【もう悩まない】英語長文で時間が足りないときの原因と5つの対処法!おすすめの勉強法も紹介
「英語長文を解くのに時間がかかりすぎる!」
「どうやって解いたら英語長文を克服できるの?」
「もっと速く英語を読めるようになりたい!」
このようなお悩みをお持ちの方は、多いのではないでしょうか?
英語長文は、短い試験時間内に長大な英文を読まなくてはならないため、得点しにくい種類の問題と言えます。
それでも、正しい勉強法を積み重ねていくことで、英語長文を得点源に変えることは誰にでも可能です。
今回は
・英語長文で時間が足りなくなる原因
・時間が足りなくなるときの対処法5選
・英語長文を克服する4つの勉強法
について解説します。
この記事では、英語長文を克服するための考え方について詳しく解説しているので、ぜひ最後までお読みください。

英語長文で時間が足りない原因は同じ文を何度も読んでいるから
英語の長文を読むのが遅い人の共通点は、繰り返し同じ所を読んでいることがあげられます。
何度読んでも理解できず、同じ行や文を読んでいると、気がつかないうちに大きなタイムロスになるでしょう。
サクサク英語を読み進めるためには、1回目を通しただけで英文の大まかな意味を捉える必要があります。
そのためには、同じ文を何度も読んでしまう原因を取り除かなくてはなりません。
・単語の意味が分からない
・文の構造が把握できない
・文単体の意味が分からない
・文脈が取れない
以上のような項目に心当たりがある方は、1つずつできないことを潰していく必要があるでしょう。
根本的には、単語の意味と文法事項の定着が不十分であることが原因です。
速く文を読めない場合は、基礎力を重点的に伸ばしていきましょう。

英語長文の時間が足りないときの対処法5選
英語長文の問題を解く際に、時間が足りなくなる場合の対処法を5つ紹介します。
1.先に問題文を読む
2.パラグラフごとに内容を整理する
3.分からない単語でとまらない
4.読むスピードに緩急をつける
5.スラッシュリーディングで読む
問題を解くときに意識するだけで成果が出る可能性のある方法を紹介するので、気になる方法があれば、ぜひ1度試してみてください。
1.先に問題文を読む
英語長文の問題は、本文と設問に分かれています。
本文を読み始める前に、先に設問を読むことで何を問われているのかを明確にできます。
英語長文の問題は、本文の中にちりばめられている情報を元に、設問に解答するゲームです。
つまり、設問を先に読み「何を問われるのか?」を把握した上で本文を読むことで、重要な箇所を意識しながら、読み進められます。
設問に関係がありそうな場所をマークしながら読めば、後で見返したときに問題が解きやすくなるでしょう。
2.パラグラフごとに内容を整理する
パラグラフとは、文のまとまりを指します。
文章と構成とし、パラグラフごとに筆者が伝えたい主張が隠されています。
つまり、それぞれのパラグラフの主張を確実に理解しながら読み進めることで、本文全体の主張が理解できるのです。
全体を一括で把握するのが難しい場合は、パラグラフごとの内容を、かんたんにまとめてメモをとっておくことをおすすめします。
そうすることで、文章全体の大きな流れがつかめるでしょう。
3.分からない単語でとまらない
難易度の高い英語長文になると、そもそも単語帳に載っていないような単語が、本文の中で登場するケースが頻発します。
基本的に、難易度が高すぎる英単語は、理解する必要はありません。
前後の文脈で推測することで、問題なく読み進められることがほとんどです。
そのため、しっかりと英語単語を勉強した後は、分からない単語が出ても慌てずに読み飛ばしましょう。
知らない単語に戸惑い、読解が止まってしまうことは、タイムロスの原因です。
4.読むスピードに緩急をつける
英語長文の本文全てを同じペースで読み進めるのではなく、スピードに緩急を付けることをおすすめします。
なぜなら、問題を解く上で重要な部分は、本文全体の一部分だからです。
パラグラフの中には、大きく分けて以下の3つの要素が盛り込まれています。
・結論(主張)・・・パラグラフの中で最も伝えたいこと
・理由・・・結論を裏付ける理由、裏付け
・具体例・・・結論や理由を説明するための具体的なエピソード
以上の要素の中で「結論」と「理由」にあたる部分は、特に丁寧に読みましょう。
反対に「具体例」は、サクッと読んで構いません。
文の役割を把握した上で、読解にグラデーションを付けることで、時間と脳のスタミナを節約できます。
5.スラッシュリーディングで読む
「スラッシュリーディング」とは、英文を頭から区切って読んでいく読解法を指します。
日本語と英語は、文法的に語順が大きく異なるため、日本語の思考回路で英語を読もうとすると、英文を後ろから訳し上げる読み方になる方が多いです。
しかし、英文を後ろから訳す読み方は、時間がかかる原因となるため、おすすめしません。
スラッシュリーディングは、英文を前から順番に訳していくための読解法です。
例えば
I had dinner / with Mike / yesterday.(私は晩ご飯を食べた / マイクと / 昨日)
のようにスラッシュを入れながら読むことで、文頭から英文を読むクセが付きます。
英文を英語の語順のまま読むことで、英語長文の本文を読む速さは、改善されるでしょう。

