勉強に疲れた…そんなときはどうすればいい?疲れる原因を知って、対処法を考えよう
集中して勉強するのは、なかなか気力と体力がいるものです。
人間の集中できる時間には限界があり、これを超えて勉強しようとするとかえって効率が悪くなってしまいます。
勉強に疲れたときは、気分を切り替えたり、工夫してモチベーションを上げていくことが大事です。
そこでこの記事では、勉強に疲れる原因とともにその対処法をご紹介します。
この記事で分かる事
● 短時間の勉強で疲れてしまう原因
● 長時間勉強後の疲れについて
● 勉強疲れをリセットする方法
疲れのせいで勉強がなかなか進まない、そんな悩みを抱えている人はぜひ参考にしてください。
勉強に疲れてしまう原因とは?
勉強に疲れてしまう原因には、様々なものがあります。
まず、自分がどれに当てはまるのかを考えてみてください。
短時間で疲れてしまう場合
まずは、短時間で勉強に疲れてしまう場合を考えてみましょう。
とても疲れて感じるのに実際に勉強した時間は10分、20分程度だとしたら、その原因は何でしょうか。
難しい問題でストレスが溜まっている
問題がすらすら解けている、解説がすっと頭に入ってくる。
こんな状態の時は、集中力も長持ちするものです。
逆にサッパリわからない問題に取り組んでいるときほど、すぐに疲れてしまうのではないでしょうか。
自分が興味を持てない科目に取り組んでいるときも同様です。
勉強が楽しくなく、達成感もないのでやる気がなくなるのは当然かもしれません。
このような状態では勉強の進捗状況が思わしくないため、焦りも強くなります。
また、勉強内容そのものでなくとも受験のプレッシャーや、ライバルとの点の取り合いにストレスを感じることもあるでしょう。
勉強を始める前に身体が疲れ切っている
勉強を始める前から、実は体が疲れていたというパターンもあります。
運動部や吹奏楽部などの忙しい部活に入っている生徒は、帰宅後に勉強をしようとしてもすでに体力が切れていることが多いです。
勉強に使えるだけのエネルギーが不足していれば、短時間で疲れてしまうのはあたりまえです。
睡眠時間が足りていない
すぐ疲れてしまうときは、前の夜の睡眠時間を思い出してください。
ゲームや漫画に夢中になって夜更かししていた、テスト前だからと夜遅くまで勉強していた場合は睡眠不足の可能性があります。
睡眠は脳と体の疲れを取るためにとても重要です。
睡眠不足だと、前日の疲れを残したまま勉強に取り組むことになるでしょう。
しばらく勉強した後に疲れる場合
しばらく勉強に集中できていたのに、だんだん疲れを感じ出した。
そんな時は、以下のような原因が考えられます。
目を使いすぎた
勉強をする時は教科書やノートなど近くて狭い範囲を凝視することになるので、目が疲れてしまう場合があります。
最近の勉強方法にはパソコンの動画やスマホアプリを使うものもあるため、より目の疲れを感じやすくなっているのではないでしょうか。
目の疲れは、頭痛や肩こりを引き起こすこともあり、甘く見てはいけません。
集中力の限界を超えた
人間が集中できる時間は、1時間~2時間程度と言われています。
数時間の勉強後に疲れが生じてきたとしたら、それは自然なこと。
むしろ、頑張って勉強をした証拠ともいえるのではないでしょうか。
集中力の限界を超えて無理に勉強を続けようとすれば、勉強の質が悪くなってしまうかもしれません。
疲れは休憩のタイミングを知らせてくれるタイマーと考えましょう。
長期間同じ姿勢でいたため、血行が悪くなった
あなたは勉強中、どんな格好をしていますか?
