教育関係の仕事とは?教師以外の教育にかかわる仕事6選
教育に関わる仕事がしたい場合、まず思い浮かぶのが教師ですね。
しかし、教育にかかわる仕事は教師以外にもさまざまな種類があり、たとえ教員免許状を取得していなくても、教育関係の仕事ができます。
この記事では、教師以外で教育にかかわる仕事を6つ紹介します。
教員免許状をもっていないけど教育関係の仕事がしたい方はぜひ参考にしてください。
学校に関わる仕事
学校で仕事をしている人は、教師以外の人もいます。
ここでは、教師以外で学校に関わる仕事を紹介します。
1.学校事務職員
学校事務職員は、学校に勤務し教育や関連活動をスムーズに行うための事務全般を行います。
公立の小学校、中学校、高校、大学、特別支援学校、私立学校、専門学校などの学校法人で事務職員として勤務します。
教師のように直接子ども達を指導することはありませんが、学校生活を通じ子どもや保護者との関わりがあり、その成長を間近で見られることはやりがいの1つです。
学校事務職員になるためには、公立学校で正職員として働きたい場合は地方公務員採用試験に合格する必要があります。
国立大学は、国立大学法人や独自の採用試験が行われますが、パートやアルバイトの場合は、試験を受ける必要がない場合もあります。
私立学校の場合は、各学校で採用試験を受けます。
学校は日本全国にあるため、さまざまな場所で勤務できることも魅力です。
2.スクールカウンセラー
スクールカウンセラーは学校に配置され、心理の専門家として子どもの悩みを聞いたり、心配事の相談に乗ったりする仕事です。
近年いじめや不登校などの問題が深刻化し、スクールカウンセラーの需要も高くなっています。
主な仕事内容は、子どもや保護者、教職員のカウンセリングやサポートで、アドバイスをしたり意見を出したりと業務範囲は多岐にわたります。
相談に乗った子どもに笑顔が戻ったり、ありがとうという言葉をもらったりする瞬間に喜びを感じることが多い仕事です。
公立学校では文部科学省が平成7年から「スクールカウンセラー等活用事業」を実施し、現在では多くのスクールカウンセラーが配置されています。
スクールカウンセラーになるには、文部科学省では、『「公認心理士」「臨床心理士」「精神科医」「児童生徒の臨床心理に関する知識・経験を有する教授や講師などの経験者」「都道府県又は指定都市が上記の各者と同等以上の知識及び経験を有すると認めた者」のいずれかに該当する必要がある』と定めています。
そのため高校卒業後に大学の文学系、社会学系、教育学系などで心理学について学び、資格を取得する必要があります。
学校以外の教育に関わる仕事
教育に関わる仕事があるのは、学校だけではありません。
ここからは、学校以外で教育に関わる仕事を4つ紹介します。
1.教材開発者
学校で使用する教科書などの教材、塾や家庭学習で使用する参考書や、ICT教育設備の開発などの仕事です。
また幼児教育のための絵本やおもちゃ・DVDなどの教材の開発なども含まれます。
教材開発者は、実際に子どもに関わることは少ない仕事ですが、子どもの教育のための教材開発は子どもの将来に大きく関わり、大きなやりがいも感じます。
近年ではプログラミングやロボット制作などのSTEAM教育を行う学習塾も増え、理系や情報系の教材制作者も多く求められています。
従来の紙のテキストに加え、動画を利用した学習コンテンツやインターネットを利用したe-ラーニングの教材の需要も増えており、動画制作経験者などの需要も高まっています。
2.図書館司書
図書館司書は、図書館で本の整理や管理、本の面白さなどを伝える仕事です。
学校に勤務する図書館司書もいます。
学校に勤務する図書館司書であれば、本の楽しさを子どもに伝え、本が好きな子どもが増えることや身近で子どもの成長を見られることなどが大きなやりがいとなります。
図書館では、子ども向けに絵本の読み聞かせ会などを開催したり、好きな本のコーナーを作成したりと本の面白さを多くの人に伝えられることも魅力の1つです。
図書館司書になるには、大学や短大または高等専門学校の卒業生が司書講習を修了するか、3年以上司書補として勤務し、かつ司書講習を修了する、のいずれかの方法をとる必要があります。
3.塾講師
学校の教師とは違いますが、塾講師は塾で子どもの学習を指導する仕事です。
指導する学年は小学生~高校生と幅広く、個別指導塾や集団塾、進学塾、補習塾など塾の形態もさまざまです。
塾講師のやりがいは、できなかった問題ができるようになった、受験に合格したなど子どもの成長を目の当たりにしたときに感じます。
塾講師は学校の教師よりも子どもにとって身近な存在になることも多く、中には、学校よりも塾が楽しい、塾の先生になら相談できるという生徒もおり教師よりも信頼されることもあります。
塾講師には特に資格は必要ありませんが、大卒・大学生であることが条件になることが多いです。
学校とは違った場所で子どもと関われる塾講師は、教育関係の仕事につきたい人にはおすすめの仕事です。
4.家庭教師
生徒個人の家で勉強を教えるのが家庭教師です。
基本的に1対1で、授業をするよりもわからない箇所の質問に答えることが多くなります。
1対1のため、基本的に全ての授業を教えられると採用されやすくなります。
家庭教師を選ぶ子どもは対人関係が苦手な子どももいるため、子どもと打ち解ける工夫も必要なため、コミュニケーション能力の向上にも繋がります。
家庭教師も塾講師同様、資格は不要ですが、大卒や大学生であることを条件にされていることが多いです。
教師以外にも教育関係の仕事は多い!自分に合った仕事を見つけよう
教育関係の仕事は、教師以外にもさまざまな職業があり、教師にはなりたくない、教員免許状を持っていない場合でも、教育関係の仕事につくことができます。
子どもに直接指導しなくても、学校事務職員やスクールカウンセラーとして子どもと関わることも可能です。
塾講師や家庭教師になれば、学校以外の場所で子ども達と関わり、授業を行うことも可能です。
教育関係の仕事はいずれも、子どもの将来に大きく関わるやりがいのある仕事です。
ぜひ、自分にあった仕事を見つけてください。
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