バイトの始め方はどうしたらよい?バイトの探し方から初出勤までの流れを解説!
学生の多くが気軽にバイトをしているように見えますが、実は最初のハードルは結構高いものです。
始めてバイトに挑戦する時は、どうしてよいのかわからないことが多いのではないでしょうか。
バイトをしたいけど、始め方が分からない…そんな悩みを抱えている人のためにバイトの始め方を解説します。
この記事を読めばバイトの探し方から初出勤までの流れが分かりますよ。
バイトの始め方その1 希望のバイトを探そう
バイトを始める最初のステップは希望のバイトを探すところから始まります。
1.バイトの希望条件を考えておく
バイトを募集している企業・店舗は山のようにあり、待遇も様々です。
とりあえずバイトができれば何でも良いと思っていると、バイトを始めた後で後悔することになるかもしれません。
まずある程度は「こんなバイトがしたい」という希望条件を決めておくとバイトを選びやすくなります。
2.バイトの探し方
バイト求人が探せるツールはいろいろあります。
特徴を知って使いこなしましょう。もちろん、複数利用するのもアリです。
・バイト情報誌
コンビニやファミレスなどに置いてある無料の求人誌。地域にあった幅広い求人情報を掲載しています。
・求人サイト、アプリ
自宅や外出先、どこからも理由できて便利です。勤務地や職種、希望時給から求人を絞り込みやすいという特徴があります。
・ハローワーク
官公庁や個人商店など、バイト情報誌などに載っていない求人も探せます。
・大学
大学生なら学生課でバイトを紹介してもらったり、大学の掲示板にある求人応募の張り紙を利用したりできます。
他にお店に貼ってある求人ポスターからバイト募集の情報を得る、知人からバイトを紹介してもらうといった方法があります。
バイトの始め方その2 応募してみよう
やってみたいバイトが見つかったら、早速応募してみましょう。
1.電話で応募する
求人情報の中にかかれている連絡先に直接電話するのは、とてもメジャーな応募方法です。
担当者に余裕を持って対応してもらえるよう、できるだけ忙しい時間帯を避けて電話するようにしましょう。
初めてのバイトで電話応募をするのはとても緊張するものですが、声が暗かったり聞き取りにくかったりすると面接の前からマイナス印象を与えてしまうかもしれません。
できるだけはきはきと用件を伝えられるよう頑張ってください。
口ごもってしまうのが怖いという人は、あらかじめどんなことを言ったらよいのかをメモしてそれを読みながら電話してみると良いですよ。
なお、その場で面接日の調整や面接に必要なものを伝えられることがあります。
後で確認できるよう、手元にはスケジュール帳と筆記用具を準備してメモが取れるようにしておきましょう。
ちなみにハローワークを通してバイトに応募するときは、ハローワークが面接予約の電話をしてくれます。
※ただし、ハローワークを利用するには事前の申し込みが必要です。
2.Webから応募する
サイトやアプリで求人が行われている場合、必要事項をフォームに入力しWebから応募できます。
あとは、応募先から電話やメールで面接についての返信が来るのを待つだけです。
応募先に電話をかけるのは緊張する、という人にとってWeb応募は魅力的なシステムです。
だたしいつ応募先から返信が来るか分からないため、電話に出そびれたりメールを見逃してしまったりする可能性もあります。
数日の間に返信があるはずなので、着信履歴や受信ボックスをしっかりチェックしてください。
バイトの始め方その3 面接準備をしよう
無事応募が完了したら、次は面接のための準備を行います。
1.履歴書を用意しよう
応募先からはたいていの場合面接に履歴書を持ってくるよう求められます。
履歴書は100円ショップやコンビニで購入できます。
無料の求人誌に付録としてついている場合もあり、手に入れるのは難しくありません。
テンプレートをネットからダウンロードし、パソコンで作成することも可能です。
履歴書は手書きでもパソコンで作っても大丈夫ですが、どちらが好印象かは職場の考え方にもより、評価が分かれるところです。気になる場合は応募先に直接聞いてみてもよいでしょう。
履歴書を埋めていく過程で基本プロフィールや志望動機を整理しておくことは、面接に役立ちます。
履歴書不要としている求人もありますが、面接対策のためにも履歴書は一度完成させた方が良いです。
