【誰でも分かる】英語の命令文の作り方を3ステップを例文で解説!

「英語の命令文の作り方がいまいちわからない」 「基礎的なところから英語を勉強したい!」 「英語のテストでいい点をとりたい」 英語の命令文は、中学や高校で英語を勉強していれば、必ず登場する文型です。 普通の文と形が異なるため、戸惑ってしまう人は多いのではないでしょうか? それでも、命令文の構造はかんたんであるため、コツをつかんでしまえば誰でも分かるようになります。 本記事では
・英語の命令文の作り方3ステップ ・英語の命令文に関係するさまざまな表現
というテーマで解説します。 この記事を読めば、英語の命令文の作り方をマスターできるようになるので、ぜひ最後までお読みください。
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英語の命令文の基本

英語の命令文には、大きく分けて3つの形が存在します。
・命令:(例)英語を勉強しなさい。 ・禁止:(例)おやつを食べてはいけません。 ・提案:(例)一緒に映画を見ましょう。
英語の命令文の基本を理解するには、これら3パターンを押さえましょう。 命令の場合は、動詞の原形を文頭に配置します。
例:Study English.(英語を勉強しなさい)
この例文は「Study」という動詞の原形を文頭に配置することで、命令文であることを表します。 禁止の命令文は「Don’t」を文頭に配置します。
例:Don't eat snacks.(おやつを食べてはいけません)
この例文は「Don’t」を先頭に配置することで、禁止の意味を表しています。 提案の命令文は「Let's」を文頭に配置します。
例:Let's watch a movie together.(一緒に映画を見ましょう)
「Let's」によって「~しなさい」というきつい表現ではなく「~しましょう」という柔らかい表現に書き換えられます。 このように、先頭に配置する言葉によって、ニュアンスが大きく変わります。 「命令」「禁止」「提案」の3種類は命令文の基本となるので、しっかり押さえておきましょう。
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【例文解説】英語の命令文の作り方3ステップ

英語の命令文の作り方が分かれば、読むときも困りません。 ここでは、命令文の作り方を3つのステップに分けて紹介します。 1.主語を消す 2.動詞を原形にする 3.否定は「Don't」提案は「Let's」 この3点を理解すれば、肯定文から命令文に変えるための手順が分かります。 1つずつ見ていきましょう。

1.主語を消す

肯定文から命令文に変えるまでの一連の流れを見ていきましょう。
例文「You are kind to children.」 (日本語訳:あなたは子どもに優しいです)
を用いて解説します。 命令文は動詞が主役になるため、文頭にある主語を消します。 この例文の場合
You are kind to children.」→「are kind to children.」
となります。 もちろん、このままでは文の形がおかしいので、次の工程を見ていきましょう。

2.動詞を原形にする

次は、先頭にある動詞を原形に書き換えます。 今回の例文の場合、be動詞「are」の原形は「be」となるので 「are kind to children.」→「Be kind to children.」となります。 つまり、日本語に訳すと「子どもたちに優しくしなさい」という命令文ができあがるのです。 一般的な命令文はこれで完成です。 否定をしたり提案をしたりする場合は、さらに一手間加える必要があります。

3.否定は「Don't」提案は「Let's」

否定や提案の意味を付ける場合は、文頭に「Don’t」「Let’s」を付けます。 例えば
「Play in the park」(日本語訳:公園で遊びなさい)
という基本的な命令文を禁止の意味に書き換える場合は、文頭に「Don’t」を付けます。
Don’t play in the park.」(日本語訳:公園で遊んではいけません)
また、提案したい場合は「Let’s」を文頭に付けるだけです。
Let’s play in the park.」(日本語訳:公園で遊びましょう)
このように、文頭に「Don't」または「Let’s」を付けるだけで、意味合いが大きく変わります。 基本は動詞の原型を文頭に配置する命令文の形です。 基本的な形さえ理解しておけば、禁止や命令などのさまざまな意味に書き換えられます。
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英語の命令文に関係するさまざまな表現

否定の「Don't」や提案の「Let’s」以外にも、命令文にはさまざまな表現や言い替えがあります。 ここでは、命令形を使った表現の仕方を4種類紹介します。 ・Pleaseを用いた表現 ・Neverを用いた表現 ・mustを使った言い換え ・命令文の受動態 それぞれ詳しく見ていきましょう。

Pleaseを用いた表現

命令文は相手に対して威圧的な印象を与えてしまう表現です。 そこで「Please」を用いることで、優しい言い方に書き換えられます。 例えば「Help me with the laundry.」は「洗濯を手伝いなさい」という命令のニュアンスが強いです。 一方「Please help me with the laundry.」とすることで「洗濯を手伝ってください」となり、表現が柔らかくなります。 また「Help me with the laundry, please.」のように「Please」は文末に持ってくることが可能です。

Neverを用いた表現

「Don't」より強い語気で禁止を伝えたい場合は「Never」を使います。 「Never」には「二度と〜ない」という意味があるため、強い否定を表すときに使われる単語です。 例えば 「Don’t play in this park.」(この公園で遊んではいけません) の場合、以下のように書き換えられます。 「Never play in the park.」(二度とこの公園で遊ぶな)

mustを使った言い換え

命令文は助動詞の「must」を用いて言い換えられます。 「must」を用いることで、命令文ではなくなるものの、ニュアンスはほとんど変わりません。 例えば 「Go home early.」(早く家に帰りなさい) は以下のように書き換え可能です。
You must go home early.」(あなたは早く家に帰るべきです)
このように、命令文から肯定文に変わっているものの、文の内容は変わりありません。 また「must」は禁止を表すことも可能です。 例えば 「Don't stop studying.」(勉強をやめてはいけません) は以下のように書き換えられます。
You must not stop studying.」(あなたは勉強をやめるべきではありません。)
このように「must not」を付け加えることで、禁止の意味を表現できます。

【発展】「命令文,and~」「命令文,or~」の用法

発展的な内容として「and」や「or」を用いた構文についても押さえておきましょう。 命令文と「and」や「or」を併用すると、以下のような構文が完成します。 ・「命令文,and~」・・・(○○しなさい、そうすれば~) ・「命令文,or~」・・・(○○しなさい、さもないと~) 例えば「命令文,and~」の場合 「Study, andu'll be smart.」(勉強しなさい、そうすれば賢くなれます。) となります。 このように「and」や「or」を命令文と共に用いれば、命令に対する条件を表せます。
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英語の命令文の作り方は難しくない!練習が大切

英語の命令文の作り方はかんたんです。 命令文のポイントは「動詞の原形を文頭に配置する」です。 このポイントさえ押さえておけば、命令文を作るときに困ることはありません。 命令文の言い換えや構文までマスターし、英語を得意科目にしていきましょう。
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この記事を書いた人
中野 こうき
元塾講師
プロフィール

個別指導塾での5年間の講師経験を持つ元塾講師です。 生徒の成績の向上させるための指導はもちろん、 勉強の面白さを伝えることにも力を入れてきました。 生徒が楽しく積極的に勉強に取り組めるような、 そんな授業を目指していきましょう!

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