【中学生必見】英語の接続詞の使い方を解説!7つの重要語句を紹介!

英語 接続詞 「接続詞の使い方が分からない・・・」 「覚えた方が良い重要な接続詞を知りたい!」 「接続詞はどういうときに使うの?」 このような疑問を抱えている方は多いのではないでしょうか? 接続詞は英語の中でも重要なはたらきをする要素です。 しかし、種類の多さや使い方の難しさが原因で、苦手意識を持ってしまう人は少なくありません。 接続詞の働きをマスターできれば、英語の文章が読みやすくなるでしょう。 そこで今回は、下記のような内容をまとめてみました。
この記事で分かる事
● 英語の接続詞を理解するために必要な基礎知識 ●英語の接続詞の役割(2種類)
この記事は、接続詞の使い方について理解が深まる内容となっているので、ぜひ最後までお読みください。
スカウト申し込みバナー

英語の接続詞を理解するために必要な基礎知識

接続詞を理解するためには、英文に含まれる3つの要素と、接続詞の4つの働きについて知っておく必要があります。 ここでは、接続詞を理解するための基礎知識を分かりやすく解説します。

英文の3つの要素とは?

英文を構成する3つの要素は以下の通りです。
● 語・・・単語のこと(例:bus, school) ● 句・・・単語のまとまりのこと(例:at the station, by bus) ● 節・・・主語と動詞がある文のこと(例:I like you)
基本的に全ての英文はこの3つの要素から成り立っています。 接続詞は、これら3要素を接続するはたらきを持ちます。 「語」「句」「節」をつなぐ接続詞のはたらきについて、さらに詳しく見ていきましょう。

接続詞の4つの働き

接続詞には大きく分けて4つのはたらきがあり、それぞれを理解することで英文が非常に読みやすくなるでしょう。 以下の表をご覧ください。  
接続詞のはたらき例文
語と語を接続するWhich do you like better, curry or hamburger ? (カレーとハンバーガーどちらが好きですか?)
句と句を接続するDid you come by bus or by car? (バスで来ましたか、それとも車で来ましたか?)
節と節を接続するIt was snowing when I got to the station. (私が駅に着いたとき、雪が降っていた)
文の要素となる節を接続するI think that he is a kind person. (彼は優しい人だと思います。)
● 1つ目の語と語を接続する場合は「curry」と「hamburger」のように、単語同士を結びつけるはたらきをします。 ● 2つ目の句と句を接続する場合は「by bus」と「 by car」のように、単語のまとまりを結びつけます。 ● 3つ目の節と節を接続する場合は「It was snowing」と「 I got to the station」のように、文同士を結びつけます。 ● 4つ目は少し複雑で「he is a kind person」が「think」の内容となる目印として、接続詞の「that」が挿入されています。
つまり「he is a kind person」(彼は優しい人)であると、私は思っているという意味になるのです。 1~3つ目は対等なもの同士をつなげる接続詞です。 一方、4つ目の接続詞は説明する文をつなげる接続詞となっているので、この2つの違いに注意しましょう。
スカウト申し込みバナー

【英語の接続詞の役割その1】対等なもの同士をつなげる

接続詞の役割として、対等なものをつなげる接続詞について解説します。 対等なもの同士をつなげる接続詞は「等位接続詞」と呼ばれます。
● andは「AとB」 ● orは「AかBか」 ● soは「AだからB」 ● butは「AしかしB」
1つひとつ、詳しく見ていきましょう。

andは「AとB」

「and」は2つのものを並べるときに用いられます。 例えば 「My favorite fruits are apples and grapes.」 (リンゴとオレンジは私の大好物だ) という英文は「apples」と「grapes」を「and」で結んでいます。 また「both A and B」で「AとB両方とも」という意味があることを押さえておきましょう。

orは「AかBか」

「or」は2つのうち、どちらか1つを選択するときに用いられます。 例えば 「Which do you like better, apples or grapes?」 (リンゴとブドウのうちどちらが好きですか) という例文があったとしましょう。 この場合、「apples」と「grapes」が「or」で結ばれています。 また「either A or B」で「AまたはBのどちらか」という意味があることも重要です。

