①大学生のお金の使いみちは何?
1位 食費 273人(26.8%)
2位 娯楽費(趣味・習い事に使う費用) 161人(15.8%)
3位 交際費(友人や恋人との交際に使う費用) 140人(13.8%)
4位 洋服、靴、バッグなどのファッション費 105人(10.3%)
5位 家賃 89人(8.7%)
6位 学費・教材費 76人(7.5%)
7位 交通費 73人(7.2%)
8位 メイク・美容費 34人(3.3%)
9位 通信費 25人(2.5%)
10位 水道光熱費 5人(0.5%)
この数値からわかるように、大学生が生活費として使っているお金の中でも、最も多いのが「食費」となっています。
一人暮らしならもちろんですが、実家暮らしでもランチやお付き合いでの夕食などにかける費用が比較的大きなウェイトを占めているようです。
さらに次に来るのが娯楽費で、3位が交際費、4位がファッション関連となり、食費以外はどちらかというと絶対に必要なものと言うよりは、余暇的なことに対してお金を使っているということになっています。
②大学生が節約しているものは何?
1位 食費 302人(30.7%)
2位 洋服、靴、バッグなどのファッション費 195人(19.2%)
3位 交通費 116人(11.4%)
4位 メイク・美容費 87人(8.6%)
5位 娯楽費(趣味・習い事に使う費用) 80人(7.9%)
6位 交際費(友人や恋人との交際に使う費用) 65人(6.4%)
7位 水道光熱費 47人(4.6%)
8位 学費・教材費 36人(3.5%)
9位 通信費 24人(2.4%)
10位 家賃 21人(2.1%)
ということでこちらもやはり食費が1位となっています。
最も生活費の負担が多い食費ですから、その分節約を心がけているということなのでしょう。
2位となっているのがファッション関連の出費です。
ファッションに気を配りたいのが大学生というものですが、最近ではプチプラのファッションもそれなりにおしゃれになっていますから、工夫すれば大きく節約できるポイントとなります。
③一人暮らしと実家ぐらしの生活費の違い
●実家暮らし
食費 7,125円
住居・光熱費 0円
保健衛生費 3,408円
娯楽・し好費 10,708円
その他の日常費 10,967円
合計 32,208円
●一人暮らし
食費 22,783円
住居・光熱費 41,475円
保健衛生費 3,525円
娯楽・し好費 11,350円
その他の日常費 13,233円
合計 92,367円
このようにザクッと計算して一人暮らしと実家暮らしの生活費は約7万円の差があり、一人暮らしの大学生の生活費は10万円を若干下回る程度必要という数字が出ています。
もし一人暮らしで大学生活を送る予定であるのなら、学費などの大学に必要なお金以外に、毎月10万円程度の生活費を用意する必要があることを事前に理解しておくべきです。
ちなみに家賃に関しては、東京23区内に住むとなると、相当の金額を覚悟しなければなりません。
地方都市と比較して東京の家賃は圧倒的に高額となり、1Kやワンルームなどの一人暮らし用の部屋だとしても、最低で5万円は必要、実際にはそれ以上というのが相場となります。
大学生になって一人暮らしを始めるというのは、実家を出るには良いタイミングと言えます。
しかし当然ですがここまで見てきてわかるように、一人暮らしは実家ぐらしと比べて大きく出費が膨らむもので、気軽に試してみようという種類のものではありません。
さらに一人暮らしは毎月の生活費が増える以外に、一人暮らしを始めるためにある程度の資金が必要となります。
部屋を借りるためには敷金や礼金がいる他、引っ越し費用など生活のために必要ないろいろな家具や道具も買い揃えなければなりません。
①一人暮らしを始める費用
①大学生の収入の内訳
仕送り 95,392円
奨学金 31,100円
アルバイト 30,542円
定職収入・その他 3,600円
合計 160,633円
基本的にこの金額は一人暮らしの際の収入ということになり、仕送りや奨学金、そしてアルバイトが主な収入源となっています。
トータルで16万という数値は、今回紹介した必要な生活費を上回るため、余裕があるように見えるかもしれません。
しかしこの数字を見ると仕送りが大きなウェイトを占め、それについで奨学金が利用されていることがわかります。
現実的に実家ぐらしでない場合はこの仕送りがないと収入が大きく減ってしまい、生活が成り立たなくなる可能性が高いと言えるでしょう。
現実的に9万5千円という金額を、アルバイトなどで補填することは困難で、一人暮らしには仕送りが必須であることがわかります。
②大学生の学費の平均値はいくら?
●国立大学の初年度納付金の平均額は「81万7800円」
●公立大学の初年度納付金の平均額は「93万2251円」
●私立大学の「文科系」初年度納付金の平均額は「116万6922円」
●私立大学の「理科系」初年度納付金の平均額は「154万4962円」
●私立大学の「医歯系」初年度納付金の平均額は「482万2395円」
ということになっています。
この数字は初年度に必要となる金額で、その後は授業料のみとなります。
大学生になると学費を含めてたくさんのお金が必要となります。最低限必要なお金の相場を理解して、充実した大学生生活に備えておきましょう。
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