【急がば回れ】勉強中の効果的な息抜き方法8選!休憩の頻度や注意点も解説
「受験生はどれくらい勉強の息抜きをしている?」
「息抜きをしていたらライバルに差を付けられそうで怖い!」
「スマホ以外の息抜きの方法はある?」
このような疑問をお持ちではありませんか?
得点力を上げて成績を伸ばすためには、脳に適度な休息を与えパフォーマンスを高める工夫が必要です。
それでも、効果的な息抜きの方法が分からず、つい長時間連続で勉強をしてしまう方は多いのではないでしょうか?
そこで今回は、以下のテーマについて解説します。
● 息抜きの必要性
● 勉強中のおすすめの息抜き方法8選
● 勉強中に息抜きをする際の注意点
この記事を読めば、息抜きの重要性が分かり、自分に合ったリフレッシュ方法が見つかるでしょう。
ぜひ、最後までお読みください。
勉強には息抜きが必要
長時間連続で勉強に取り組むと、勉強の効率は低下します。そのため、定期的に息抜きを挟みながら集中力を持続させる工夫が必要です。
一般的に、大人の平均的な集中力持続時間は、50分と言われています。
集中力が切れてきたタイミングで適度に休息を取れば、脳のパフォーマンスを維持できます。大学受験生の1日当たりの息抜きに使う時間平均は、以下のとおりです。
(参照元:大学受験パスナビ|先輩たちが実践! 勉強中の休憩・息抜きのコツ)
この表から分かるとおり、多くの受験生は1日当たり1~2時間の休憩を取っていることが分かります。
なお、休日は勉強に7時間以上使っている受験生が多いことから、休憩時間を合わせると10時間前後を勉強と息抜きにあてている計算となります。
このことから、勉強と息抜きは9:1から8:2程度のバランスで時間を使っている受験生が多いようです。
大学受験生になると、1日あたりに勉強する時間が長くなる傾向があります。計画的に休憩を取って勉強の効率を高めていきましょう。
勉強中のおすすめの息抜き方法8選
勉強中の息抜きの方法として、おすすめの方法を8つ紹介します。
● 散歩をする
● 軽い運動をする
● 15分間の昼寝をする
● 友人や先生と雑談をする
● 部屋の掃除をする
● 自然に触れる
● 楽器を弾く
● カフェモカを飲む
ひとことに息抜きと言っても、さまざまな方法があるため、ご自身に合った方法でリフレッシュすると良いでしょう。
気になる息抜き方法があれば、ぜひ試してみてください。
散歩をする
散歩をすると集中力が上がると言われています。
なぜなら、幸せホルモンである「セロトニン」が分泌されるからです。
セロトニンが分泌されることでストレスが和らぎ、気持ちを切り替える効果を期待できます。
さらに、集中力や記憶力を高める効果があるため、散歩は理にかなった息抜き方法と言えます。
散歩をする時間帯と歩く量をあらかじめ決めて、習慣化すると良いでしょう。
軽い運動をする
勉強をしていると長時間いすに腰掛けた姿勢が続きます。
そのため、定期的に体を動かし気持ちを切り替えることをおすすめします。
たとえば、以下のような運動でリフレッシュすると良いでしょう。
● ジョギングに出かける
● ストレッチを行う
● 友人と時間を区切ってスポーツを楽しむ
激しく体を動かしすぎることは、疲労の原因となり集中力を妨げるので注意が必要です。
一方、適度な運動であれば血流が改善されて酸素やブドウ糖が脳に届きやすくなり、パフォーマンス向上につながります。
楽しく継続できるレベルのエクササイズに取り組むと良いでしょう。
15分間の昼寝をする
15分と時間を区切って昼寝をすることで、多くのメリットを期待できます。
短時間の昼寝を取ることで、例えば以下のようなプラスの効果を実感できるでしょう。
● 集中力が上がる
● モチベーションが高まる
● 作業効率が改善する
昼寝には、脳に溜ったさまざまな情報を一旦リセットする効果が期待できます。
動作が重くなったパソコンを再起動することで機能が改善するように、一旦睡眠を挟むことは、頭の回転に良い影響をもたらします。
昼寝をする際の注意点は、以下の3点です。
● もたれかかった状態で寝る