soは「AだからB」

「so」は主に節と節をつなぐはたらきをします。 例えば 「I don't want to play, so I don't go to the park.」 (遊びたくないから、公園には行かない) という文があったとしましょう。 この文の場合「I don't want to play」が「I don't go to the park」の理由です。 つまり「遊びたくない→公園に行かない」という図式の矢印の役割を「so」が果たしているのです。

butは「AしかしB」

「but」は「so」と同じように節と節をつなぐはたらきがあります。 しかし、意味合いは「so」と真逆です。 例えば 「I went in a hurry, but I couldn't make it in time.」 (急いで向かったけど、間に合わなかった。) という英文を考えましょう。 「I went in a hurry」と「I couldn't make it in time」が逆接の関係で結ばれています。 つまり、日本語に訳すと「しかし」となるのです。
スカウト申し込みバナー

【英語の接続詞の役割その2】説明する文をつなげる

次に説明する文をつなげる構造の英文を見ていきましょう。 このようなはたらきを持つ接続詞は「従属接続詞」と呼ばれます。
● becauseは「なぜかというと~」 ● whenは「~のときに」 ● thatは「~ということを」
1つずつ見ていきましょう。

becauseは「なぜかというと~」

「because」は理由を表す接続詞です。 「His grades were good because He studied hard.」 (彼は一生懸命勉強したので彼の成績は良かった) という例文を考えましょう。 この文は「彼の成績が良かった」という結果は「一生懸命勉強した」という原因があることを表現しています。 「because」は因果関係を表す接続詞だと覚えておきましょう。

whenは「~のときに」

「When」は時を表す接続詞です。 「My family was eating dinner When I got home.」 (家に帰ったとき、家族は夕ご飯を食べていた) という例文があったとします。 この文は「家族が夕ご飯を食べていた」というできごとがあったタイミングで「家に帰った」ことを表しています。 メイン(主節)は「My family was eating dinner」でサブ(従属節)が「I got home」となることを押さえておきましょう。

thatは「~ということを」

「that」は目的語になる節を導く接続詞です。 「I didn't know that he had passed college.」 (私は彼が大学に合格していたことを知らなかった) という例文を考えましょう。 「that」以下を省略すると「I didn't know」となり「私は知らなかった」という意味です。 つまり「that」以下に「私が知らなかった内容」が含まれます。 このように「that」は「know」や「believe」などの動詞を伴って、目的語のような役割を果たします。 また「that」は度々省略されるため注意しましょう。 例「I didn't know he had passed college.」
スカウト申し込みバナー

英語の接続詞が分かれば英文が読める!

英語の接続詞をマスターすれば、英文の構造を読み取れます。 文構造が読み取れると、文章をサクサク読めるようになるため、英語力を高めるには接続詞の知識は欠かせません。 関連記事「【もう悩まない】文頭で使えない英語の接続詞5選!カンマの使い方も解説」では、接続詞の使い方について深掘りしているので、ぜひこちらも見てみてください。 接続詞を完璧にして、英語を得意科目にしていきましょう。
レア求人・スカウトメールの通知を受け取れます!
会員登録はこちら
この記事を書いた人
中野 こうき
元塾講師
プロフィール

個別指導塾での5年間の講師経験を持つ元塾講師です。 生徒の成績の向上させるための指導はもちろん、 勉強の面白さを伝えることにも力を入れてきました。 生徒が楽しく積極的に勉強に取り組めるような、 そんな授業を目指していきましょう!

関連記事

塾講師・理系担当の先生向け「小4算数②がい数」の指導方法

こちらの連載記事では、小中学生の算数・数学指導における各単元の要点や注意点等について、例題を交え…

2022年6月25日

英語リスニングの適切な勉強法2選、聞き取るためのコツもお伝え!

大学受験を前にする受験生にとって避けられない勉強のひとつが、「英語のリスニング」です。 「リ…

2022年3月5日

【中学生必見】英語の接続詞の使い方を解説!7つの重要語句を紹介!

