ベッドで勉強…って集中できるの?メリットやデメリットを紹介
学校や部活から帰ってきて、机に向かう気がなかなか起きない。
そんなときはベッドで勉強したくなることもあるでしょう。
一方でベッドでの勉強なんてはかどらないのでは?と考える人もいるかもしれません。
実際のところ、ベッドでも勉強はできます。
ただしやり方を間違えると、ただのさぼる口実になってしまうことがあるので要注意です。
今回は、ベッドで勉強をするメリット・デメリット、ベッドでの勉強方法等をご紹介します。
ベッドで勉強はすべき?すべきでない?
ベッドで勉強することは可能ですが、人によって向き不向きがあります。
まずベッドで勉強するメリット、デメリットをご紹介します。
メリット、デメリットを比較した上で、ベッドでの勉強をどう取り入れていくかを考えてみましょう。
ベッドで勉強するメリット
①勉強に取り掛かかりやすくなる
学校ではずっと机の前に座り続け、疲れて帰ってきてから改めて机に向かわなければならない。
こう考えると、やる気がなかなか出ない人もいるでしょう。
しかし、ベッドでの勉強なら堅苦しくないので、勉強へ取りかかりやすくなります。
心理的なハードルを下げるのに、ベッドという環境を利用するのです。
②リラックスした体勢で勉強ができる
椅子に座っての勉強は、姿勢をまっすぐ維持しなければなりません。
特に塾や図書館での勉強なら、人目が気になるので姿勢を崩しにくくなります。
ベッドの上でなら足を崩すことはもちろん、疲れてきたら寝転がってリラックスした体勢を取ることができます。
③ 「暗記は寝る前が最適」という説にかなっている
寝る直前の時間は暗記に最適という説があります。
人間は「寝る直前に見た物を睡眠の中で記憶として保存することができる」と言われています。
寝る前30分~1時間は、暗記勉強のゴールデンタイムということですね。
暗記の勉強をしたらそのあとは極力何もせず、すぐに寝ることが重要です。
もし机で暗記勉強をしたとすると、寝るまでの間に着替えやシャワーなど切替の時間が必要になってきますね。
これに対しベッドでの暗記なら、勉強を終えた後さっと寝るのは簡単です。
ベッドで勉強するデメリット
①すぐ寝てしまうと意味がない
ベッドで勉強をするときの最大の敵は、睡魔。
リラックスした体勢で勉強できるのは嬉しいですが、あまりリラックスしすぎるとそのまま寝てしまう可能性大です。
勉強を始めてすぐ寝てしまうようであれば、ベッドで勉強とは名ばかり。
ただのさぼる口実になってしまう恐れがあります。
②勉強できる内容が限定的
ベッドでできる勉強は限定的です。
基本的には暗記が中心です。
簡単な書き問題はサイドテーブルやメモ帳を使えば可能ですが、たくさんの文字や数式を書くのは難しいです。
特に模擬試験に挑戦するときは実際のテストと同じ環境、すなわち机に向かい、椅子に座った状態で学習する方が望ましいでしょう。
ベッドでの勉強ばかりでなく、机に向かう勉強時間もちゃんと確保したいところです。
③集中力や緊張感を欠く可能性あり
ベッドは基本的にはリラックスして眠るところです。
質の良い勉強をするためには集中力や適度な緊張感も必要です。
ベッドで勉強をすると、休み感覚と勉強しようとする気持ちが混じってしまう可能性があります。
結果的に「集中するにも休むにも中途半端」という状態になってしまっては損です。
ベッドでの勉強は机での勉強と上手に組み合わせる
このように、ベッドでの勉強にはメリットとデメリットがあります。
机に向かうまでのハードルが高くなかなかやる気になれない。
そんな人にとっては、ベッドでの勉強を取り入れてみる価値はあるかもしれません。
暗記には特に効果が期待できます。
しかし、机でする勉強とベッドでする勉強をイコールに考えてはいけないのも確かです。
2つの勉強方法を上手に組み合わせることが大事といえます。
ベッドでの勉強方法や注意点をご紹介
ここからは、ベッドでの勉強方法や注意点を具体的に見ていきましょう。
①暗記事項を中心に勉強する
ベッドでの勉強には、暗記分野が向いています。
例えば、古文重要語集を眺める、自分で作った英単語帳をめくるといった勉強方法が考えられます。
数学はベッドでの勉強にはあまり向きませんが、公式の確認ぐらいはできます。
また、すぐに答えが出るような簡単な問題はベッド学習でも対応できます。
