先生を辞めたいと思う瞬間はどんな時?おすすめの転職先も!

「プライベートの時間がまったくない」「体調を崩してしまった」など、一度理想を持って先生となった人でも、様々な理由で「もう教師はやめよう」と考えることは多いでしょう。 今回の記事では、 先生を辞めたいと思う人が多い理由と、 もし転職するとしたらどのような仕事が向いているのか を解説します。
スカウト申し込みバナー

「先生を辞めたい」と思う理由

「先生を辞めたい」という気持ちは同じでも、その理由は人によってさまざまです。 以下で、「教師をやめたい」と思うよくある理由を紹介します。
・拘束時間が長い ・生徒に集中できない ・保護者対応 ・人間関係 ・自分のやりたいことと違っていた
メディアなどで取り上げられることも多く、知っている人も多いでしょうが、教員の仕事にはほとんど休みがありません。 休み時間は生徒対応、空きコマは校務分掌、放課後は部活と保護者対応をやらなくてはならないのでご飯を食べる時間を取るのも大変です。 「若手は練習量の多い運動部をやってあたりまえ」といった雰囲気もあり、土日も長期休暇も部活と合宿、練習試合と講習などで潰れてしまいます。 日々の業務だけで忙殺されてしまうので、プライベートの時間はもちろん、教材研究や教材づくり、生徒の進路相談などにじっくり答えるための時間が取れない……と悩んでしまう先生が多いのです。 学校や学級によっては保護者対応に時間を取られて摩耗してしまい、みんな疲れが溜まって人間関係がギスギスしてしまうことも。 学校の教育方針や、やりたくても生徒の悩みなどに時間を割いてあげられないことから「自分のやりたい教育はこんな感じではなかった」と感じてしまうケースもあります。
スカウト申し込みバナー

先生の転職先としておすすめなのは?

「先生を辞めたい」と思ったら、まずは落ち着いて「なぜ辞めたいのか」を考えてみましょう。 辞めたい理由によって本当に転職すべきか、転職する先をどこにするかが変わってくるからです。

他の学校

「人間関係」や「学校の教育方針」などが原因の場合、教員は辞めず、他の学校に転職するのも方法です。 特に私立高校なら急な転勤もなく、生徒層も一定なので指導しやすいと感じる人が多いようです。 部活に力をどれくらい入れているか、先生1人あたりの仕事量はどれくらいかなどは学校によって大きく異なっているため、事前のリサーチが大切になってきます。

塾・予備校で働く

「もっと授業に注力したい」「自分のやりたい教育がある」という場合は、塾や予備校で働くと教員経験を活かしながら活躍できるでしょう。 この場合、大きく分けて「講師」と「教室長」に転職先が別れます。 授業に注力したい、教科のスペシャリストになりたいという人は講師に、 実現したい教育観がある、将来的に自分の塾を開きたい、などの場合は教室長が向いているでしょう。

教育業界

「保護者対応が辛い」「より多くの生徒に関わりたい」「『教員』という働き方に違和感があった」という場合は、広く教育業界の中から転職先を探すと良いでしょう。 教育というと教師や塾講師がイメージされがちですが、子供の教育に関わる仕事はそれだけではありません。 教材作成や編集、最近ではICT教育システムの企画や営業などの仕事も教育業界には存在します。 これらの仕事は直接生徒に接して教えることはありませんが、その分間接的により多くの生徒に関わることになります。 教材作成支援など学校の先生の負担減につながることも多く、過去の自分のような先生を助けてあげることもできるでしょう。

営業

「自分は教育に向いていなかった」「別の業界に行きたい」という場合は、営業が向いているでしょう。 教員として培った「先生間の折衝経験」「保護者対応や生徒間の揉め事の解決」「分かりやすく相手に説明する力」が活かせる職種だからです。 自分の担当していた教科、例えば英語なら海外とのやり取りがある会社、家庭科なら食品メーカーなどを探すとより自分の強みを活かせます。 ただし、一般的に別業界に転職したい場合は「若いうちのほうがよい」と言われています。 30代後半以降は転職が難しくなってくるため、もし悩んでいるのであれば早めに転職サイトなどをチェックしてみましょう。
スカウト申し込みバナー

まずは自分を大事にしよう!

真面目な人ほど「教師の仕事が辛い」と思っても、「でも今辞めたら生徒に悪い」「職場に迷惑がかかってしまう」と思い悩んでしまい、冷静な判断ができなくなったり体を壊すまで働いてしまう傾向があります。 「先生を辞めようかな」と思ったら、難しいとは思いますがまずはゆっくり休み「どうしてそう思うのか」「何を解決したいのか」を明確にしましょう! そうすることで、転職すべきかどうかやどのような転職先が良いのかがきっと明らかになりますよ。
レア求人・スカウトメールの通知を 受け取れます!
会員登録はこちら
この記事を書いた人
二木原 恭子
元塾講師 家庭教師
プロフィール

大学生から塾講師・家庭教師として活躍。 中学受験から大学受験まで幅広い学年を扱い、歯学部にも合格させました。 現在は教育・受験ライターとして、医学部受験専門メディアなどにも寄稿しています。

関連記事

塾講師の勤務時間や業務内容とは?残業が多いって本当?

