塾講師の求人に契約社員が多い理由は?専門職ならではの裏事情を見てみた

塾講師 契約社員 日本社会には驚くほど契約社員に対してネガティブなイメージがあります。 契約社員はあらかじめ雇用期間が決められているため、雇用期間の定めのない正社員との対極として考えている人も多く、現実的に契約社員の雇用条件は正社員より悪いケースがほとんどです。 つまり雇用条件を抑えるために、正社員以外に契約社員採用という制度を用いている会社が多いわけですが、塾講師の採用に契約社員が多い理由は少し事情が違うようです。 それではなぜ塾講師は契約社員採用が多いのでしょうか。 そこにフォーカスしてみると、塾講師という職業の特殊性が裏側から見えてきます。 今回はその点について考察してきたいと思います。 スカウト申し込みバナー

塾講師の求人に契約社員が多い理由

①:塾講師・教師業は働くまで向き不向きが分かりずらい?

向き不向き 厚生労働省が2019年に実施した調査によると、2016年3月に大学を卒業して就職した新卒社員が3年以内に仕事を辞めてしまったのは32%にのぼります。 ありとあらゆる職業でミスマッチは起こっていますので、事前に向き不向きがわからないのは講師・教師業特有の問題ではないとも言えるのですが、この業界には昔から脈々とこの考え方が浸透しています。 教員免許を取る過程で教育実習が実施されるのも、卒業してすぐに先生として働くための修行の場という意味のほかに、向き不向きを自分自身で判断する場であるとも言えるでしょう。 しかしながら、塾講師はなるのに教員免許が必要ありません。 であるからこそ、特に未経験者には実際に業務についてみて向き不向きを判断する時間が必要であるという考え方の基に、契約社員採用は実行されています。 また、経験者であったとしても、その塾の教育方針に合わないというケースもありますので、契約社員採用が実施されているのは、未経験者採用のケースだけではないようです。

②:授業に穴が空くリスクを最小限に抑えるため

契約社員 リスク 塾の多くは一年単位で授業が計画されており、そのコマ数に応じて講師を採用しています。 従って、講師が途中で辞めてしまうと、授業に穴が開いてしまい、その埋め合わせには周りに多大な影響がでてしまいます。 契約社員という雇用契約は、雇用する側も雇用される側も、基本的には定めた期間は契約を解除することは出来ません。 従って、雇用する側は途中で退職してしまう講師を発生させないようにする効力が一定数あるので、契約社員採用を実施しているという側面があります。

③:慣れるまで授業に専念させたいという塾側の気遣い

塾講師 塾の講師は授業を行うだけが仕事ではありません。保護者対応や進路相談などの対人業務だけでなく、事務作業なども存在しています。 一方で、授業になれていない講師は授業の事前準備に追われ、上記のような業務をこなす余裕がない場合がほとんどです。 ですので、不慣れなうちは授業だけに集中させるため、正社員とは違う雇用形態を用いて、負担を軽減するという親心的な考え方も存在しています。 このような考え方のもと、授業のコマ数によって給料が決まるという雇用契約も多くみられますが、多くの場合は金額がかなり安く抑えられてしまうという収入面の問題が発生してしまうことが、塾講師業界全体の問題となっているという事実もあります。 スカウト申し込みバナー

塾講師に向いていない人は事前にわかる?

塾講師 塾講師の本来の仕事は、生徒に授業を行い、その結果として彼らが目標とする成績UPや入学試験の成功に向けたサポートを行うことです。 このミッションにコミットできない人が、基本的には向いていないと言えるでしょう。 例えば、自分にとっては簡単だと思える問題でも、ある生徒にとっては理解できない問題だということもあります。 そんな時にイライラせずに根気よく対応することができないといけません。 塾講師の仕事は、自分が難問を解けることが重要なのではなく、生徒の年代に合わせて理解できるように説明をし、解けるようにすることですので、学生時代に勉強ができたかどうかは別問題です。 従って、学歴などの経歴では向き不向きを決めることはできません。やってみないことには分からないと言われる所以ですね。 スカウト申し込みバナー

あらゆる教師業において契約社員採用があふれている

塾講師 講師業 塾講師の世界だけでなく、日本語教師や私立学校の教師、公立の小中高の先生や大学の教員など、ありとあらゆる教師業で、契約社員採用の積極活用は行われています。 そしてその多くは塾講師の分野で契約社員採用が多いのと同じ理由です。 様々な配慮の基に契約社員採用が活用されているという面もありますが、学校運営には毎年同じ数だけの生徒数が確保できる保証がないという問題によるとことも大きいです。 生徒数の増減によって必要な先生の人数が変わってしまいますので、雇用の調整弁として契約社員が使われているという事実もあります。 スカウト申し込みバナー

まとめ

このように様々な理由で、塾講師の求人は契約社員採用になっていることが多いです。 どうしても契約社員求人が多くなってしまう塾講師ですが、目指すのであればどうして契約社員求人が多いのかについて正しく理解し、対策を考えましょう。 大きな学習塾であれば、多くの教室があり生徒数は安定していますので、先生の人数調整で雇用が安定しないというリスクは減らすことができます。 ひとまず安定的に働き自分自身のスキルさえ磨いていれば、塾にとって「必要不可欠な人材」となって働く先を自分で選ぶことができるようになるはずです。 中には正社員として求人を出している塾も多く存在しますし、最初は契約社員でも正社員登用制度を用いて正社員になった講師もたくさんいます。 それどころか講師自身に「ファン」がつき、独立していく講師も多いのが塾業界。 塾講師は「専門職」、始まりが契約社員でも道が開ける機会はたくさんあるので、しっかり自分のキャリアについて考えスキルアップを欠かさないようにしましょう。
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