例えば、1問1答集を使った学習です。
1問1答集なら答えを思い浮かべてその場で確認ができますし、大きさが小ぶりなものが多いのでベッドに持ち込んでもかさばりません。
②リスニングの勉強もできる
ベッドでできる勉強方法には、リスニングもあります。
リスニングなら参考書や単語帳を手に持つ必要もありません。
どんな体勢でも勉強できますので、ベッドでも取り組みやすい内容と言えます。
一方で、リスニングには目をつむって聞いていると眠くなってしまうというリスクもあります。
またスマートフォンを使って音源を再生する場合は、ついついSNSやアプリゲームを開きたくなってしまうので注意しましょう。
寝る前にスマートフォンを見すぎると、寝不足の原因になりますよ。
③机での勉強分野を分けて勉強計画を立てる
ベッドでの勉強だけでは、勉強は完結しません。
机でする勉強、ベッドでの勉強を分けて勉強計画を立てることが大事です。
例えば平日はベッドで暗記事項を抑え、休日には机で集中して勉強をするというようなルールを作ってみるとメリハリがつくのではないでしょうか。
社会や英語は、先に暗記事項を覚えてしまってから問題を解いた方が効率が良くなります。
よってベッドで勉強してから、机の勉強でまとめをするという形で勉強計画を立てるのも良いと思います。
④完全に寝転がらないように気を付ける
ベッドで勉強する時は、寝転がるのではなくできるだけ体を起こすようにしましょう。
完全に寝転がると、以下のような問題点が生じます。
・眠気を感じやすくなり、寝落ちリスクが高まる
・参考書や単語帳がもちにくい
・書き込みが非常に難しくなる
・緊張感や集中力が低下する
ベッドでの勉強に役立つアイテム
ベッドで勉強するときに、用意しておくと便利なアイテム4点をご紹介します。
①サイドテーブル
基本的に筆記用具が使いにくいベッド学習ですが、サイドテーブルを使えば簡単な書きものは可能です。
暗記勉強中に、参考書や単語帳に書き込みしたい場面もあるでしょう。
覚えづらい単語にマーカーを引きたいとき、公式確認のための簡単な問題を解きたいときなどは、サイドテーブルがベッドのそばにあると便利です。
②デスクライト
サイドテーブルを用意できるなら、その上にデスクライトも置いておくと便利です。
手元を明るくしてくれるので、勉強に集中しやすくなります。
兄弟等と同じ部屋で寝ている場合には、夜遅くまで部屋の明かりをつけておくのが難しい時もあるでしょう。
デスクライトがあれば部屋の電気は暗くしつつ、自分の手元だけを明るくして勉強することも可能になります。
サイドテーブルがない場合は、ブックライトを使うのもお勧めです。
これは夜間読書用のライトで、しおりのように本に挟みながら手元を照らすことができるグッズです。
ベッドの中での参考書チェックに便利です。
【LEDブックライト | 楽天市場】
③クリップボード、表紙の固いメモ帳
ベッドでの勉強でも、クリップボードがあれば簡単な書き物は可能です。
クリップボードではかさばるという場合は、表紙の固い小さめのメモ帳を用意しましょう。
メモ帳の表紙をボード代わりに書き物をすることができます。
サイドテーブルを用意するスペースが無いけれどベッドで書き物をしたいときは、クリップボードやメモ帳を使ってみてください。
④付箋
ライン線を引きにくい環境でも、この部分をピックアップして置きたい。
そんな時に使えるのが付箋です。
「ベッドでの勉強で気になった部分に付箋を付けておく→次の日にチェックし、必要な書き込みなどをする」
という流れで勉強できますよ。
まとめ
ベッドで勉強をすることには、一定のメリットがあります。
しかし、ベッドでの勉強がメインになってしまうのはあまり良くありません。
机での勉強と上手く使い分けて下さいね。
キャリアUPエージェント非公開求人
現役大学生も登録OK!
貴方のご希望に沿った仕事先の塾を
紹介するサービスです。
まずは、ご希望をお聞かせください。
キャリアUPエージェント非公開求人
申し込み完了
スタッフよりご連絡いたしますので、今しばらくお待ちください。
ダイレクトスカウトご登録
申し込み完了
貴方のプロフィールに興味を持った塾から連絡が入りましたらメールでご連絡が届きます。
届きましたら当サイトにログインをして、ご連絡をお願いいたします。