①体調管理に注意
バイトを掛け持ちする際に一番気をつけなくてはならないのは
「体調」。
2か所のバイト先に行き、それぞれ違った仕事をするため仕事に慣れにくく、疲れをためやすくなってしまいます。
特に注意しなくてはならないのが、
掛け持ちをはじめた直後です。
バイトの疲れで勉強ができない、となってしまわないよう、「片方が体を使う仕事なら、もう片方はデスクワーク」など、工夫してバイト先を探しましょう。
②スケジュール管理が大変
掛け持ちバイトをする時は、
スケジュール管理にも気をつけなくてはいけません。
シフト勤務を出す前に、それぞれのアルバイト先でどの程度働くかを考えておかないと、「シフトが詰まりすぎてしまって勉強どころではない」逆に、「どちらのバイトもほとんどシフトが入らなかった」となってしまいかねません。
最悪の場合は両方のバイト先の出勤時間が被ってしまい、誰かに変わってもらわないといけなくなってしまうことも。
それぞれのバイトのシフトが被らないように、「それぞれのバイトを入れる曜日を決めておく」「片方のバイトは自由シフトのものにする」など気をつけるようにしましょう。
また、バイトのシフトだけを気にしていると自分のプライベートの時間がなくなってしまうこともあります。
勉強とそれぞれのバイト先、
自分の時間のバランスを取るのが難しくなるため注意しましょう。
バイト掛け持ちをするときのコツ
バイトの掛け持ちをするときには、どのような点に気をつけたら良いのでしょうか。
以下で、
バイトの掛け持ちを成功させるためのコツを紹介します。
①双方のバイト先に確認
アルバイト先によっては、
掛け持ちバイトに制限をかけていることもあります。
その理由は「独自ノウハウの流出を防ぐため」「シフト量を確保するため」など。
会社によって「掛け持ちバイト一切禁止」「同業他社での掛け持ち禁止」など、規定も異なっています。
掛け持ち禁止であることを知らずに2つ目のバイトをはじめ、後でトラブルになってしまうことを防ぐため、掛け持ちをしたい時は予め双方のバイト先に確認しておくようにしましょう。
掛け持ちしていることを予め伝えることで、シフトの調整などもしてもらいやすくなります。
「こっそりやればバレないんじゃないの?」と思うかもしれませんが、意外と掛け持ちバイトはバレてしまいます。
「掛け持ちバイト禁止」の店であっても、「同じチェーンの他店はOK」など対応してくれることもありますので、掛け持ちバイトをしたい場合は、まず今働いている店に相談するようにしましょう。
103万の壁に注意
掛け持ちバイトをする時は
「働きすぎ」にも注意が必要です。
学生バイトの場合、働きすぎて収入が増えてしまうと、扶養が外れて親の払う税金などが増えてしまい、家族トータルで見たときの収入がかえって低くなってしまう事があるからです。
大まかな目安として、
「103万」を超えないようにするのが一般的です。
1つのバイト先からしか収入をもらっていなければ給与明細は1つですし、「扶養内で働きたい」と言っておけばその店の店長や経理の人がシフトを組むときに気をつけてくれることもあります。
しかし、2つバイト先がある場合、自分で「今の自分の収入はいくらなのか」を確認しない限り自分の収入がわからなくなってしまいますし、シフトも入れようと思えばいくらでも入ってしまうので、「気づいたら稼ぎすぎてしまっていた」という状況になりやすくなります。
②曜日や時間を決める
掛け持ちバイトをする時は、それぞれの
バイト先に行く時間や曜日を固定にしておくと良いでしょう。
「それぞれの都合に合わせて柔軟に対応しよう」と考えていると、スケジュール調整が大変なためシフトが被ってしまったり、午前中と午後で違うバイトに行ったりしなくてはならなくなってしまいます。
シフトが被るとバイト先に迷惑がかかってしまいますし、1日に2か所のバイトに行くと移動だけで時間と体力を使ってしまうため、効率よく稼げません。
「毎週月曜と水曜はこっちのバイト、火曜と木曜はもう1つのバイト」と決めておくことで、シフト被りや間違いなどを防ぎましょう。
掛け持ちでスキルや収入を増やそう!
掛け持ちバイトには、「スキルが増える」「人脈が広がる」「収入先が増える」などのメリットがあるものの、「体調やスケジュール管理が難しい」といったデメリットもあります。
そのため、
上手くコツを知ってバイトをすることが重要になります。
自分の目的に合わせて掛け持ちバイトをして、上手にメリットを活用しましょう!