に含まれているかについて、詳しく解説していきます。
ブドウ糖
ブドウ糖は脳のエネルギー源の役割があります。
脳のガソリンであると考えると分かりやすいでしょう。
ブドウ糖が不足すると、疲労や集中力の低下などを引き起こします。
頭を使っていると、急に甘い物を食べたくなった経験がある人も多いでしょう。
この現象は、脳がブドウ糖を求めている証拠です。
甘いものには、ブドウ糖やブドウ糖の原料となるものが含まれています。
集中力を切らさないためにも、甘いものを欲したら、我慢せずに食べることをおすすめします。
ブドウ糖が多く含まれている食品の代表例は以下の2つです。
● バナナ
● ラムネ
ラムネは手軽に食べられるため、常時携帯しておくと良いでしょう。
ビタミンB群:エネルギー代謝の要
ビタミンB群は栄養源をエネルギーに変換する役割を担っています。
ビタミンB群が不足していると、栄養源をエネルギーに変換するスピードが遅くなり、十分な力を発揮できません。
そのため、ビタミンB群は積極的に取り入れる必要があります。
ビタミンB群が不足すると、倦怠感が出てきます。
きちんと休息をとっているのにも関わらず、疲れが続くときはビタミンB群が不足している可能性を疑いましょう。
全部で8種類あるビタミンB群のうち、特に重要なものを3つ紹介します。
(参考:大正製薬公式HP)
勉強の集中力を落とさないようにするためにも、上の表で紹介した食べ物は意識的に食べるようにしましょう。
カフェイン:覚醒作用
カフェインには眠気覚ましの効果があります。
夜遅くまで勉強をしていて、眠くなったきたタイミングで、眠気覚ましにカフェイン入りの清涼飲料水を飲んだ経験がある方も多いでしょう。
しかしこれらのドリンクは適量摂取するのであれば問題ありませんが、過剰に摂取すると健康被害を及ぼす可能性があるため注意が必要です。
健康な成人の場合、最大でも1日当たり400mgの程度に抑えておくことをおすすめします。
具体的には、インスタントコーヒーであれば約700mlで、マグカップ2杯分です。また。紅茶であれば、約1300mlでティーカップ10杯分です。
紅茶を1日10杯も飲むことはなくても、コーヒーを3杯以上飲んでいる人は多いでしょう。
カフェインは手っ取り早く集中力が上げられる便利な成分ではありますが、摂りすぎには注意しましょう。
チロシン:気持ちが落ち着く・やる気が出る
チロシンには精神を安定させる作用があります。
チロシンはアミノ酸の一種で、神経伝達物質であるノルアドレナリンの材料としての役割を果たします。
ノルアドレナリンが脳内で分泌されることで、精神を落ち着かせる作用が生じるのです。
また、やる気を出すのにも効果的であるため、集中力を上げるためには最適な栄養素と言えます。
チロシンが多く含まれる食べ物として、以下のものが挙げられます。
● 納豆
● ナッツ類
気持ちを落ち着かせつつ集中力を上げたいときは、ナッツを準備しておくと良いでしょう。
DHA:認知機能を保つ
DHAはドコサヘキサエン酸と呼ばれ、脳を構成する主要な油です。
DHAを積極的に摂取すれば、認知機能の衰えを予防できます。
体内で合成できない栄養素であるため、意識的に摂取する必要があるのです。
またDHAには神経の情報伝達をスムーズにする役割があり、認知機能や行動能力にも良い影響を与えると言われています。
DHAは青魚に多く含まれており、多く含む食品は以下のものが挙げられます。
・サバ
・マグロ
・うなぎ
・ブリ
・さんま
認知機能に効果を発揮するため、集中力を高める効果も期待できます。
勉強の集中力・記憶力を同時に上げる食べ物
集中力だけでなく、記憶力の向上も期待できる食べ物を3種類紹介します。
● 大豆・卵
● 青魚
● チョコレート
意識的にバランス良く食べることで、脳のコンディションを整えられるでしょう。
大豆・卵
大豆と卵に含まれている栄養素はレシチンです。
レシチンは、記憶をつかさどるアセチルコリンと呼ばれる物質の材料です。
つまり、レシチン不足はアセチルコリン不足に直結するため、記憶力の低下に結びつくのです。
レシチンには大豆レシチンと卵黄レシチンの2種類ありますが、効果に差はありません。
記憶力を高めるためには、卵焼きと納豆のような純和風の食卓が最適と言えます。
大豆と卵を意識的に摂取することで、記憶力を高められるでしょう。
青魚
青魚にはDHAが多く含まれています。
DHAはオメガ3系脂肪酸の1種で脳の神経細胞を発達させるために重要な役割を果たす栄養素です。
また、DHAの記憶効果を調査した動物実験では、DHA摂取したラットは記憶試験の成績が向上している結果も報告されています。
DHAは脳を構成する主要な油成分の1種であるため、積極的に摂ることで脳機能を高められるでしょう。
チョコレート・ココア
チョコレートやココアにはテオブロミンという栄養素が豊富に含まれています。
テオブロミンには、集中力や記憶力を高める効果がある言われてます。
それに加えて、リラックス効果も期待できるため、休憩時間のお供に最適です。
しかし、摂取のしすぎは注意が必要です。
摂りすぎによる副作用には、頭痛・めまい・吐き気などが挙げられます。
集中力と記憶力を同時に上げられる優秀な栄養素ではあるものの、食べ過ぎると中毒症状を引き起こします。
過剰摂取にならないように心がけることで、集中力を高める強い味方になります。
勉強の集中力を高める食べ物をバランスのよく摂取しよう!
脳の栄養源となるブドウ糖を中心にバランスよく栄養を摂ることが、何よりも大切です。
具体的には、エネルギー代謝を助けるビタミンB群や、脳の認知機能を助けるDHAなどを積極的に摂取することで、脳に良い食事ができあがります。
コーヒーに多く含まれるカフェインや、チョコレートに多く含まれるテオブロミンなどは、摂りすぎると副作用が出る可能性があるため注意が必要です。
集中力を高める方法として、モチベーションの上げ方やスケジュールの立て方に注目が集まりがちではあるものの、脳に質の高い栄養を与えることが最も重要です。
食事に気を配りつつ、コンディションを保って勉強に取り組んでいきましょう。
個別指導塾での5年間の講師経験を持つ元塾講師です。
生徒の成績の向上させるための指導はもちろん、
勉強の面白さを伝えることにも力を入れてきました。
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