塾講師のバイトが稼げない3つの理由!収入を上げるための5つのポイントも紹介
「塾講師のアルバイトは稼げないって本当?」
「塾のバイトって、意外と稼げなくて焦っている・・・」
「どうやったらもっと稼げるようになる?」
このような悩みをお抱えではありませんか?
塾講師のアルバイトは、高めの時給に設定に設定されているものの、稼ぎにくいという声が多く聞かれます。
しかし、稼ぎ方を理解して取り組めば、安定したバイト代を確保できるでしょう。
今回は、以下のテーマに沿って塾講師バイトの稼ぎ方について紹介します。
・塾講師バイトが稼げない3つの理由
・収入を上げる5つのコツ
・稼げないと感じたときの注意点
この記事を読めば、効率的に時給を伸ばしていくための考え方がわかるので、ぜひ最後までお読みください。
塾講師バイトは稼げない?平均時給は1,200円
塾講師のバイトは稼げないという声は多く聞かれるものの、実際のところ時給が高いバイトに分類されます。
授業形態によるものの、個別指導と集団授業の平均時給は以下のとおりです。
・個別指導塾 約1,200円
・集団指導塾 約1,500円
平均的なアルバイトの時給が約1,100円であることからも、塾講師のアルバイトは高時給であると言えます。
それでも、稼ぎにくいという声が上がっているのも事実です。
この記事では、塾講師が稼げないと言われる理由や、収入を上げるコツについて詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
塾講師バイトが稼げない3つの理由
塾講師のバイトが稼げない3つの理由を紹介します。
1.シフトが増やせない
2.時間外労働が多い
3.稼働時間が少ない
原因を理解すれば対処法が見えてくるため、詳しくみていきましょう。
1.シフトを増やせない
実際に塾講師にアルバイトを経験した方から、最もよく聞かれる声はシフトを増やせないという問題です。
講師の人手が足りている塾で働いていると、なかなか担当コマ数を増やせません。
例えば、時給が1,500円でも週に2コマしか入れなければ、月に1万円程度しか稼げないでしょう。
塾講師のアルバイトとして稼ぐ際には、勤務時間を確保できないというハードルが立ちはだかる可能性があります。
2.時間外労働が多い
時間外労働が多く、働いている時間の割に稼げないという悩みを抱える塾講師は多いです。
講師の仕事は、授業だけではありません。
その他さまざまな仕事を抱えています。
例えば、以下のような仕事があげられます。
・授業準備
・学習記録
・保護者対応
このような仕事に割いている時間が長ければ長いほど、実質的な時給は下がってしまうのです。
もちろん、塾によっては手当を準備してくれる場合があるので、面接時に確認しておくと良いでしょう。
3.稼働時間が少ない
塾講師は、中高生に勉強を教える仕事であるため、生徒たちが学校から帰ってくる夕方から夜の間が稼働時間となります。
そのため、他のバイトと比較して働ける時間が少なく、稼働時間が短くなりやすい傾向があるのです。
それでも、中高生が長期休暇に入ると夏期講習や冬期講習が開催され、朝から授業が開かれる塾もあります。
集中的に稼ぎたい方は、講習期間が狙い目と言えるでしょう。
塾講師は稼げないバイトではない!収入を上げる5つのコツ
塾講師のバイトで効率良く稼ぐために、実践するべきアクションを5つ紹介します。
1.集団授業に挑戦してみる
2.指導スキルを高めて人気講師になる
3.時給が高い塾へバイト先を変える
4.夏期講習などの時期に多くのコマを確保する
5.塾講師で培ったスキルを在宅バイトで活かす
時給を上げたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
1.集団授業に挑戦してみる
一般的に、個別指導塾より集団指導塾の方が時給が高い傾向にあります。
そのため、時給をさらに上げたいという方は、集団授業がおすすめです。
高いところでは、時給2000円以上の報酬が支払われる場合もあります。
指導力に自信がある方は、集団授業に挑戦してみても良いでしょう。
2.指導スキルを高めて人気講師になる
