大学生のバイト代の平均は?時給や月収、使い道を徹底解説!
大学生になると学費やお小遣いのために、アルバイトを始める人も多いのではないでしょうか。
世の中のアルバイトをしている大学生の平均月収はどれくらい?平均時給は?
など、他の学生のアルバイト事情が気になることもありますよね。
そこでこの記事では、大学生のバイト代の平均月収や時給などを徹底調査しました。
バイトの時間、バイト代の使い道など、大学生のバイト事情も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
この記事は、以下の調査結果を参照して作成しています。
大学生のバイト代は?平均月収や平均時給
大学生のバイト代の平均や平均時給を紹介します。
自分のバイト代と比較し、目安にしてみてください。
大学生のバイト代の平均は約3万円
独立行政法人日本学生支援機構「令和2年度学生生活調査結果」によると、令和2年度のアルバイトによる平均年収は366,500円、月平均にすると約30,541円となります。
ただし、大学生の生活状況によって、アルバイトで必要になる金額やアルバイトができる時間なども異なります。
実家暮らしよりも1人暮らしの大学生の方が、アルバイトで必要になる金額が大きい傾向で、理系や短大の学生はアルバイトに従事できる時間が少ない傾向があります。
しかし、アルバイトをしていない大学生や、1ヶ月に5万円以上稼ぐ大学生もいるのが現状です。
大学生のバイトの最高月収は10万円!?
大学生のアルバイトで高収入を得るのは、学生生活との両立の観点からも難しいですが中には10万円以上稼ぐ大学生もいます。
しかし、あまりにも稼ぎ過ぎると親の扶養から外れる、納税の義務などの問題が出てきます。
大学生のバイトは、年収103万円を超えると親の扶養から外れ、大学生本人が所得税を納める義務も生じます。
親の扶養から外れると親に課せられる税額が上がり家計に影響が出る可能性があります。
家族扶養手当がある場合は、手当が減る可能性もあるため、103万円を超えて働きたい場合は、まず親と相談しましょう。
年収103万円は月平均にすると、約8万5千円です。
そのため扶養内で働きたい大学生の月収は8万円程度に抑えるのがいいでしょう。
大学生のバイトの平均時給は約1,000円程度
AIDEM人と仕事研究所の調査(2022年2月集計)によるとアルバイトの平均時給は、東日本エリアで1,161円、西日本エリアで1,211円です。
大学生はほとんどのアルバイトに応募できることから、平均時給はほとんど同じであると言えます。
平均時給1,000円程度、平均月収は3万円という結果から、毎月30時間程度アルバイトをしている大学生が多いことがわかりますね。
大学生のバイトの平均勤務時間
ベネッセ「大学生の学習・生活実態調査報告書」によると1週間あたりのアルバイトの平均実施日数は2.9日、平均実施時間は14.3時間です。
アルバイトをしている大学生の中で、1番多い勤務時間は週3回で32.1%、次に多いのが週2回で24.3%です。
つまり、バイトをしている大学生は、週2~3回、1日あたり平均4~5時間程度労働する人が多いということになります。
ただし、マイナビ キャリアリサーチラボ「大学生のアルバイト実態調査(2021年)」によると長期休暇中はバイトの時間が6時間以上と長くなる大学生が増えています。
このことから、大学の授業がある学期中は学業との両立を考えてできる範囲でバイトをし、長期期間中にしっかりとバイトをする学生が多いことがわかります。
大学生のバイト代の使い道は?
全国大学生協連「第57回学生生活実態調査」によると、
大学生のアルバイト代の使い道は、貯金が約33%、生活の維持やゆとりのためが約27%と、3~4人に1人が生活費や貯金などに使用しています。
その他の使い道は、旅行・レジャー費約22%、サークルなどの活動費用が12.5%です。
月収30,000円の大学生なら、約10,000円を貯蓄し、約8,000円を生活費に、約6,500円を旅行やレジャー費に、サークル活動の費用に約4,000円使用していることになります。
大学生のバイト事情~ほとんどの大学生がアルバイトをしている~
独立行政法人日本学生支援機構「令和2年度学生生活調査結果」によると、大学生の80.7%が何らかのアルバイトに従事しています。
ほとんどの大学生がアルバイトをしていることがわかります。
一方、アルバイトをしていない大学生も一定数います。
マイナビの調査によるとアルバイトをしていない理由は「なんとなく働きたくない」「プライベートを大事にしたい」「学生生活との両立が難しい」でした。
大学生のアルバイトは、プライベートを大事にしたり、学生生活と両立したりするために、時間の使い方が重要です。
学生生活とバイトを両立させるコツは?
アルバイトをしない理由にも「学生生活との両立ができない」とあったように、大学生のバイトで重要なことは、大学生活との両立です。
そこで、ここからはアルバイトと学生生活を両立するコツを紹介します。
バイトを入れすぎない
いくらアルバイトが楽しいとはいえ、アルバイトを入れすぎてしまうと、課題やレポートをする時間がない!ということになってしまいます。
また長時間アルバイトをしすぎて授業に出席できずに留年する、授業中に居眠りしてしまうなんてことになる人もいます。
アルバイトをしすぎて大学をやめることになっては意味がありません。
大学生活と両立させるためにも、アルバイトを入れすぎないことがコツです。
面接のときに、週何回、何時間などの希望を伝えておくこともポイントですよ。
通いやすい場所でバイトをする
通いやすい場所でバイトをするのもコツの1つ。
どんなにすばらしいバイトでも、通いにくい場所では長続きしません。
できるなら、大学の近く、自宅の近くなど、通いやすい場所のバイト先を選びましょう。
通いやすい交通手段があることもしっかりとチェックしておくこと。
通うにはバスが必要で、終バスが早すぎるなどの失敗もあります。
交通手段を調べるときには、バスや電車の間隔や終電の時間も要チェックです。
週2~3回程度で必要な収入を得られるバイトを探す
大学生の平均労働時間は週2~3回程度、1回あたりの労働時間は4~5時間でした。
多くの学生がその時間で労働しているのなら、その時間でバイトをすれば大学生活と両立できる可能性も高いと言えるでしょう。
必要な収入が決まっている場合は、週2~3回程度で必要な収入が得られる時給をもらえるバイト先を選びましょう。
自分のペースでバイトをする
自分のペースで勤務できるアルバイト先を探すこともコツの1つです。
シフトをどんどん入れられる、自由にシフトを入れられないアルバイトは、学生生活との両立は難しくなります。
勤務時間が授業の時間帯だったり、深夜、朝までの時間だったりの場合も、学生生活との両立が辛くなる場合があります。
面接時には、希望のシフトが提出できるか、勤務時間はいつなのかを必ず確認しましょう。
大学生のアルバイト代の平均は約3万円!自分のペースでバイトをしよう
調査の結果、大学生のバイト代の平均は約3万円でした。
ただし、大学の学部や学年、自宅や一人暮らしなど生活スタイルによってもアルバイトできる時間や必要な収入が異なります。
大学生がアルバイトを続けるコツは、自分のペースでアルバイトをすることです。
大学生にとって、大学生活とアルバイトの両立が最も重要なことですよね。
ぜひ、自分のペースで勤務できるアルバイトを見つけて、アルバイトを続けながら大学生活も楽しみましょう。
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