なんとなく「残業や時間外勤務が多そう」というイメージのある塾業界。 「塾講師になりたい」と思って…

2021年11月8日

バイトで稼ぎすぎて親の扶養から外れることになった大学生はどうなる?

大学生は、高校生の時に比べてバイトできる範囲が広がります。 時給が高いバイトをしたり、毎日せっ…

2022年7月28日

塾講師の研修って何をするの?学ぶことを知って心構えをしておこう!

塾講師として採用された際にまず行われるのが「研修」。 どんな事を教えて貰えるのか事前に分かって…

2022年2月2日

大学生のバイトスケジュールはこう決めよう!パターン別おすすめも紹介

大学生の多くがやっているバイトですが、課題が出されたりシフトが多くなってきたりすると「ほかの人は…

2022年6月27日

大学受験エリート様へインタビュー【理念・立ち上げの経緯編】

「塾と求職者のミスマッチをなくすためのマッチング」 を目的とした、塾講師を募集している塾へのイン…

2022年3月30日

思っていたのと違う…バイトを3カ月で辞めるのって迷惑? 

始めはやる気一杯で始めたバイトなのに、実際に仕事をしてみるとなんだか違和感が。 キツイ、人間関…

2022年8月1日
講師登録 求人検索 ログイン
ユーザーログイン

講師の方はこちらから

塾の方はこちらから

×
ユーザーログイン
×

塾のマイページから、チャットでご連絡が可能です。下記より、送信元になる御塾の塾名・教室名を選択してください。

×
ログイン
キャリアUPエージェント非公開求人
現役大学生も登録OK!

貴方のご希望に沿った仕事先の塾を
紹介するサービスです。
まずは、ご希望をお聞かせください。

講師名 (漢字で入力)

姓・名とも必ずご記入ください。
ふりがな (ひらがな)

平仮名でご記入ください。
性別
生年月日
メールアドレス(ログインID)
半角英数字でご記入ください。
フリーメールアドレスはできるだけおやめください。
ログインパスワード
郵便番号
住所 (都道府県)
住所 (市区町村)
番地以降
自宅の電話番号/携帯番号 (ご自宅か携帯の番号をご記入ください。) 半角数字でご記入ください。
ブログ、SNS等のURL ブログ、SNS等をお持ちであればご記入ください。
現在のお勤め状況
出身大学名 大学

学部・学科





出身高校 高等学校
中学受験経験の有無
ある場合の出身中学校名 中学校
今後の指導可能年数 年指導、勤務可能
今後、塾講師・家庭教師などの仕事を何年くらいできるかご記入ください。
自宅最寄り駅

[+] 項目の追加
学校・会社最寄り駅

[+] 項目の追加
指導可能沿線

[+] 項目の追加
指導可能地域(都道府県)

[+] 項目の追加
指導可能地域(市区町村)

[+] 項目の追加
利用可能な交通手段 利用できるものにチェックを入れて下さい。
希望する働き方
受験指導の可否
中学受験指導
高校受験指導
大学受験指導
医歯学受験指導
アピールポイント

指導実績
採用やスカウトを受けやすくするために、ご自身の強みが伝わるように、
より具体的に、より多く記入することをおすすめします。

条件によっては、 教育業での企画スタッフとして働くことに興味がある方は、チェックを入れてください。




希望連絡日時
メールの通知設定

塾講師キャリアからのおすすめ塾の案内や、お知らせの通知設定ができます。
※【当項目でOFFにしても通知されるメール内容】求人応募や、就職に関わる重要なご連絡、塾さまからの連絡、塾講師キャリアからの重要なお知らせなどの通知は必ずメールでお知らせしています。重要なお知らせはOFFにすることは出来ません。

スカウトを受けるにあたり、ブロックしたい企業 働いていた会社など、求職活動をしていることを知られたくない会社がある場合は、ここで「ブロック」することができます。企業名もしくは塾名を正式名称で記載してください。例:【×】早アカ 【〇】早稲田アカデミー

[+] 項目の追加
キャリアUPエージェント非公開求人
申し込み完了

スタッフよりご連絡いたしますので、今しばらくお待ちください。

ダイレクトスカウトご登録
申し込み完了

貴方のプロフィールに興味を持った塾から連絡が入りましたらメールでご連絡が届きます。
届きましたら当サイトにログインをして、ご連絡をお願いいたします。