・業務を覚えるための研修
・よりよい指導や対応などができるように行う研修
1つ目はバイトを始める時に行われる「業務を覚えるための研修」。
本格的に塾講師として生徒に授業をする前に、どうやって生徒を指導するべきか、どんな態度でいるべきかなどを学ぶ研修です。
たいてい研修というとこちらの「入社時研修」のイメージの人が多いのではないでしょうか。
本記事でも、こちらの研修について解説していきます。
2つ目は、バイト開始後「よりよい指導や対応などができるように行う研修」。
教科ごとや担当学年ごとに集まり、
・つるかめ算の教え方
・〇〇大学に合格するための数学のポイント
といったテーマを決めて話し合ったり、指導の上手な先生からコツを教えてもらったりします。
より良い先生であるためには、独りよがりの授業ではなく常に自分の授業や指導をブラッシュアップできる先生でなくてはなりません。
「研修って最初だけじゃないの?」
と思うかもしれませんが、こちらの研修も塾でバイトを続けていきたいなら非常に重要になってきます。
塾講師バイトに限りませんが、入社時の研修で学ぶ内容は塾・あるいは校舎によって大きく異なっています。
短いところでは1日〜数日のこともありますが、長いところだと数ヶ月に渡ることも。
以下では、中でも代表的な研修内容について紹介します。
塾によって全てを行わない場合、あるいはこれ以上の研修をみっちりと行うこともありますので、大体の目安にしておくといいでしょう。
就業規則
・「休むときは何日前までに連絡するのか」
・「休みの連絡はどのような手順で、誰に行うのか」
などの説明・確認を行います。
特に服装や休みの連絡については講師間・塾長とのトラブルになりがちな部分ですし、時給についてはしっかりと把握しておかないと
「もらえるつもりだった金額と、実際の手取りが全然違った!」
ということにもなりかねませんので、しっかり聞いておくようにしましょう。
経営理念・目指すべき講師像
・生徒に親身になって教えられる先生
・高い指導力があり、難しい問題もわかりやすく教えられる先生
など、それぞれの塾では理想とする講師像もある程度決まっていることがほとんど。
「あなたにはこんな講師になって欲しい」
という期待を込めて、バイトを始める前にはどんな講師であるべきかについても研修があるでしょう。
指導テクニック
・話し方
・授業の展開の方法
・1授業内の時間の配分方法
・板書や図の使い方
・目線の向け方
など研修で学ぶべき内容は多岐にわたります。
先輩講師の授業を見学したり、社員を生徒役にして模擬授業を行うことも。
一番実際の業務に関係する部分のため、塾講師では研修のメインとなり長い時間が割かれる部分です。
生徒や保護者への対応
メモを取っていつでも見返せるようにしておく
最初からできなくても凹まない
疑問点を残さないようにする
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