大学生がバイトを選ぶときのポイント
バイトをしよう!と思っていきなり求人サイトを開くと、あまりのバイトの多さに目移りしてしまったり、自分にどんなバイトが合っているのかわからなくなってしまいます。
そこで、まずは以下の点を最初に考えておくことをおすすめします。
・いつ働きたいのか(平日・休日など)
・どれくらい働きたいのか(週何日働きたいのか、何時間働きたいのかなど)
・どこで働きたいのか(学校の近くか家の近くか、など)
条件面から絞ってバイトを探すことで、「時給がいいバイトだったけれどもあまりシフトに入れなかった」「家や学校から遠くて通勤時間がかかってしまう」ということがなくなるでしょう。
大学生におすすめの稼げるバイト
以下で、大学生におすすめのバイトを紹介します。
それぞれの仕事の特徴から、どんな仕事が自分に合っているのか考えてみましょう!
塾講師・家庭教師
塾講師・家庭教師は大学生バイトに人気の職業の1つ。
その理由は
「時給が高い」「自分の都合に合わせたシフトにしやすい」「短い時間でも働ける」の3点です。
塾講師は、個別指導でも時給1,200円〜が相場であり、集団授業や家庭教師になると時給1,800円程度のことも珍しくありません。
曜日や時間は固定になってしまいますが、その分週のシフト数は少なめでもOKなことが多く、「忙しいけれどもサクッと稼ぎたい」大学生に向いています。
夏休みや冬休みの「講習期間」では1月で10万円以上稼ぐことも難しくないため、「普段は控えめに、長期休暇ではしっかり稼ぎたい」という人にもおすすめです。
飲食店(居酒屋など)
居酒屋など、深夜までやっている飲食店も大学生に人気です。
飲食店が人気のポイントは
「まかないがある」「深夜手当がある」「大学生が多い」の3点。
一見時給がそんなに高そうに見えなくとも、まかないが出るのであれば1人暮らしの学生は食費が浮きますし、遅くまで働けば深夜手当もつくため、非常にコスパが良いバイトと言えるでしょう。
基本的に働く時間は平日の夜になるため、学校の勉強やプライベートとバイトの両立もしやすいのが特徴。
居酒屋などのバイトは大学生が多いため、「バイトを通じた出会いが欲しい」と思っている人にもおすすめです。
テレアポ・コールセンター
テレアポやコールセンターは、「自分の好きなスタイルで働きたい」大学生向け。
企業や個人に電話をかけ、商品やサービスの勧誘をする仕事がテレアポ、通販の受付や顧客からの問い合わせを受け付ける仕事がコールセンターです。
どちらも電話越しの業務になるため服装や髪型が自由なことが多く、シフトも自分の自由に選べるところが多くなります。
マニュアルがしっかりしていることが多く、未経験や短期のバイトでも採用されやすいのがポイント。
大体時給は1,300円〜と高めで、中には時給2,000を超えるものもあります。
テレアポの場合は契約成立数に応じたインセンティブを用意している会社もあるため、トークやメンタルに自信のある人にぴったりです。
イベントスタッフ
「平日は大学で忙しい」という人にぴったりなのがイベントスタッフ。
イベントは土日祝、長期休み中に行われることが多いので大学での勉強とバイトがかぶりにくくなります。
単発での募集も多いので、「今月は暇だな」というときにプラスαとしてやるバイトにもおすすめ。
イベントをやりきったやりがいを感じながら、1日で1万円程度のまとまった額のお金が手に入るでしょう。
毎回違う現場に行くため、「いつも同じ仕事だと飽きてしまう」「色んな人に会いたい」という人にもよいでしょう。
試験監督
土日にバイトをしたい大学生には、試験監督もおすすめ。
こちらはマニュアルなどを読んで、しっかりとそのとおりに行動したい人に向いています。
こちらも単発での募集が多いため、希望するなら派遣業者にあらかじめ登録しておくか、こまめに求人情報をチェックしておく必要があります。
日給は試験の長さによって異なりますが、大体朝から夕方までの模試だと8,000円程度。
忍耐力や責任感のある人におすすめです。
時給だけでなく、シフトに入れるかどうかも考えよう
バイトを決める際に考えたいのが、「時給」だけでなく「自分がどれだけシフトに入れるか」。
たとえ時給が良くてもあまりシフトに入れないようでは稼げません。
バイトをはじめるときは、働ける曜日や時間から、自分が入りやすいシフトかつ高時給のバイトを決めるようにしましょう!
この記事を書いた人
- 二木原 恭子
- 元塾講師
家庭教師
大学生から塾講師・家庭教師として活躍。
中学受験から大学受験まで幅広い学年を扱い、歯学部にも合格させました。
現在は教育・受験ライターとして、医学部受験専門メディアなどにも寄稿しています。