

教え方が上手な先生の8つの特徴

熱意がある
生徒たちを良くしたい、合格させたい、成績を上げたいという熱い思いがある先生は教え方が上手です。 生徒に理解してほしいという気持ちがあるため、少しでも生徒にわかりやすいように授業を進めます。 また、熱意がある先生は生徒のことをしっかりと観察しているため、生徒のつまずきにも気づきやすい傾向があります。 生徒や授業に対する熱意があることは、塾講師にとって最も重要なことです。 所詮バイトだからという考え方はやめましょう。ポイントを最初に伝える
その日の授業のポイントを、最初に伝えることも教え方が上手な先生の特徴です。 最初にその日に覚えてほしいことを伝えておくことで、生徒は授業に集中できます。 生徒にとって重要なポイントがわかるため、その日の授業の目標も明確になります。 授業の最初と最後に大切なポイントを伝え、確実に生徒の理解度を高めましょう。声のトーンやボリュームが適切
生徒に教えるためには、声のトーンやボリュームも大切です。 小さい声ぼそぼそとしゃべると生徒には聞き取れません。 声が小さいと退屈に感じる生徒もおり、授業が成り立たないこともあります。 最初は、「聞こえません」という生徒もいるかもしれませんが、小さい声が続いているとそのうち授業を聞かなくなるでしょう。 教えるのが上手な先生は、はっきりと大きな声で授業をします。 また重要なポイントを教えるときには大きな声にするなど、緩急をつけることもポイントです。生徒のレベルに合わせて教えられる
教え方が上手な先生は、生徒にレベルを合わせて教えられます。 例えば、九九がわからない生徒に連立方程式を説明しても理解できないように、生徒に何から伝えるか、何を伝えないかの判断ができます。 生徒のレベルを判断し、生徒のレベルに合わせて解説できることも大切です。 生徒の理解度を計るためには、小テストを利用するなどの工夫をします。 また、生徒に質問してみる、説明させてみるなど、わからないことを言葉にすることで生徒自身が気づくこともあります。 生徒自身で気づけるように導けるのも教え上手な先生の特徴の一つです。生徒がわかりやすいように工夫する
教え方が上手な先生は、単純に解説するだけでなく、生徒がわかりやすいように工夫します。 例えば、生徒の前で問題を解いてみるなどでお手本を見せる、具体的な例を挙げる、例え話を使う、クイズ形式や世間話などを交えて生徒が授業に飽きないようにするなどです。 教えるのが上手な先生は、一方的に教えるだけでなく生徒が理解できるようにさまざまな工夫を凝らして授業をしています。生徒のモチベーションを高める
教えるのが上手な先生は、生徒のモチベーションを高めることも上手。 生徒を褒めることも上手で、生徒のことをよく見ています。 生徒は褒められると、うれしくなり意欲的に勉強に取り組むようになります。 教え方が上手な先生は、生徒が自ら学べるように生徒をうまくサポートします。 いくら授業でうまく教えても、生徒が自ら学ぶ姿勢がないと生徒の成績は伸びません。 生徒の成績を把握し、少しでも伸びたら褒めたり、いつもよりもよく勉強している場合に褒めたりすることで、生徒のモチベーションがどんどん上がります。教える教科の知識が豊富
教科の知識が豊富だと、生徒にさまざまな角度から説明できるため理解しやすくなります。 例えば国語の場合、文法をそのまま教えるよりも、物語の流れの中で教える方が理解しやすくなります。 物語についての解説をし、生徒が物語について興味が出れば、一緒に文法についても理解できるようになります。 単純に教えるだけでなく生徒が興味を持てるように、ときにはその教科の雑学のような話も混ぜながら授業を進めていけるため、生徒も楽しく授業を聞けます。生徒とのコミュニケーションが取れている
教えるのが上手な先生は、生徒とのコミュニケーションがきちんととれています。 そのため生徒の苦手なポイントも把握しやすく、授業中でもわからない場合はスムーズに質問できる環境を作れています。 生徒に上手に教えるためには、生徒の目線になることがポイント。 生徒とコミュニケーションを取ることで、生徒の目線になり生徒がわからないと思っていることを把握しつつ教えられることが大切です。
教え方が下手な先生の5つの特徴

