●【年代別】学校の先生の給料を小・中・高・大に分けて比較
●学校の先生の給料の仕組みや特徴
というテーマで解説します。
ぜひ最後までお読みください!
【年代別】学校の先生の給料を小・中・高・大に分けて比較
学校の先生のお給料は、学校や年齢によってさまざまです。 ここでは、教員の年収を学校別に分けて紹介します。
●小学校教員
●中学校教員
●高校教員
●大学教員
それぞれ詳しく見ていきましょう。
小学校教員【約514万円】
小学校の先生のお給料は、平均すると年収約514万円です。 平均月収は35万7,441円で、ボーナスは約175万円から200万円ほど支給されます。 基本的には年功序列の制度であるため、業務量に関わらず勤続年数が多い教師が、高い報酬を受け取れる傾向にあります。 また、小学校教員の年収を年齢別に比較した表はこちらです。年代 | 平均年収 |
---|---|
20代 | 377万~514万円 |
30代 | 514万~683万円 |
40代 | 676万~782万円 |
50代 | 782万~898万円 |
中学校教員【約544万円】
中学校の先生のお給料は、小学校の先生と同じく約544万円です。 月収は約34万円ほどで、年収の区分で見るとミドル年収層に該当するでしょう。 年代別に収入を比較すると、このようになります。年代 | 平均年収 |
---|---|
20代 | 322万~370万円 |
30代 | 382万~395万円 |
40代 | 439万~506万円 |
50代 | 562万~557万円 |
高校教員【約716万円】
高校教師の平均年収は、約716万円です。 平均月収は約45万円で、初任給は20万円です。 一般的に見ても、高収入の職業に位置づけられるでしょう。 年代別の平均年収は以下の通りです。年代 | 平均年収 |
---|---|
20代 | 408万~508万円 |
30代 | 559万~637万円 |
40代 | 716万~802万円 |
50代 | 823万~859万円 |
大学教員【約1112万円】
大学教員(准教授)の平均年収は857万円です。 大学准教授は大学教授へのキャリアアップも控えているため、さらに年収を伸ばせる職業と言えます。 勤務している大学別に平均年収を比較すると以下の通りです。大学 | 平均年収 |
---|---|
公立大学 | 600万~700万円 |
国立大学 | 650万~750万円 |
私立大学 | 700万~800万円 |
大学病院(医学部) | 750万~850万円 |
大学 | 平均年収 |
---|---|
公立大学 | 442万~521万円 |
国立大学 | 498万~619万円 |
私立大学 | 574万~779万円 |
大学病院(医学部) | 724万~827万円 |
学校の先生の給料の仕組みや特徴
学校の先生の給料はどのようにして上がっていくのでしょうか? ここでは、給料の決まり方について以下の3点に焦点を絞って解説します。
●年功序列で上昇
●手当がはあるが高くはない
●副業は禁止
学校の先生は給料が安定した職業ではあるものの、大きく稼ぐことは難しいという特徴があります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
年功序列で上昇
学校の先生の年収は、基本的に年功序列で上がっていきます。 そのため、急激な増収は難しい職業と言えます。 もちろん、手当やボーナスなどは支給されるものの、年功序列の域を出ないのが現状です。 それでも、毎月決まった給料が見込めるため、安定した職業であると言えます。 子どもと接するのが好きな方や、指導することに喜びを感じる方に非常に向いている職業と言えるでしょう。 好きなことを仕事にできれば、長期にわたって仕事を継続することは、難しいことではありません。 そのため、継続が収入に直結する年功序列という制度を上手に活かしたキャリアアップを図れるでしょう。手当はあるが高くはない
学校の先生の仕事は、精神面や肉体面に負担がかかる仕事です。 そのため、各種手当ては他業種と比較して充実していると言えます。 手当の種類をいくつか紹介します。手当の種類 | 支給額 |
---|---|
修学旅行等指導業務 | 8時間程度の業務:1,700円 |
部活動指導業務 | 4時間程度の業務:1,200円 |
入学試験業務 | 8時間程度の業務:900円 |
副業は禁止
公立の学校で勤務している場合、公務員に該当します。 公務員は、以下のように副業は基本的に法律で禁じられているのです。
●国家公務員は営利を目的とする企業や団体の役員等との兼業や自営業ができないと規定されている。
●同法第一〇四条では営利企業以外の事業の団体についても同様のことを規定して、国家公務員の兼職、副業を禁止している。
(参照元:衆議院|公務員の副業に関する質問主意書)
また、勤務区分によっても副業の規定は異なります。
●公立の常勤講師→法律の規定により負荷
●私立の常勤講師→勤務先の規定による
●公立または私立の非常勤講師→可
時代の流れの中でテレワーク化が進み、副業に取り組みやすい環境が整いつつあります。
しかし、公立教員の場合は、法律で副業が禁止されてます。
それでも、教師という職業は他業種と比較して安定していることは確かです。
本職にコミットして取り組むことで、年功序列による給料の増加は期待できます。
教師の仕事が好きであれば、副業などは考慮する必要はないと言えるでしょう。
学校の先生の給料は年功序列で安定している
学校の先生の給料は比較的安定しています。 大きな給料の増加を見込めないとはいえ、毎月決まった額の報酬は受け取れるため、給料面で心配することは少ないでしょう。 また、生徒を指導することにやりがいを感じる方であれば、天職と言えます。 年功序列で給料が決まるため、長く続ければ続けるほど収入が増加していきます。 そのため、やりがいをもって仕事にコミットし続ければ、将来性のある職業と言えるでしょう。レア求人・スカウトメールの通知を受け取れます!
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