塾講師は、数多くのコマを担当しないと効率的に稼げません。
多くの担当コマ数を獲得するには、生徒から人気を集める必要があります。
生徒から指名を入れてもらうことによって、確実に担当コマ数を増やせます。
もし、担当する生徒が5名でそれぞれ週に3コマずつ獲得できれば、月に60コマ担当できる計算です。
指導スキルを高めて生徒の人気を集め担当コマ数を増やすのは、塾講師で稼ぐ上での正攻法です。
3.時給が高い塾へバイト先を変える
指導力に自信が出てきたり、担当した生徒が結果を残したりするなどの実績が出てきたら、時給が高い塾へ移籍すると良いでしょう。
バイト先によっても、時給を大きく異なる場合があります。
そのため、自分の市場価値にあったバイト先で働くようにしましょう。
もし、働く時間に余裕があるのであれば、掛け持ちをするという選択肢があります。
また、家庭教師やオンライン塾講師など、スキルが活かせるバイトにチャレンジしてみるのも賢い選択です。
4.夏期講習などの時期に多くのコマを確保する
夏期講習は、朝から授業が開催されるため塾講師にとっては最も稼げる時期です。
授業に参加する生徒の数が増えるため、コマ数を増やす絶好のタイミングと言えます。
講習期間中に、数多くの生徒と接することで指導力を高めましょう。
さらに、新規生徒との接触回数が増えるため、指名してくれるお子さんと出会える可能性があります。
そのため、講習期間中は積極的に働くと良いでしょう。
5.塾講師で培ったスキルを在宅バイトで活かす
塾講師で培ったスキルを用いて、在宅バイトにチャレンジできます。
最近、クラウドソーシングサービス上でのサービスのやり取りが盛んになっており、オンラインの塾講師や学習コンサルなど、さまざまな働き方が可能です。
塾講師で培った知識や経験が活かせる可能性は非常に高いです。
塾で働くという発想を転換し、ネットで稼ぐという選択肢を取り入れてみることをおすすめします。
塾講師のバイトで稼げないと感じたときの注意点
塾講師のバイトで稼げないと感じたときに、注意するべきことを3つ紹介します。
1.他の業種のバイトの掛け持ちは避ける
2.時給アップの交渉は慎重に
3.指導のモチベーションを下げない
もっと稼げるようになりたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
1.他の業種のバイトの掛け持ちは避ける
他の業種のバイトと掛け持ちするのは、避けた方が良いでしょう。
なぜなら、塾講師で培った知識や経験を直接活かせないからです。
例えば、塾講師と居酒屋のバイトを掛け持ちした場合、それぞれのバイトで共通して生かせるスキルは少ないでしょう。
それでも、他に興味がある職種がある場合は、チャレンジしてみるのも1つの選択肢です。
しかし、稼げないという理由で他業種にチャレンジするのは、リソースが分散する原因となります。
指導スキルを高めて生徒の人気を獲得するなどして、担当コマ数を増やす方向に力を注ぐことをおすすめします。
2.時給アップの交渉は慎重に
時給アップの交渉は慎重に行いましょう。
なぜなら、塾講師に賃金として分配できる上限が定められている可能性があるからです。
その場合、時給アップの交渉をしても報酬は上がらない可能性が高いです。
既存のバイト先に交渉するよりは、報酬が高い塾に移籍した方が時給が上がる可能性が高いでしょう。
3.指導のモチベーションを下げない
思ったより稼げないからといって、指導のモチベーションを下げてしまうと、より稼ぎにくくなってしまいます。
なぜなら、生徒への指導の質が低下して、人気を集めにくくなるからです。
もし、生徒や保護者から「分かりにくいから他の先生に変えてほしい」と要望があった場合、その生徒を担当できなくなってしまいます。
そのため、塾講師として稼ぎを増やしていきたい場合は、モチベーションを保って指導にあたる必要があるのです。
塾講師は稼げないアルバイトではありません。
この記事を参考に、報酬アップを目指してみてください。
個別指導塾での5年間の講師経験を持つ元塾講師です。
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