● 仮眠は最大30分まで
● 15時以降は仮眠しない
昼寝をする際のポイントは、本格的に眠り込まないようにすることです。昼にぐっすり寝てしまうと、夜の睡眠の質に影響を与え、生活習慣が乱れる原因となります。
そのため、なるべく15分~30分程度の昼寝にとどめておくようにしましょう。
友人や先生と雑談をする
仲の良い友人や、信頼できる先生と雑談するのは、おすすめの息抜き方法です。
勉強に関すること以外のたわいもない話をすることで、意識が勉強から離れるため、精神的にリフレッシュできます。
なお、モチベーションが下がったときなどに、信頼できる先生からアドバイスをもらえると、やる気を再燃させることにつながるでしょう。
部屋の掃除をする
自宅の部屋で勉強をしている場合、掃除をすることで気持ちを切り替えることができます。
勉強が忙しくなってくると、机の上に不要な参考書などが山積みになって、集中を妨げてしまうケースが散見されます。
気を散らさないためには、視界に入る情報を極力少なくする環境を作ることが大切です。
部屋がきれいになれば、気持ちの面でもさっぱりします。
そのため「散らかってきたな」と思ったタイミングで、思い切って部屋を大掃除するのは、効果的な息抜き方法と言えるでしょう。
自然に触れる
自然に触れることで、ストレスを軽減する効果があります。
自然の中にいると、ストレスを感じさせる「コルチゾール」というホルモンのレベルが、低下するという研究結果が報告されています。
実験結果によると、森林の中にいる人は、都市部にいる人よりコルチゾールの値が大幅に減少していたそうです。
そのため、近くに自然豊かな公園がある方は、散歩がてら自然とふれあうことをおすすめします。
楽器を弾く
ピアノやギターなど、得意としている楽器がある方は、好きな曲を演奏することが息抜きになります。
既に気持ちよく弾けるようになった曲を演奏すると、脳に与える刺激が勉強とは全く異なるため、リフレッシュ効果が期待できます。
しかし、弾けない曲を一生懸命練習するのは、ストレスを溜めてしまう可能性があるので避けましょう。
息抜きで楽器を演奏する際は、楽しく弾ける曲を選ぶことをおすすめします。
カフェモカを飲む
カフェモカは、コーヒーの興奮作用とココアの鎮静作用の効果を同時に期待できるドリンクです。
コーヒーに含まれるカフェインには、興奮作用があり集中力を高める効果があると言われています。
一方、カフェモカに含まれるカカオには、鎮静効果があるため気持ちを落ち着けるのにおすすめです。
気持ちを休めながら集中力を高められる効果があるカフェモカは、勉強の息抜きをする際におすすめの飲み物と言えるでしょう。
勉強中に息抜きをする際の注意点【時間と頻度を守る】
息抜きをする際は、ご自身で決めた頻度と時間を守ることが大切です。だらだらと息抜きしてしまうと、勉強の効率を下げる可能性が高くなります。
勉強と息抜きの時間をコントロールするには、ポモドーロテクニックを利用すると良いでしょう。
ポモドーロテクニックとは、25分の作業時間と5分の休憩時間を1セットとして勉強に取り組む時間管理術です。4セット繰り返したら、15分~30分程度の休憩を取ります。
人間の集中力が50分程度しか持たないことからも、25分で一旦休憩を入れるのは合理的な方法と言えるでしょう。
ポモドーロテクニックを採用することで、以下のようなメリットが期待できます。
● 集中力を高める
● 精神疲労を和らげる
● モチベーションを保つ
まだ、試したことがない方は、ぜひ1度ポモドーロテクニックを活用してみてください。
勉強と息抜きはセット!休憩を上手に活用して集中力を高めよう
息抜きを予定に組み込むことで、脳のパフォーマンスが上がり効率の良い勉強につながります。
長時間連続で勉強することは、疲労が蓄積するだけでなく効率を下げる原因となるため、おすすめできません。
息抜きの方法は、この記事で紹介した内容を、ぜひ参考にしてみてください。
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