塾講師バイトって急に辞めることは出来るの?
塾講師のバイトを辞めたいと考えている人は、結構多くいることだと思います。
他人とのコミュニケーションが多いこともあって、辛く感じる人もいるでしょう。
とはいえ、辞めることができるかなどは悩むポイントだと思います。
この記事で分かる事
・急に辞めることはできるのか。
・辞めたことによるデメリットなどはあるの?
上記のように考える人に向けて、元塾講師の立場から詳しく解説していきたいと思います。
3分程度で簡単に読むことができますので、ぜひ見てみてくださいね。
結論は可能です
結論から言うと、塾講師を急に辞めるというのは可能だと考えていいです。
事前に連絡しなくても、いきなりバックレる形でも特に問題はありません。
厳密に言うと、バックれることによって塾側が被害を受けた場合は損害賠償を請求することができます。
とはいえ、学習塾でそれほど大きな被害を受けるケースはほぼないですし1人のアルバイトから損害賠償を取るのは大きな労力がかかります。
現実的に難しいと言って良いでしょう。
また、実際に塾講師をしていた人もバックれたケースを多くみていたりします。
経営状況が悪い塾などは、アルバイトが急にいなくなってしまうことなどは珍しくありません。
塾によっては、働いているアルバイトが大きく消耗してしまうケースもあるでしょう。
そういった場合は無理せずすぐに逃げ出すのがベストだといえます。
自分のことを大切にして行動するようにしましょう。
生徒の被害
とはいえ、優しい講師であれば生徒のことを気にかけていることだと思います。
急に辞めてしまうとどんなことが起こるのでしょうか。
見ていきましょう。
先生が変わるストレス
1つ目は、先生が変わるストレスですね。
これが1番生徒に影響を与えるのではないかと思います。
いろいろな生徒がいますから、社交的で人当たりがいい子であればいろいろな講師とコミュニケーションが取れるでしょう。
反対に、人と打ち解けるのに時間がかかる生徒の場合は先生が変わることで大きなストレスを抱える可能性があります。
代わった先生との相性が悪ければ、勉強を嫌いになってしまう可能性もあるでしょう。
とはいえ講師の事情もあるので、なかなか生徒のことだけを考えるのは難しいかもしれません。
しかし、「受験直前の退職は避ける」「内申点に関わるテスト前は退職しない」などある程度配慮してあげることも大切かもしれませんね。
学力が下がる
講師が変わることで、生徒の学力が大きく下がってしまう可能性もあります。
上記で挙げた理由と似ていますが、講師の存在は子供に大きな影響を与えるものです。
真面目な子であれば「自分が理由で先生は辞めたのかな?」などと考える可能性もあります。
生徒の精神面は学力にも大きな影響を与えます。
結果的に、成績が下がってしまうこともあるのです。
塾の被害
講師がいきなり辞めてしまうと、塾にとっても被害が出てしまうことになります。
具体的には、以下の2つが起こり得ると考えられるでしょう。
経費が無駄になってしまう
1つは経費が無駄になってしまうということです。
塾講師を1人雇うだけで、かなり多くのお金がかかっています。
たとえば、求人広告などを出している場合は掲載料がかかることになります。
すぐに人が決まればいいですが、長期にわたって募集がない場合はその分料金も大きくなっていきます。
掲載料だけではありません。
研修を行うためにも費用がかかります。
本来教えることに専念すべき社員やアルバイトなどが新しく入った講師に研修をするためにリソースを使うことになります。
研修をしている社員などの働く時間も増えるため、自然とお金がかかってしまうことになります。
塾講師を1人育成するのも、かなり大きな労力がかかるのです。
講師にいきなり辞められてしまうと、塾としてもかなり大きなダメージを受けることになるのです。
保護者からのクレーム
保護者からもクレームが来る可能性があります。
講師が辞めてしまい、代わった先生がいい人であれば生徒も満足して塾に通うことでしょう。
しかし「〇〇先生が良かった。」など、先生が好きで塾に通っていた生徒などは学習へのモチベーションも下がってしまうことになります。