「接続詞の使い方が分からない・・・」 「覚えた方が良い重要な接続詞を知りたい!」 「接続詞はどういう…

2022年2月27日

【塾講師必見】エニアグラム・ 性格タイプ別 指導法②~献身家タイプ

この連載シリーズでは、性格類型論の1つであるエニアグラムを用い、生徒の性格タイプに応じて、生徒のや…

2022年3月6日

【塾講師必見】エニアグラム・ 性格タイプ別 指導法③~達成者タイプ~

この連載シリーズでは、性格類型論の1つである「エニアグラム」を用い、生徒の性格タイプに応じて、生徒…

2022年3月9日

塾講師・理系担当の先生向け「小4算数①大きな数」の指導方法

こちらの連載記事では、小中学生の算数・数学指導における各単元の要点や注意点等について、例題を交…

2022年6月14日
講師登録 求人検索 ログイン
ユーザーログイン

講師の方はこちらから

塾の方はこちらから

×
ユーザーログイン
×

塾のマイページから、チャットでご連絡が可能です。下記より、送信元になる御塾の塾名・教室名を選択してください。

×
ログイン
キャリアUPエージェント非公開求人
現役大学生も登録OK!

貴方のご希望に沿った仕事先の塾を
紹介するサービスです。
まずは、ご希望をお聞かせください。

講師名 (漢字で入力)

姓・名とも必ずご記入ください。
ふりがな (ひらがな)

平仮名でご記入ください。
性別
生年月日
メールアドレス(ログインID)
半角英数字でご記入ください。
フリーメールアドレスはできるだけおやめください。
ログインパスワード
スカウト登録 「スカウト登録」すると、当社が提携している全国の学習塾・家庭教師センターから
スカウト・ヘッドハンティングを受けることができます

郵便番号
住所 (都道府県)
住所 (市区町村)
番地以降
自宅の電話番号/携帯番号 (ご自宅か携帯の番号をご記入ください。) 半角数字でご記入ください。
ブログ、SNS等のURL ブログ、SNS等をお持ちであればご記入ください。
現在のお勤め状況
出身大学名 大学

学部・学科





出身高校 高等学校
中学受験経験の有無
ある場合の出身中学校名 中学校
今後の指導可能年数 年指導、勤務可能
今後、塾講師・家庭教師などの仕事を何年くらいできるかご記入ください。
自宅最寄り駅

[+] 項目の追加
学校・会社最寄り駅

[+] 項目の追加
指導可能沿線

[+] 項目の追加
指導可能地域(都道府県)

[+] 項目の追加
指導可能地域(市区町村)

[+] 項目の追加
利用可能な交通手段 利用できるものにチェックを入れて下さい。
希望する働き方
受験指導の可否
中学受験指導
高校受験指導
大学受験指導
医歯学受験指導
アピールポイント

指導実績
採用やスカウトを受けやすくするために、ご自身の強みが伝わるように、
より具体的に、より多く記入することをおすすめします。

条件によっては、 教育業での企画スタッフとして働くことに興味がある方は、チェックを入れてください。




希望連絡日時
メールの通知設定

塾講師キャリアからのおすすめ塾の案内や、お知らせの通知設定ができます。
※【当項目でOFFにしても通知されるメール内容】求人応募や、就職に関わる重要なご連絡、塾さまからの連絡、塾講師キャリアからの重要なお知らせなどの通知は必ずメールでお知らせしています。重要なお知らせはOFFにすることは出来ません。

スカウトを受けるにあたり、ブロックしたい企業 働いていた会社など、求職活動をしていることを知られたくない会社がある場合は、ここで「ブロック」することができます。企業名もしくは塾名を正式名称で記載してください。例:【×】早アカ 【〇】早稲田アカデミー

[+] 項目の追加
キャリアUPエージェント非公開求人
申し込み完了

スタッフよりご連絡いたしますので、今しばらくお待ちください。

ダイレクトスカウトご登録
申し込み完了

貴方のプロフィールに興味を持った塾から連絡が入りましたらメールでご連絡が届きます。
届きましたら当サイトにログインをして、ご連絡をお願いいたします。