塾講師や教師など、「生徒に勉強を教える仕事」がしたいと考えているみなさん。
「自分は、学校教師と塾講師のどちらを選べばよいのだろうか。」
と迷っている方も多くいらっしゃると思います。
塾講師と教師はどちらも勉強を教える仕事ですが、それぞれ特徴や求められるものが大きく違います。
今回は、そんな塾講師と学校教師、両者の違いを詳しくまとめてみました。
これらを比較検討することにより、自分に合う道を選んでもらえたら幸いです。
また、一旦職に就いたものの自分には合わないと感じることがあるかもしれません。
そんなときは、学校教師と塾講師との間で転職を考えることもあり得るでしょう。
その転職の際の心得についてもまとめてみましたので、併せてご覧ください。
塾講師と教師の「採用条件」の違いとは？
学校で働く教師になるには資格が必要
塾講師に採用条件はあるの？
・資格がいらないから
・なんとなく
・教員採用試験に落ちたから
といった理由のみで正社員試験を受けても、簡単に採用されることはないでしょう。
意外に見落としがちな「採用されたあと」のこと
塾講師と教師の社会的役割の違い
学校教師の役割は、公教育の基本法「教育基本法」に従って、子どもを成長へ導くことにあります。
生徒に教える内容については「学習指導要領」を基にして教育課程が作成されて、それを担当するクラスの生徒に一斉授業形式で教えていきます。
ようは勉強だけでなく、人としての成長についてのサポートも求められるということです。
それに対して、塾講師の役割は、生徒の学習目標を達成するためのサポートをすることにあります。
生徒一人ひとりとしっかりと向き合い、個性や学力に合わせたきめ細かい指導をして、子どもを成長へ導くこと。
いってしまえば成績アップのみに役割を求められることになります。
塾講師と教師間の転職の心得
教師から塾講師へ転職
塾講師から教師へ転職
塾講師と教師の違いについて ～まとめ～
ここまで、学校教師と塾講師の違いについてまとめてきました。
いずれも、教育に携わることができるという点では、共通するところのある仕事といえるでしょう。
しかし、この両者は、採用条件や社会的役割が大きく異なるということがお分かり頂けたのではないでしょうか。
いずれにしても、合うか合わないかは、その人が持つ価値観によって決まるところが大きいと言えるでしょう。
「自分は、いったいどちらを選べば良いのだろうか。」
勉強だけでなく、人としての成長を見届けたい方は『学校教師』。
生徒の学力向上のサポートを優先したい方は『塾講師』が合うはずです。
自分の胸に手を当てて、「自分は何を優先したいのか」を自問自答していくことにより、自分に合う道を選びましょう。
レア求人・スカウトメールの通知を受け取れます！
会員登録はこちら
関連記事
塾講師の働き方の一つ「業務委託」とは？働く上での注意点を解説！
塾講師として働く際、「アルバイト」「パート」以外に「業務委託」という形式の求人を見て「これはなん…
2022年5月16日塾講師は稼げない？そう言われる理由3つと対処法3つ
塾講師バイトは稼げない？ 高時給なアルバイトとして人気のある塾講師バイト。 しかし、実際に…
2022年4月21日大学生がバイトで月8万円稼ぐ方法！おすすめバイトも紹介
大学生になってバイトを始め、できるだけたくさん稼ぎたいと思っている人もいるのではないでしょうか。 …
2022年7月25日はじめての塾講師のバイトが不安！原因と解消方法を紹介
はじめてのことに挑戦する時は誰でも不安や緊張を感じるものですね。 はじめて塾講師のバイトをする…
2022年8月7日英語の塾講師をしてみたい！どれくらいのレベルの英語ができたらいいの？
受験時代に英語が得意だった、これから留学予定など、英語が得意な人は 「この力を活かして、教え…
2021年8月27日【全講師必見】ー 塾講師デビュー、あなたが最初にやるべきことは？ ー
塾講師の正社員やアルバイトとして採用が決まり、いよいよ講師としてデビューする時。 子供達と接し…
2021年12月24日
