働いていい時間は何時まで?
1日何時間まで働いていい?
原則労働時間を超えたらアウト?
・アルバイトで1日5時間働く契約だったが、お客さんが多かったので1時間延長して働いた
→働いた時間は6時間なので、通常の時給のみの計算
・アルバイトで1日7時間働く契約だったが、繁忙期なので2時間早出した
→働いた時間は9時間なので、1時間分だけ残業手当がつく
・アルバイトで1日8時間働く契約だったが、片付けのため30分居残りした
→30分ぶんの残業手当がつく
また、残業時間についても上限は決まっており、基本的に1ヶ月で45時間、1年間で360時間を超えてはならないとされています。
大学生でそこまで働くことは多くないと思われますが、長期休み時にたくさん働きたい人や、休学して学費を稼ぎたい人などは注意するようにしましょう。
大学生でアルバイトをするときには年間の収入で「103万」や「130万」を超えるかどうかを最初に決めておくようにしましょう。
というのも、アルバイトは働けば働くほど手取りが増える……というものではなく、稼いだ額によって、支払う税金も多くなってくるからです。
特に気にしなければいけないのが103万円で、ここを超えてしまうと扶養者控除が外れ、簡単に言うと扶養者(親)は年に10万円程度の税金を支払わなくてはなりません。
つまり、年間108万円ぐらいしか収入がない場合は、かえって家全体で見たときの収支がマイナスになってしまう可能性があるのです。
また、収入が年間130万円を超える場合は学生であっても国民健康保険に加入しなくてはなりません。
収入や住んでいる地域によって額は異なりますが、少なくとも年間で数万円〜はかかるため、こちらも超えるときは注意が必要です。
大学生のアルバイトは、高校生のバイトと違って働いてはいけない時間帯はありません。
ただし、「1日8時間」あるいは「週40時間」までの労働時間が原則となり、これを超えた分は残業となります。
ちょっと難しいですが、自分の健康を守りトラブルを避けるためにも、アルバイトの労働条件について知っておきましょう!
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