週一回しかシフトに入らないのが迷惑かどうかは職場による
バイトをしてみたいけど、日常生活が忙しくてあまり時間がない。
そんな時は「週一回だけ働けるバイト先があったらいいな」と考えてしまいますよね。
一方でこのような働き方は周りの迷惑になるのではないか気になる人もいるでしょう。
そんな人は、週一回のバイトでも迷惑と思われないような働き方を探してみましょう。
週一回しかシフトに入らないのが迷惑かどうかは職場による
週一回のバイトが迷惑かどうかは職場により異なります。
バイトにはできるだけ長い時間働いてほしい職場なら、週一回のシフト希望者は迷惑に感じるかもしれません。
しかし、このような職場は募集段階で「フルタイム希望」や「週5日勤務できる人」などの条件を提示しているはずです。
できるだけ日数多めに働いてほしいとしているバイト先に応募し、
採用となった後「やっぱり週一回しか勤務できません」と言ったらそれは迷惑でしょう。
しかし最初から週一の勤務OKの職場に応募すれば、このような事態にはならないはずです。
職場に迷惑をかけずに働きたいのなら、週一回からでも雇ってもらえるバイトを探せばよいのです。
週一回でOKのバイトを探すのは難易度高め
週一回シフトを認めているバイトを見つければ、少ない勤務だからと言って職場に迷惑をかけずに済みます。
しかし、週一回OKのバイトを探すのは結構難易度が高いです。
1.週一回のバイトを募集している求人は少ない
週一回のシフトでもOKとしているバイトは少ないです。
バイト向けの求人サイトに行って検索をかけると、それが実感できると思います。
たいていの企業は平日はずっと営業していますし、土日の休みがないところもあります。
人手不足をバイトで補いたいという職場としては、できるだけたくさんシフトに入ってもらえた方が助かるのでしょう。
少ないシフトで働けることをアピールしている職場もありますが、それでも「週3,4日以上」としているところは多いです。
2. 週一回OKだったはずなのに、落とされる?
「週一回からOK」と書いてある職場が見つかったとしても、本当に「週一シフト希望」で応募すると落とされる可能性があります。
本当はできるだけたくさんシフトに入ってくれる人が欲しい、けれど週五入れる人に限定すると応募者が少なくなってしまうかもしれない。
バイト先はそのように考えて「週一回からOK」という求人を出してるのかもしれません。
この職場に週一回シフトを希望している人と週五回シフトに入れる人が面接に来たら、後者の方が選ばれる確率は高くなります。
募集を出す側が嘘をついているわけではないですが、入れるシフトが極端に少ないと不利に働くことがあるかもしれません。
3.週一回のシフトOKだったのに、後からシフトが増やされる?
採用時のシフト希望にかかわらず、後からシフトを増やしてほしいと頼まれたり、いつの間にかシフトが増えているというケースもあります。
「急な病欠や辞職で一時的に人材不足になっている」
「優秀だからもっと働いてほしい」
など、シフトが増える背景には様々な理由があります。
週1回のシフトは少ないから、余裕があるだろうと勝手に思い込んでいるのかもしれませんね。
時々なら希望以上のシフト要請に応じ、職場を助けることも必要でしょう。
しかしあまり気を使って出勤日を増やすと
「本当は希望シフト以上に働けるんだ」と勘違いされてしまう事にもなりかねません。
頻繁に希望以上のシフトを頼まれる職場なのかどうかは、働きださなければわかりません。
もし働き出してから希望のシフト以上の働き方を求められる場合は「増やすなら週〇回まで」と条件付きで譲歩するか、職場を変えることも検討してみましょう。
週一回のシフトでも働きやすい職場を探そう
週一回のシフトで働けるバイトは少ないですが、まったくないというわけではありません。
週一回からでも応募できるバイトの特徴には、次のようなものがあります。
1.業務内容が簡単
週一回のシフトだとどうしても仕事が覚えにくくなります。
しかし、バイトの中には業務内容がさほど難しくないものもあります。