抽象的に話す
教え方が下手な先生は、抽象的な言葉で教えてしまいます。 「~と思う」「多分、~だろう」などの抽象的な表現は生徒に不安を与えます。 塾講師自身が、理解不足の場合は言葉が抽象的になりがちです。 教えるポイントも絞れていないため何が説明したいのかよくわからないということにもなります。 授業前には、しっかりと準備し授業内容を理解してから授業に臨みましょう。 もしも、わからない問題を質問された場合は、曖昧に答えないで「調べてから答えるね」と伝えるのもいいでしょう。生徒がわからないことがわからない
生徒がどこまで理解し、どこがわからないのかを把握しないまま、教えてもうまく教えられません。 例えば、数学の問題をミスした生徒がいた場合、ミスした原因がケアレスミスなのか根本的にわかっていないのかでは、解説の方法は異なります。 一方的に、一般的な解答を説明するだけでは生徒にしっかりと理解させることは難しいでしょう。 生徒がわからないポイントを把握するためには小テストをする、生徒の様子をよく見ることなどが大切です。自分本位
教え方が下手な先生は、自分本位に教えます。 生徒の理解度を把握しないで「これくらいわかるだろう」という思い込みから、教えるため一方的になってしまいます。 「わかって当たり前」ではなく生徒の立場になって考えることが大切です。 生徒の立場に立つためには、わからない頃の自分を思い出すことです。 さらに生徒の様子をよく観察し、生徒の理解度をしっかり把握することも重要。自分本位にならないで生徒のペースに合わせて教えましょう。 上手に教えるためには、早口過ぎるのもNGです。 ゆっくり解説し生徒に考える余裕を与え、生徒の様子を見ながら教えていきましょう。威圧的、高圧的な教え方
威圧的で高圧的な態度で授業する先生は教え方が下手です。 めんどくさい、イライラする気持ちが態度に現れるため、生徒は委縮してしまいわからないことがあっても質問できません。 生徒が気軽にいつでも質問できることは、教え方が上手な先生のポイントです。 質問できない空気を作り生徒に質問する機会を与えない先生は、生徒の成績を伸ばせません。 質問に来られたら困る時間帯はあらかじめ伝えておく、授業中に何度も質問される場合は個別に指導するなど、感情的にならないように対策しましょう。声が小さい
先ほども書きましたが、声が小さいと、生徒は聞き取りづらく授業に集中できません。 大きい声を出し過ぎる必要はありませんが、教室内の生徒全員に聞き取れるほどの声の大きさは必要です。 あまりにも声が小さいと、生徒は授業を聞かなくなり、授業が成り立たなくなります。 できるだけ、生徒に聞こえやすい声で指導しましょう。
教え方がうまい人、下手な人の違いは熱意と生徒への配慮

レア求人・スカウトメールの通知を受け取れます!
会員登録はこちら
関連記事
【塾講師】教え方が上手な先生と下手な先生の違いを解説!熱意がある先生はわかりやすい
塾講師には教え方が上手な先生、下手な先生がいます。 教え方の上手な先生の生徒はぐんぐん成績が伸…
2022年5月16日保護者面談は緊張する?!面談中に気をつけるべきポイント3選
「保護者面談を任されたけど、具体的に何を準備したら良いかわからない。」 「きちんと面談を乗り切れ…
2021年10月15日【もう悩まない】文頭で使えない英語の接続詞5選!カンマの使い方も解説
「英作文でandを文頭に置いたらだめだって言われた」 「文頭に置いてはいけない接続詞には何があるの?…
2022年2月28日塾講師のバイトで間違えて教えてしまった!正しい対処法と間違えないためにすること
いくら塾講師といえど、一人の人間。どうしても間違えて教えてしまうことはあります。 もちろん間違…
2021年10月14日be動詞過去形の使い方を例文とともに徹底解説|練習問題にも挑戦しよう!
「be動詞の過去形の使い方がわからない…」 「応用問題が解けるようになりたい。」 「英語のテスト…
2021年12月27日塾講師が社会科を教える時のポイントまとめ!気を付けたい注意点も解説
社会科というのは、実はかなり広い分野の集合体です。 日本史、世界史、地理、政治、思想、経済…と分…
2022年6月3日