頭に入る勉強法6選!やってはいけない勉強法についてもご紹介
効率よく成績を上げるためには、勉強の質と量を改善する必要があります。
そのためには、頭に入る勉強法と効率の悪い勉強法を知ることで、自分に合った取り組み方が分かるようになるでしょう。
そこでこの記事では、下記のような内容についてまとめてみました。
この記事で分かる事
● 頭に入るおすすめの勉強法6選
● 頭に入りにくい!NGな3つの勉強法
効率的に勉強を進めるための重要な考え方を紹介しているので、ぜひ最後までお読みください。
頭に入る勉強をするには質と量どちらが大切?【バランスが大切】
効率的に勉強を進めるためには、質と量の両方が求められます。
たくさん勉強していても努力の方向性が誤っていれば、なかなか成果につながりません。
一方、勉強の取り組み方は正しくても勉強する時間が少なければ、成長のスピードは遅くなるでしょう。
理想形は、勉強の質と量のバランスをとれている状態です。
勉強の質は地図、量はアクセルに似ています。
地図を持たないまま、アクセルを踏み込んでいても目的地に到着できない可能性が高いでしょう。
反対に、地図ばかり眺めていてもアクセルを踏まなければ、一向に目的地に近づくことはありません。
つまり、実行力と方向性が大切です。
質と量のバランスを整えるために、頭に入る勉強法を取り入れて、成績を効率よく上げていきましょう。
頭に入るおすすめの勉強法6選
ここでは、頭に入る勉強法を6つ紹介します。
1.タイムスケジュールを決める
2.朝と夜で勉強科目を変える
3.忘れた頃に復習する
4.暗記科目は音読する
5.まとめノートは作らない
6.勉強する参考書を絞る
勉強の質と量を高めるためにヒントになる方法が詰まっているので、ぜひ参考にしてみてください。
1.タイムスケジュールを決める
時間を決めて勉強に取り組むと、だらだらと同じ問題を考える時間を省けます。
分からない問題に直面すると頭を使っているようで、思考停止している時間が長くなってしまう方は、多いのではないでしょうか?
その場合は、あらかじめ時間を区切って問題に取り組むことで、無駄な時間を削減できます。
例えば
・1時間30分で5問解く
・10分以内に計算問題を終わらせる
のように、時間的なプレッシャーをかけて勉強に取り組むことで、集中力を維持できます。
なお、時間で目標を定めることで勉強の計画が立てやすくなるため、メリットが大きい勉強法です。
2.朝と夜で勉強科目を変える
朝と夜では、効率良く勉強できる科目が異なります。
一般的に、午前中は考える科目の勉強をするのがおすすめです。
例えば、数学や理科などの理系科目や国語の文章題などが良いでしょう。
一方、夕方から夜にかけては、英単語や漢字などの暗記に向いています。
特に、寝る前の時間帯は暗記のゴールデンタイムと言われています。
勉強する時間を意識し、効率的に勉強を進めていきましょう。
寝る前の勉強法については「寝る前に取り組みたい3つの勉強法!寝付きを改善するための注意点も紹介」で詳しく解説しているので、こちらの記事もぜひご覧ください。
3.忘れた頃に復習する
忘れかけた頃に復習をするのは、勉強の効率を高めます。
ドイツ人の心理学者が提唱した「エビングハウスの忘却曲線」に基づくと、人は1ヵ月前に覚えたことの約79%を忘れてしまうと言われています。
単純計算で、英単語を100個覚えたとしても、1ヵ月後にはわずか21こしか覚えてないのです。
しかし、このケースは復習をしなかった場合です。
忘れかけた頃に何度も復習することで、記憶の定着率は上がります。
復習するタイミングは
● 1回目:1日以内に10分間の復習
● 2回目:1週間以内に5分の復習
● 3回目:1ヵ月以内に2~4分の復習
が効果的と言われています。
徐々に期間を延ばして復習することで、記憶が効率よく定着するでしょう。
4.暗記科目は音読する
暗記科目は音読すると効果的です。
目からの視覚情報と耳からの聴覚情報をフルに活用し、脳を刺激します。
一方、書いて覚えるのは、時間がかかるためおすすめできません。
例えば、英単語を10個覚えるのにそれぞれ10回ずつ音読する場合は、2~3分程度しかかかりません。
しかし、書いて勉強する場合は、10分程度かかるでしょう。