英語長文で時間が足りない人が行うべき4つの勉強法
英語長文を速く読む上で必要になる力は「文法力」と「語彙力」です。
この2つがそろえば、ひたすら読む練習をすることで速く正確に英語を読めるようになるでしょう。
ここでは、英文を速く読むための勉強法を5つ紹介します。
1.英単語や英熟語を身につける
2.文法事項を復習する
3.文の構造を把握しながら読む【速さは意識しない】
4.リスニングや音読をする
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.英単語や英熟語を身につける
英単語や英熟語の知識は「語彙力」に該当します。
英文に登場する知らない単語や表現をできる限りなくしておくことが重要です。
そのためには、英単語帳で単語や熟語をたくさん覚えましょう。
志望する大学によるものの、入試に必要な単語数は8,000語、熟語は300語と言われています。
おすすめの勉強法は、1~2ヵ月間で1つの単語帳をひととおり覚える方法です。
1ヵ月に500~700単語程度のペースで覚えていくと、英文の読みやすさが劇的に変わります。
1冊の単語帳をコンプリートしたら、それ以上は深追いせず、忘れたタイミングを見計らって何度も復習すると良いでしょう。
早めに英単語を覚えるフェーズをクリアすることが大切です。
2.文法事項を復習する
「文法力」は、英語長文を読む上で重要な力です。
特に以下の項目は、重点的に勉強しましょう。
・英語の文型(第1文型~第5文型)
・関係代名詞
・主節と従属節の関係
以上の3点を押さえていれば、複雑な文でない限り英文を読む上で困りません。
文法は英語の基礎にあたるので、不安がある方は復習すると良いでしょう。
3.文の構造を把握しながら読む【速さは意識しない】
文の構造を理解できていないと、単語同士の関係性がつかめず、文の意味を把握できなかったり、誤った解釈をする危険性があります。
文の骨格を意識しながら英文を読みましょう。
Mike went to school even though he had a cold.
(マイクは風邪を引いているのにも関わらず、学校にいった。)
上のような文場合、太字で表したのがこの文のメインの内容(主節)で下線部がメインの内容を説明する部分(従属節)です。
このように「主節」や「従属節」の関係を把握することで、文章全体の大切な部分が見えてきます。
無意識的に理解しながら読めるようになれば、文章を読む速度は上がるので、練習をする際は速さを意識せずに文構造を理解しながらゆっくり取り組みましょう。
4.リスニングや音読をする
リスニングや音読をすることで、視覚だけでなく聴覚を使って英語を勉強できます。
なお、英文を何度も音読することで、英語独特のリズム感が身につき黙読の速度が上がる効果を期待できます。
そのため、ネイティブの音源を用いたリスニングや音読をするのがおすすめです。

英語長文は総合力が試される!基礎を磨いてスピードを高めよう
英語長文は「語彙力」と「文法力」に加え「英語に対する慣れ」が求められる問題です。
そのため、基礎的な力が身についていない状態では、英文を読む速さは一向に上がりません。
読解スピードは、基礎力が身についた後からじわじわ付いてくるので、まずは正確に文書を読み進める練習から始めましょう!
個別指導塾での5年間の講師経験を持つ元塾講師です。
生徒の成績の向上させるための指導はもちろん、
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