【摂りすぎ厳禁】勉強における糖分摂取のメリットとデメリットを解説！|塾講師キャリア

勉強しているとついつい甘いものが欲しくなる。。。誰しもそんな経験があると思います。実は甘いものが欲しくなる事は、脳があるサインを送っているからなのです。今回は勉強において糖分を摂取するメリットとデメリット、おすすめのお菓子をご紹介いたします。

なぜ糖分が欲しくなるのか

①脳が活性化して集中力が上がる

1つめのメリットは、脳が活性化して集中力が上がることです！先述した通り、脳のエネルギー源は等分から分解される「ブドウ糖」です。勉強は長時間脳を働かせることが多いので、当然時間が経つにつれ脳が疲れてきますし、それに伴って集中力が低下していきます。その時に糖分を摂取すれば、脳にブドウ糖が行き届いて活性化するようになるので、集中力を取り戻すことができます。

②勉強の気分転換になる

2つめのメリットは、勉強の気分転換になることです！糖分を摂取することが脳に良い事は確かですが、糖分摂取には一時的なリフレッシュ効果が期待されます。ふとした休憩の合間などに摂取すれば、リフレッシュした気持ちで勉強に臨めるようになるので、メリットと言えるでしょう。

糖分を取るデメリット

①低血糖による集中力の低下

1つめのデメリットは、低血糖による集中力の低下を招くことです。脳にとって糖分はエネルギー源となり、活性化させてくれる要素でもありますが、同時に体を疲れさせてしまう原因にもなります。人間は、糖分を摂取すると血糖値が急激に上がり、その後まもなくして急速に下がっていく「血糖値スパイク」と呼ばれる状態に陥ります。この状態になると人間は、低血糖状態になって集中力の低下や急激な眠気が襲ってくるため、一概に糖分を摂取することが勉強に良いこととは言えないようです。

②疲れやだるさの促進

2つめのデメリットは、疲れやだるさの促進です。糖分によって一時的な集中力の増加や気分転換につながる事は確かですが、同時に糖分摂取による低血糖状態から疲れやだるさを促進してしまうといった側面もあり、勉強へのやる気を削いでしまう可能性があります。

③うつ症状の促進

3つめのデメリットは、うつ症状を促進してしまうことです。糖分摂取による低血糖状態が続いてしまうと不安感や心配が強くなると言われており、勉強によるストレスも相まってうつ症状を促進してしまう可能性があります。普段から勉強の際にお菓子を摂取している人は、そのような状態に陥りやすくなる可能性があるため、適量な摂取を心がけるように注意しましょう。

おすすめのお菓子

上記のようなメリットとデメリットが存在する糖分ですが、血糖値の上昇を緩やかにすることができれば、低血糖状態になりにくくなってむしろ脳が活性化して集中力を持続できるので、勉強にとって心強い味方となるはずです。ここからは、血糖値を上げにくい低GI食品をはじめとする勉強に最適なお菓子をご紹介したいと思います。勉強の際にどうしてもお菓子が食べたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

①ハイカカオチョコレート

1つめのお菓子は、ハイカカオチョコレートです！一般的なチョコレートには、カカオが30～50%ほど入っており、その他に多くの砂糖やグラニュー糖などの糖質が含まれています。一方、カカオチョコレートはカカオが70%以上入っており、その分糖質も抑えられているため、低血糖状態を防ぐことができるお菓子としては最適です。またカカオには、抗酸化作用であるポリフェノールが豊富に入っており、便通効果や美肌効果等の健康効果が期待できるので、むしろ積極的に摂るべきお菓子といえるでしょう。

②ラムネ

2つめのお菓子は、ラムネです！こちらは、勉強のお供に最適なお菓子として有名ですよね。なぜ勉強に最適なのかというとラムネには、ブドウ糖が70%以上入っており、脳に必要な栄養素であるブドウ糖を分解することなく直接摂取することができるからです。他のお菓子と比べて分解をはさまないので、即座にエネルギーが補給できて少量で満足感も得られるため、多量摂取による血糖値の上昇を防ぐことができます。

③ガム

3つめのお菓子は、ガムです！このお菓子の良い点としては、ガムを噛むことによって注意や集中力を司る前頭葉が刺激され、血流が活性化するので、勉強によるストレスを解消してくれる効果があることです。またガム特有の爽快感や豊富な味のバリエーションから満足感を得やすく、飽きにくいことからお菓子に最適であるといえます。

④バナナ

4つめのお菓子は、バナナです！バナナは他のお菓子と違って糖質だけでなく、幸福感をもたらすセロトニンの分泌を促してくれるトリプトファンやビタミンB6などの栄養素も豊富に持っており、お菓子代わりに最適の果物です。勉強の合間に体に適切な栄養を届けることができるため、長時間の勉強の疲れを取り除くことができ、癒し効果を求めるのであればバナナ以上のお菓子はないといえます。またバナナはさまざまな工夫が可能で、もし生で食べるのが飽きた場合でも、投入とミキサーにかけてスムージーにしてジュース代わりにすることも可能ですからぜひ試してみてください。

⑤ブルーベリー

５つめのお菓子は、ブルーベリーです！ブルーベリーには、バナナと同様にビタミンC、ビタミンE、食物繊維などの豊富な栄養素が入っています。またカカオ同様に、抗酸化作用を持つポリフェノールが豊富に含まれているため、非常に健康に良い果物です。またバナナよりもカロリーが低く、糖質も控えめであるため、低血糖状態になりたくない方や勉強中のお菓子による体重増加を避けたい方はおすすめです。

⑥ナッツ類

6つめのお菓子は、ナッツ類です！ナッツ類は、ピスタチオやアーモンドが当てはまります。これらにはビタミンB群やビタミンEなど健康に良い栄養素が豊富な食品となっており、糖質も低いので、血糖値の上昇も緩やかにすることができます。またナッツ類には食物繊維が豊富ですので、他のお菓子にはない食べ応えがありますし、便通改善にも役立つため、やわらかいお菓子が苦手だという方にはおすすめします。

⑦無糖ヨーグルト

7つめのお菓子は、無糖ヨーグルトです！ヨーグルトは発酵食品であるため、腸内環境に良く健康食品である事はよく知られていますが、お菓子としても非常に優秀です。血糖値の上昇を抑えることができるうえに、ナッツやフルーツとの組み合わせも可能なので飽きることがなく、他のお菓子を食べなくて済むと言う利点があります。もし無糖が苦手という場合は、オリゴ糖を加えることによってほんのり甘いヨーグルトを味わうことができるので、適量を加えてみるとよいでしょう。