このようなバイトの場合は週一回のシフトでも、仕事内容を覚えやすいでしょう。
2.バイトが必要な時間が限られている
バイトが必要な時間が限られた職場では、週1回のシフトでも働きやすいはずです。
例えば平日はさほど忙しくないけれど、休日のみ人手不足になるような店舗などです。
このような職場に応募する際は、職場が必要としている曜日や時間帯に合わせることで少ないシフトでも歓迎してくれるでしょう。
土日祝日や、早朝深夜勤務などは狙い目です。
3.人手不足の職場
とにかく人手が欲しいという職場では、週一回の勤務でもよいから手伝ってほしいと採用される可能性が高くなります。
ただし人手不足である分、後からシフトを増やせないか打診される可能性はあります。
4.パート主婦が多い職場
家庭の事情であまり長く働けないパート主婦が多い職場では、短時間勤務や少ないシフトでの勤務で働くのは珍しいことではありません。
週一回のバイトでもあまり目立たず働ける可能性があります。
5.人が多い職場
たくさんの人が在籍している職場では互いにフォローしあえるので、少ないシフトでも働きやすいです。
週一回シフトでも応募しやすいバイト
ここからは、週一回シフトでも応募しやすいバイトについてご紹介します。
1.塾講師
塾講師は授業時間に限って需要が発生するため、週一回からのバイトでも応募しやすいです。
人に教えるのは難しい側面もありますが、
自分の勉強してきた今までの経験を活かすことができるので週一シフトでも仕事をしやすいはずです。
たくさんの講師が在籍している職場では、シフトの穴を互いにカバーできるメリットがあります。
2.家庭教師
家庭教師も週一回からバイトしやすい職種です。
塾講師と同じく自分の勉強経験を活かせます。
また週一回とはいえ、生徒と一対一でかかわるため信頼関係も築きやすいでしょう。
ただし、生徒の要望に合わせて週何回仕事をするかが左右されやすい側面はあります。
3.警備員
警備員は人手不足になりやすい職業で、週一回のシフトでも雇われやすい傾向にあります。
夜勤ができるなら特に歓迎されるのではないでしょうか。
交通誘導員として日中働く選択肢もあります。
4.軽作業員
商品の仕分けや簡単な組み立てなどの軽作業は、特別な技能が必要とされるわけではないので週一回でも仕事が覚えやすいでしょう。
変化がないのは退屈かもしれませんが、接客が苦手で黙々と働ける職場が良いという人は一度検討してみてください。
5.コールセンタースタッフ
コールセンターはたくさんの人数を必要としているため、週一回のシフトを希望している場合でも採用されやすいでしょう。
髪型や服装が自由であったり、短時間勤務が可能だったりする職場もあるので、柔軟な働き方がしやすいです。
6.イベントスタッフ
特定のイベント時のみ需要が発生するイベントスタッフは、時々働きたいという人にピッタリなバイトです。
コンサートの手伝いや商品販売のPRなど、いろいろな現場でバイトを募集しており日常とは違った世界をのぞける楽しみもあります。
今までのシフトを減らして週一回の勤務に切り替えたい場合
最後に、今までのシフトを減らして週一回の勤務に切り替えたい場合について解説します。
あなたがある程度バイト経験を積み、戦力になっているのだったら週一回の勤務でも役に立てるはずです。
店長としてもいきなりベテランバイトに辞められるよりは、週一回でも働いてくれた方がありがたいでしょう。
とはいえ、バイトの回数が減らせば職場に影響を与えるのは避けられません。
シフトを減らすときは早めに店長に相談するようにしましょう。
減らした分のシフトをどう補うのか、考えてもらわなくてはならないからです。
他のバイトに入ってもらえないか打診することもありますし、新しく新人を雇う場合もあるでしょう。
いずれにせよ、早めの対策が必要になります。
もし、どうしてもシフトを減らせないと言われたら、バイトを辞めて週一回の勤務でも働きやすいところへの転職を検討しましょう。
週一回でも働ける職場は少ないながらも存在します。
バイトとそれ以外の時間を上手に両立できるような働きやすい職場を見つけてください。