2.面接対策をしよう
面接には、入室から退出まで様々な「型」があります。敬語を正しく使う必要もあります。
慣れていないと戸惑うことが多いので、家族や友人に協力してもらって面接の練習をしておくことをお勧めします。
バイトの始め方その4 面接を受けよう
いよいよ面接です。緊張するのは当然ですが、練習したことを思い出して頑張ってください。
1.清潔感のある服装や髪形を心がけよう
面接では、始めて応募先の担当者と顔を合わせることになります。
第一印象が悪くならないよう、清潔感のある服装と髪型になっているか姿見で確認してから出かけましょう。
バイトの面接は必ずしもスーツである必要はなく、シンプルなシャツやパンツ、スカートを選ぶのが一般的です。
面接向きの服装は職種によって違うところがあるので、職場の雰囲気に合ったものを選ぶとよいでしょう。
2.面接会場には早めに行こう
面接会場には10分程度前につくようにし、ぎりぎりの到着にならないよう心がけましょう。
そのためには、面接会場の位置を事前にチェックし、交通手段を調べておくことが重要です。
余裕をもって到着すれば、身だしなみを整える時間も取れます。
3.自分の希望はしっかり伝えよう
面接では、シフトの希望などを聞かれることもあります。
応募先の事情に合わせた働き方ができるとアピールすれば、採用確率は上がります。
ただし、自分の譲れない希望条件はしっかり伝えるようにしましょう。
学生の場合はテストや帰省などで休みを取らなければならない期間もあるはずです。
下手にごまかすと後でトラブルになるので、気を付けてください。
4.重要事項に関してしっかり確認しよう
面接中に面接結果の通知方法や仕事上の約束事など、重要事項が伝えられる場合があります。
初めての面接で緊張していると聞き逃しがちになりますので、気を付けましょう。
重要事項に関しては、一方的に聞くのではなく聞いたその場で復唱すると忘れにくくなります。
5.面接中にメモを取ってもよい?
重要事項について後で見直したいときは、メモを取っておけば安心です。
面接中にメモを取っても特に問題はありませんが、
面接官には一言「後で確認するためにメモを取ってもよろしいでしょうか」と断るようにしてください。
またメモを取るのに夢中になりすぎて面接官を待たせてしまうことがないように注意しましょう。
バイトの始め方その5 結果を受け取ろう
合否結果は面接後1週間前後に届くのが一般的です。
面接直後に合否連絡がいつどんな形で行われるのか教えてもらえるケースもあります。
合否結果のメールや電話を見逃さないようにしましょう。
1.無事合格なら初出勤日について確認する
無事合格したのなら、初出勤についての指示があるはずです。
初出勤日、時間、持ち物などをしっかり確認してください。
電話で合否連絡がある場合は、細かい連絡事項を聞き逃してしまうと大変です。
メモを用意して指示内容を書き留めておくことをお勧めします。
また、採用してもらったことへのお礼を忘れずに伝えてください。
2.不採用なら失敗を活かして次のバイトを探そう
残念ながら不採用に終わった場合でも、落ち込む必要はありません。
バイト応募の予行練習ができたと割り切り、次のバイトを探せばよいのです。
面接や履歴書に反省点があれば、修正して次に活かしてください。
ただし一度使った履歴書を次の応募に利用するのはNGです。
応募先に合わせた新しい履歴書を作成してください。
バイトの始め方その6 いざ初出勤!
いよいよバイトのスタートです。
初出勤では失敗もあるかもしれませんが、それは当たり前のことです。
職場に早くなじめるよう頑張れば、周りも受け入れてくれるはずです。
1.職場には早めに出勤しよう
初出勤から遅刻すれば、時間にルーズな人という第一印象を持たれてしまいます。
職場には出勤時間の10~15分前に到着できるよう心がけてください。
早めに家を出れば、交通機関が遅れても対応しやすくなりますよ。
2.しっかり自己紹介をしよう
初出勤の日は、各部署に顔見せすることが予想されます。
自己紹介の場を用意してくれる職場もあります。
自分の事、バイトへの意気込み等を知ってもらえるよう、はきはきと自己紹介ができるようにしましょう。
あらかじめどんな自己紹介をしようか、考えておくのもよいですね。
バイトを始めるのは緊張するものですが、働くことで世界は広がっていきます。
勇気を出して、挑戦してみてください。