おそらく椅子に座りっぱなしなのではないでしょうか。
本来は自由に動くものである体を無理やり同じ形に固定していると、だんだん血行が悪くなります。
血行が悪くなると、身体に栄養や酸素が届きにくくなり、さらにはエネルギーを作る過程でできる「乳酸」が身体に蓄積されてしまうのです。
乳酸は疲れの原因となり、これによってだるさや肩こりなどが引き起こされているといい訳ですね。
じっとしているだけで疲れるなんてと思うかもしれませんが、それは人間の体の作りから言えば自然なことなのです。
勉強疲れをリセット!再び集中するための対処法をご紹介
勉強疲れを引き起こす原因は分かったでしょうか。
ここからは、それぞれの原因に応じた対処法についてご紹介していきます。
得意分野から取り組み、勉強のモチベーションを上げる
苦手な分野の問題ばかり解いていると、とにかくストレスがたまるものです。
勉強を長続きさせるコツは、「できた」「やれた」を積み重ねていくこと。
勉強のスタート時は難易度が高い問題を極力避けて、ウォーミングアップ的な基礎問題、もしくは得意分野から始めてみてください。
ある程度モチベーションが上がったころに、徐々に苦手分野や難しい問題に移行していきます。
スタートダッシュが良ければ、受験やテストへの焦りも感じにくく、集中力が高まるはずです。
得意分野ばかり進めて苦手分野の対策ができないことに焦りを感じる場合は、苦手分野と得意分野を短時間で交互に解いていく、というのも1つの方法です。
体の疲れが酷い時は、ちゃんと休む
短時間の勉強でも持たないような酷い体の疲れを感じているときは、とにかく休みましょう。
まずは、仮眠をとることから始めてください。
仮眠にふさわしい睡眠時間は20分程度と言われています。
これ以上睡眠時間をとると、熟睡の方向に向かってしまうからです。
とはいえ、体の疲れが酷い時はついついぐっすり眠ってしまうかもしれません。
しかしそれは体が要求していることなので、悪いことではないはずです。
そのまま寝てしまったときも自分を責めず、「これで疲れがリセットできた」とポジティブに捉えてください。
疲労困憊で机に向かうよりも、次の日疲れが取れた体で勉強にのぞむ方がずっと良いのですから。
規則正しい生活を心がける
睡眠不足が原因で疲れてしまうときは、規則正しい生活リズムを作り出せるように心がけましょう。
寝る時間や起きる時間をしっかり決めて、自分に適した睡眠時間を毎日確保できるようにしてみてください。
テストの為に睡眠時間を削る、というのは長い目で見れば合理的ではありません。
何よりのテスト対策は
・朝しっかり起きて、朝ご飯を食べる
・テストが行われる日中にしっかり覚醒している
事です。
アイマスクで目の疲れをとる
長時間の勉強で眼精疲労を起こし、疲れを感じている人は目のケアをすることが重要です。
目の疲労を取る方法としておすすめなのがアイマスクです。
アイマスクを掛けながら、好きな音楽を聴くのは絶好の休憩時間になりますよ。
特に暖かいアイマスクは、目の疲れをほぐしてくれる便利アイテムです。
ホッカイロの要領で封を開けると暖かくなる物、電子レンジで温めて繰り返し使える物などいろいろな商品が発売されていますので、自分にあった物を探してみてください。
適度な休憩を挟む
人間が集中できる時間を超えて勉強していた場合は、疲れて当然です。
長時間の勉強で疲れを感じたときには、軽い休憩をはさんでみましょう。
脳は多くの糖分を必要とするので、休憩中にチョコレートなどの軽いおやつをつまんでエネルギー供給をするのも良いですね。
他にも、音楽を聴いたり、散歩をしたりして気分転換が図れるようにします。
ただし、休憩後に勉強を再開させたいときには、あまり長い休憩はかえってモチベーションをそいでしまいます。
休憩中にのめりこみそうな趣味を始めるのは止めた方がいいでしょう。
ストレッチで体をほぐす
長時間同じ姿勢でいることが原因で疲れを感じている場合は、とにかく体を動かして気分をリフレッシュしましょう。
デスクワーク向けのストレッチを検索すれば、様々なものが見つかりますよ。
ストレッチの多くは、家の中でできますし、特別な道具も必要ありません。
中には、座ったままできるものもあります。
やりやすいストレッチをいくつか覚えておくと、学校や塾などでも使えて便利です。
まとめ
勉強中に疲れを感じる原因には、様々なものがあります。
各疲れの原因を知り、対処法を考えていくことが集中力を長持ちさせるコツです。
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