つまり、時間対効果を考慮すると音読の方が効果的です。
それでも、書き取りテストがある場合は、書く練習が必要になる場合があります。
書き取りテスト以外の場合は、基本的に音読で覚えていくことをおすすめします。
5.まとめノートは作らない
結論から言うと、まとめノートは作る必要はありません。
なぜなら、既に参考書や教科書にきれいに必要な情報がまとめられているからです。
つまり、教科書や参考書の内容をまとめ直すより、頭にインプットすることが大切です。
さらに、頭に入れた内容をアウトプットすると効果的な勉強につながるでしょう。
まとめノートを作成するときは、教科書の内容を理解せずにノートに写し取っているだけになる可能性が高いため、効率の良い勉強法とは言えません。
おすすめの勉強法は、教科書や参考書の内容を頭に入れたあとに、何も見ずにノートに書いたり人に説明したりする方法です。
インプットした情報をアウトプットすることで、頭の中にある情報が整理されます。
6.勉強する参考書を絞る
数多くの参考書に手を付けてしまうと、効率の悪い勉強になる可能性が高くなります。
なぜなら、参考書によって伸ばすスキルや説明のしかたがそろっておらず、努力の方向性が分散してしまうからです。
勉強に限らず、目標を達成する際にいろいろなことに取り組むのは、失敗する要因となります。
一度に複数の参考書に手を伸ばすのではなく、まずは1冊の参考書を完璧にしてみてください。
頭に入りにくい!効率を下げる3つの勉強法
成果がなかなか出ない人は、どのように勉強に取り組んでいるのでしょうか?
ここでは、効率の悪い勉強法を5つ紹介します。
1.問題を解き直さない
2.暗記を避けている
3.難易度が高すぎる問題を解いている
もし、当てはまる項目があれば、効率的な勉強法にシフトしていきましょう。
1.問題を解き直さない
間違えた問題を解き直さないのは、非常にもったいないです。
なぜなら、ミスをした問題は現時点での伸びしろになるからです。
実力が足りていないところを集中的に手当てすることで、効率的に成績が伸びていきます。
テストや模試の結果と向き合い、間違えた問題を解き直すことが辛い作業と感じる方は、多いのではないでしょうか?
しかし、間違えた答案用紙は、成長のヒントでもあるのです。
そのため、間違えた問題を徹底的に分析し次のテストでは失点しないように対策を立てることをおすすめします。
2.暗記を避けている
テストで良い点を取るためには、暗記は非常に大切です。
なぜなら、テストは時間との勝負だからです。
例えば、数学の公式を暗記している人と、毎回公式を計算で導いている人を比較した場合、問題を解くのにかかる時間に圧倒的な差が出ます。
テストや受験において、知識は武器と同じです。
できる限り強力な武器を携えて、試験に臨むことで期待した結果が得られます。
そのため、暗記をないがしろにせず、時間短縮のために必要事項は徹底的に覚えておくことをおすすめします。
3.難易度が高すぎる問題を解いている
成績を上げるためには、ステップバイステップでレベルを高めていくマインドセットが大切です。
つまり、いきなり難易度の高い問題に取り組むのではなく、基礎的な問題から実力を積み重ねていくという考え方です。
しかし、志望校に受かりたいという焦りの気持ちから、難易度が高い問題に手を出してしまうケースはたくさん見受けられます。
基礎を理解できていない状態で問題に取り組んでも、勉強の効率は上がりません。
問題が分からなかったり成績が伸び悩んだりしているときは、基礎に戻って勉強をし直してみると良いでしょう。
頭に入る勉強法に取り組んで効率的に成績を上げよう!
成績を効率よく上げるには、質と量を両立する必要があります。
そのためには、この記事で紹介した頭に入る勉強法を取り入れてみることをおすすめします。
なお、成績が伸び悩んでいる場合は、勉強法を見直してみてください。
効率の悪い部分があれば、改善することで、成績は上がっていくでしょう。
個別指導塾での5年間の講師経験を持つ元塾講師です。
生徒の成績の向上させるための指導はもちろん、
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