保護者は学力をあげるために塾に通わせているわけですから、学力が下がってしまえば、クレームが来る可能性が高くなります。
クレームが来れば対応する塾のスタッフもストレスを抱えますし、最悪の場合塾の評判が大きく落ちてしまう可能性もあります。
自分の被害
塾講師を急に辞めたら、他の人に迷惑をかけるだけで済むかもしれません。
もちろんそれだけで終わるケースもありますが、場合によっては自分がダメージを受けることも考えられます。
以下に、詳しく2つ挙げました。
社会人として
1つ目は「社会人として」という部分ですね。
最近では「嫌なことから逃げる」という風潮が定着してきているので、急に仕事から逃げても違和感を持たない人もいるかもしれません。
しかし、人によっては辛くても責任感をもって働かなければいけないという考えを持っているケースも多いです。
一社会人としては、急に仕事をバックレるのは良くないと思っている人は多いでしょう。
アルバイトであれば許されるかもしれませんが、今後さまざまな企業などに正社員として就職した時などはバックれることも難しくなるはずです。
社会人としてのビジネスマナーをしっかりと身につけて起きたい人は、バックれることで逃げ癖がついてしまう可能性もあります。
トラブルにならないために
塾講師を急に辞めるとしても、できればトラブルにならないように工夫をして行動するべきだといえます。
以下にトラブルにならないための方法を挙げました。
あらかじめ伝えておく
塾講師のアルバイトを辞める時には、できるだけ早めに伝えるように心がけましょう。
辞めるのが急であるほど、塾側とトラブルになるリスクは大きくなります。
最低でも数週間前には辞める旨を伝えておきたいところです。
理想としては数ヶ月前の方がいいでしょう。
とはいえ、いろいろな事情などもあるので前もって伝えるのが難しいケースもあるかと思います。
そんな時でも、授業の直前になってバックれるのは多くの人に迷惑をかけてしまいます。
少しでも早く辞めることを伝えるように意識しましょう。
電話で伝える
直接辞めるのを伝えるのは勇気がいるかもしれません。
そんな人は電話で辞めるのを伝えるのも1つの方法です。
もちろん直接伝えることができるのであれば理想かもしれませんが、それが嫌な人はせめて電話では伝えておくようにしましょう。
一番良くないのは、授業当日になっても何も連絡しないことです。
連絡しないよりは、どんな形でも良いので伝えておくようにしましょう。
備品や個人情報の注意
塾の備品や個人情報については、辞めた後にトラブルになりやすいので注意が必要です。
塾側としても、しっかりと管理をしておかなければいけない部分だったりもします。
辞める時には、備品や個人情報に関するものを自分がもっていないか確認しましょう。
持っている場合は、辞める前に返却しておく必要があります。
辞めたほうがいい塾
上記で「急に辞めること」について解説してきましたが、すぐにでも辞めた方がいい塾というのも存在します。
具体的には「パワハラを受ける」「無料での残業が多い」です。
パワハラについては、授業研修などでいきすぎた指導が行われる時などに起こりやすいです。
心に傷を負ってしまうことにもなるので早めに逃げるようにしましょう。
また、無料での残業が多すぎる塾なども注意が必要です。
授業後の清掃、生徒の書類など簡単な残業がある塾は多いかもしれません。
しかし、あまりにも残業が多い場合は辞めるのも検討すべきです。
まとめ
塾を急に辞めることはできます。
ただ、後でトラブルにならないよう細心の注意を払っておくのがベストですね。
キャリアUPエージェント非公開求人
現役大学生も登録OK!
貴方のご希望に沿った仕事先の塾を
紹介するサービスです。
まずは、ご希望をお聞かせください。
キャリアUPエージェント非公開求人
申し込み完了
スタッフよりご連絡いたしますので、今しばらくお待ちください。
ダイレクトスカウトご登録
申し込み完了
貴方のプロフィールに興味を持った塾から連絡が入りましたらメールでご連絡が届きます。
届きましたら当サイトにログインをして、ご連絡をお願いいたします。